おみくじツアー山梨編②北口本宮浅間神社
おみくじ、ひいてますかーーー!
ひいてます!
大柴です。
今回は、山梨県で大人気の、観光でも連日超満員しちゃうようなパワースポットに行ってきました。
北口本宮浅間神社です。
前回の新屋山神社の続きになります。なんせ近所なんです。めっちゃ近い。セットで行くべき、二大パワスポですよ。
境内こんな感じ
こーんな美しい参道を通っていきます。ここだけでもかなり癒されますね。
写真だとごく普通の林道かもですが、両脇の杉の木が、異常に太い。。。
振り返って見る、入口の鳥居。
もうここから大きいので、比率がバグります。
途中でこんなものが置かれていました。ご存知ですか?
これは三大奇祭、吉田の火祭りの大きなたいまつです。
↑これちょっと見て欲しい。すんごいご神事です。
私も行ったことありますが、この北口本宮浅間神社の参道が町中にずーっとあって、その道に巨大なたいまつがどーんと立てられて、すべてに火が点けられるのですよ。圧巻でした。
宇宙から見えそう(笑)
進むと見えてくるのが、次の鳥居ですね。
すでにお庭が美しい、広い神社です。
スケールの大きなものばかりですが、こちらでも貴重なおみくじをいただいてきましたよー
おみくじです
本殿裏手に回ると、恵比寿様と大黒天様がひっそりと待っています。
こちらでは、ここだけのおみくじをいただけます。
鯛を小脇に抱えている!
カワイイおみくじでした。
それから、表の授与所ではたくさんのおみくじを扱っておりましたが、中でもこちらが可愛らしいのです。
富士山のおみくじです。
これ、違いが分かりますかね??
右が日の出の富士山。
左が日の入りと月の出を同時にあらわした富士山です。
右は恵比寿さんのおみくじ
真ん中は富士山のおみくじ
左は100円でひける、各神社にある定番のものです。
なんと、3本中2つが大吉!
こんな快挙が今まであっただろうか。いや、ない。
右の恵比寿さんのと、左のものは、同じものですね。
御神歌がなくて、上部に吉凶とお言葉。
真ん中に「言」があり、ここは読み甲斐がありそう。ここで悟らないといけないですね。
そして下部に各運勢が書かれています。
神様からのお諭は、裏面にもありますよ。
ココちゃんと読みましょう。テストに出るかもしれません。
右の恵比寿さんのおみくじ
占いもほんとそうですけどね、大吉だからといって手放しで喜ぶものではありません。兜の緒を締めるのもあり、また何がどう良いと言われているのかを読みとくことに意味があります。
というわけで、
この言葉は中国の古典「詩経」の一節なんです。
白珪尚可磨(はっけいなおみがくべし)
と書きまして、茶道をやられる方にもなじみのある言葉です。
白圭とは、白いきれいな玉のこと。宝石ですね。
「玷けたる」とは、傷がついても、というような意味で、全体でいうと、宝石は傷がついても磨けば元の美しさを取り戻すことができる、ということ。
続きです。
斯の言の玷けたるは為むべからず(このことのかけたるはおさむべからず)
これは、しかし言葉は言い間違うと取り戻すことができない、ということ。
言葉はおおいに慎みなさい。
つまり、口は災いのもと、と言われているわけですね。
自分が宝石だと言われていると思ったら大間違い!
宝石であっても自分磨きしなさい、でもない!
自分は宝石などではまったくない人間であり、人間のすることは多々失敗するという前提で、だから気をつけなさいよという用心を促すものでした。
これが大吉の厳しさですね。。。
玷けたるはという言葉が2回出てきていますので、こちらに注目です。特に「玷」は環境依存文字なので。普通には出てこないかもしれません。
王と占ですから、占い界隈にいる自分に関係がありそうです。
王がつくものは、王へんや玉へんと読みますので、キング的な意味でしょうか。
占い業界に長く座っていたいなら、足る(たる)を知ること。足りないものを考えること。傷(玷=きず)を知り、埋めたり癒したり覆ったりして対処すること。埋めてフラットにすること。
というように読み取りました。
そして裏面の教えにも、
山は山を必要としない
しかし、人は人を必要とする
とありますね。
こちらにも、人が出ております。
というわけで、裏面の「教え」と中身の「言」を総合的に考えて、
人は誰でも人を必要とする。だから言葉には気を付けて過ごせ。人を失わないように。だってお前には人が必要なのだからね。
ってことで、無難に。
人との諍いを起こさずに、用心し言葉を選びなさいとのことでしたので、大吉といえどもご注意いただきました。
はぁー
なんだか長くなっちゃったので、後編でほかの2枚をご紹介します♪
↓
後編です
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