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『新しい文章力の教室』の感想を、完読してもらえるように書いてみた

元コミックナタリー初代編集者、唐木 元 氏の著書『新しい文章力の教室』を読了。
副題には、「苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」と表記されています。

【完読されること】を究極の目標としており、文章を書くためのノウハウが満載です。

印象に残った内容

どの項目もたいへん勉強になりましたが、Webライター歴5年以上のわたしが(う〜む、なるほど)と唸った内容を4つ、紹介します。

スピード感をコントロールする

わたしは文章を書くとき、冗長な表現は避けるべき・一文一義、などを意識しています。
しかし文章のスピード感をコントロールする、という項目を見て唸りました。

読みやすい文章ほど、スイスイ読み進められる……。

文章のスピード感は、書き手がハンドルを握ってコントロールできるのです。
文章を読みやすくするため、車を運転するつもりで書いてみたいと思いました。

なんとなくのつなぎ言葉を使わない

わたしはnote記事を更新するとき、話し口調で書くことが多いです。
自分で書いた記事を寝かせてあらためて読むと、不要なつなぎ言葉の多いこと……。

【やはり】【とても】など、これからはなんとなくのつなぎ言葉を減らしていきたいと決意しました。

テンプレート化にご用心

人間は行動に慣れてしまうと、良くも悪くも習慣化します。
文章の書き方も、また同じです。

文章のテンプレートがあれば、テーマを当てはめるだけで楽なのはたしか。
でもテンプレート化して文章を量産しても、飽きられるのは時間の問題でしょう。

最後の一文まで、毎回新鮮な気持ちで書きたいと思います。

すべてのルールは絶対ではない

『新しい文章力の教室』を読み終わろうとしたときです。
すべてのルールは絶対ではない、という項目が目に飛び込みました。

文章を書くにあたり、一定のルールがあることは事実です。
ルールを押さえつつ学びを深め、文章力を自らの強みにできたら……。

わたしには、守破離の精神なのかなと感じました。

繰り返し読みたくなる一冊

『新しい文章力の教室』は、文章を発信する人みんなに読んでもらいたい一冊。
文章を書くためのキホンの【キ】+αが掲載されているからです。

例文が用いられており、内容が理解しやすいのもこの書籍の魅力だと思います。

2週目といきたいところですが、ほかにも読みたい本があるので、また日をあらためて読みなおしたいです!

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雨音さん41歳|フレンドリーなカウンセラー
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