【子どもに学ぶ】言葉の使い方ひとつで心証が変わる
言葉って大切だなーって、あらためて気づかされた
先日の娘との会話を紹介します。
その日、私は週に1回のバイトの日だった。
しかも勤務1年ということで、
友人でもある社長と軽くお祝い飲み会をしよう
っていうことになっていた。
だから、朝食をとっているとき、
小2の娘に私の帰りが遅くなること、
一緒に夕食をとれないことを話した。
夫がいるから、
娘が一人で食事をとることにはならないけど、
母(私)が大好きな娘はごねるだろなって想像してた。
これまでの娘の反応は
「ええー、なんじにかえってくんの?」
「なんでぇ・・・」
「ほんまに、◯じにかえってきてや。
おそくなったらあかんで」
という感じで、不満を思いっきり露わにしてたから。
ところが!
この日の娘の反応は違った。
娘「ええー、そうなんや」
私「うん、でも21時までには帰ってくるから」
娘「ほんま?21じにはかえってくる?」
私「うん」
娘「じゃあ、ねる前に本は読んでもらうで」
私「はいはい。本、読みます」
小2になった今も、
寝る前には本を読み聞かせしている。
だから、この帰りが遅くなる日も本を読んでね
って言ってきたんだと思う。
このセリフが私の気分を明るくさせたんですよ。
私が夕食の時にいない不満はあるだろけど、
それよりも
娘自身が楽しみにしてる未来の時間を見せてくれた。
不満をぶつけられて
私はイヤな思いをしなくて済んだし、
娘も母の私が機嫌悪くなった状態で
学校に行かなくて済んだ。
お互いWin―Win。
翌日の朝は、こんなことがあった。
毎朝、娘が学校に持って行く水筒を用意するのは
父である夫の役目。
でも、その日は娘が準備してほしい時間には まだ夫は起きてきてなかった。
そしたら娘は
朝食を食べ終えて用事をしている私に向かって
「おかあちゃん、わたしのすいとう、
よういしてもらえる?」
と言ってきた。
「もうすぐお父ちゃん起きてくるって~」
と言いながらも、
私は水筒にお茶を入れて蓋を閉める。
「わたしのすいとう、よういしてよ!」って
言われてたら、私は反発したと思う。
(大人げないとか言わないで・笑)
学校に行くまで時間的にまだ余裕があったから、
「お父ちゃんにしてもらって!」て
言ったと思うんだ。
でも、私の様子をうかがいながらも
自分の希望を言ってきた。
その言い回しが、私の気分を害さなかった。
言い方ひとつなんだよね。
こんな娘に仕上がってるのは、
両親そろって大人げないところが
多々あるからかもしれないけど(笑)
娘を見習って、私も言葉には気をつけていこう。