下の子俳句
俳句をあまり強制しても良くないのかな?と思い、うるさく言わないようにしてたのだが、ガンガン出してくれた。
最初は「つゆのひび...」で詰まってしまったので、「まあ無理しないで…」と言いかけると「だまって!」と怒られる。
梅雨
かがみごし まどのあじさい ぬれた道
冬
オーロラは ゆきに身かがめ すんだそら
冬
すずらんの こころをきいて ゆめまくら
初春
すずらんに かおり降り立つ さくらの木
節句
せのびして かぶとをまとう そらに鯉
梅雨
北斎の 雨を苦手と 見るこころ
(北斎は雨を絵に描くのが線でしかできないと悩んでいた話を読んだらしい)
かさを持つ まどにかぎしめ 音ひびく
かぜはふき にじのなわとび あおばちる
初夏
雨すぎて かれたあじさい せみの声
秋
ひは落ちて そまるおうごん いちょうの木
芸術を みればみるほど もみじ赤し
そまるあか おちるおうごん 風をきく(下の子)
もみじといちょう ゆうひてらして(悠)
「今」を詠むのではなくて、頭の中に思い浮かんだ季節の景色を詠んでいるらしい。(そしてオーロラは間違いなくどうぶつの森の影響)
児童書を保護施設や恵まれない子供たちの手の届く場所に置きたいという夢があります。 賛同頂ける方は是非サポートお願いします。