「M」という人物から学ぶ自己愛性人格障害
はじめに
これは、ひとつの区切りのために書く文章だ。
わたしは以前とある人物から「虚言90%の内容で貶められ、さらにその嘘を広められる」という被害を受けたことがある。
その被害内容については以下の記事を読んでほしい。
https://note.com/amamiya_sarasa2/n/n612d5980b40b
記事内で語った「M」という人物について、追記をするためにこの文章を書き始めている。
目的はどちらかというとポジティブなものだ。
「自身の知らないところで虚言をばら撒かれる」という被害をMから受けて以降ずっと特定の症状に悩まされていた。
「また自身についての虚言をばらまかれているんじゃないかとこわくなり、見たくないのにMの情報を追ってしまう」という、トラウマ治療の害悪にしかならない症状だった。
現在のわたしはしっかりとトラウマ治療+メンタルの不安定さの根本的要因となっていた精神障害の治療を続け、周りの協力や継続的な認知療法の成果も出ており、しっかりと社会も果たした身だ。
さらに後述するMに関する出来ごとをきっかけとして、とうとうMの呪縛から完全に解放されることのできる環境が整った。
長かった。Mからの加害行為自体にも苦しめられたのだが、むしろその後加害者であるMが虚言を用いて被害者側を悪者にするムーブにより長い間苦しむこととなってしまった。
おそらく、Mに植え付けられた「お前が悪い」という悪感情をひとりで抱え込める自信もなかったのだろう。戦えば抜け出せる苦しみだったけど、戦う余力が奪われきっていたのだと思う。
人生のどん底から抜け出し、加害者と決別する。ある意味で人生の分岐点である。
さて、わたしや他の被害者を「もう自殺するしかない」というところまで追い詰めるような人間であるMについて、わたしは常々感じていることがある。
タイトルにも含まれる「自己愛性人格障害」が今記事の表題だ。
あなたは、自己愛性人格障害という障害をご存知だろうか。
ものすごく簡潔に説明すると「生育環境や産まれ持った発達障害による影響で満たすことのできなかった愛着や尊厳を他害という形で取り戻そうとする人達」というイメージ。
具体的に、以下のような加害行為を行うタイプの人格障害である。
・自身に刃向かってきたターゲットを虚言でこき下ろし、周りから孤立させようとする
・自分の思想だけが正義だと思い込み、異なる意見を持つ相手(特に落ち込んでいる状態の人)へ場違いな正論もしくは暴論を投げつける
・自分にとってメリットになる特技を持つターゲットから無報酬で恩恵を搾取したがる
・被害を訴えた被害者に対し、「むしろお前のほうが悪い」「お前こそ自己愛性人格障害だろ」と植え付けようとする
わたしは、自己愛性人格障害の症状すべてがMに当てはまると強く感じている。
先程掲載したURLの記事をご覧いただき、上記の主症状と照らし合わせてみれば、この感覚にご納得いただけるだろう。
個人的な意見を述べるが、この世界のほとんどの人が自己愛性人格障害的な側面を少なからず持っているのだろうとは思う。
が、この障害は他の障害に比べ病識が薄いという特性を持つとも考えている。
自己中な態度をとって相手を傷つけてしまったとき、まともな人は「ごめん」と言えるだろう。言えなくても感じられるだろう。それができないから「障害」なのだと、言い切るのはひどいかもしれないがそう言わざるを得ない。
自己愛性人格障害からの被害にあうと、人生のほとんどを削られてしまう。生気を奪われてしまう。わたしはそうだった。自身も元々精神障害持ちで上手く生きられなかったし、そのせいで嫌な思いもしてきた。が、それらの経験とは比にならないレベルで、自己愛者による加害は凄まじい。
もしこの記事を読んでいる誰かが、自身も同じような被害にあっていることに気づけたらいいなと願う。
だから、絵に書いたようなお手本であるMで学んでほしい。
自己愛性人格障害からは逃げてください。あなたがあなたの人生を生きるために。
最近のM本人の言動から学べること
以下、Mが自分の意思で、自分の手で、自分で「これは書いていい」と判断したから全世界へ公表したであろうツイートの内容を元に、自己愛性人格障害について説明をしていく。
ひとつ注意書きしておきたいのだが、わたしは彼女に対して「いやいやお前は自己愛性人格障害だし重度のASDだよ、決してかわいそうな鬱病ADHDではないよ」と思っている。しかし、この文章内で彼女をそう決めつけることはしない。あくまで「自己愛性人格障害的言動の見本」として取り扱っていくこととする。
この次の()内はわたしの独り言なので、それを読んだうえでMのことをどう思うかは読者の判断に委ねよう。
(自己愛性人格障害は非常に治療が難しく、病識をもたせるために指摘すると激昂して暴力行為や自殺行動に走ることもあるそうです。だから、診断されてないから自己愛性人格障害ではないとはわたしは思えない。というか、診断が自己愛性人格障害じゃなかったとしてもそれと同様の加害行為をしてる時点で人間性終わってるなっておもう)
1:クローズ就労で雇用された職場に障害に対しての配慮を求め、何も知らず対処できていない職場のせいで病みました死にますと騒ぐ
これは、つい最近本人が書いていたツイートの内容だ。信じられるか?これ。
クローズ就労とは障害者が障害を伏せた状態で一般就労する方法で、法律上認められた権利である。
もしも障害自体を自身でコントロールし安定した就業をできるのであれば、必ずしも障害を職場に伝える必要はないということだ。
ただし、Mの場合はクローズ就労(要は、戦力として働けます)と伝えて採用されたにも関わらず、相手にまだ伝えてないはずの障害への合理的配慮を求めていた。一体どう知れと????
そんなもの相手がエスパーか、職場自体はじめから障害者が入店すること前提じゃないと不可能だ。
そして、Mが職場に求めてる配慮とは
「仕事ができないわたしに対して萎縮する態度をとるなんておかしい!店長が障害について無理解なせいで質問や相談できなくなった!そのせいで仕事のための資料DLL期限すぎたの相談できない!相談できない環境を作った店長も悪い!」
もうめちゃくちゃである。
仕事ができないキャストに対して萎縮させるような態度をとるのは確かによくない。
だが、前述の通りMという人間は自身の落ち度を他者のせいにするような人間だ。くわえて、自身のストレスには過敏に反応する特性も持つようだ(他者にストレス与えるのは平気でやるのに…)。
果たしてこの「萎縮させられた」というのが事実なのか、そこから疑問に考える必要がある。
上記1:の発言についてだが、以下のもっと衝撃的な言動に続いていく。
2:他責を理由とした自殺仄めかしだけではなく、配慮不可能な状況だった店長に対して殺害予告及び店舗への放火を示唆するツイートをした。
そのツイートをした理由は1:の説明にある「店長が配慮しなかったせいで仕事の資料をDLLできなかった」というもの
…もはや、こうして概要を書いているだけでも吐き気を催すレベルで醜い。
わたしがMから本格的に解放されることになったきっかけは、この殺害予告のおかげでもあった。
あまりにも悪質な発言だったため、わたしはこのツイートを然るべき機関へ犯罪行為として通報した。
そのときに過去にMから受けた被害も同時に通報し、そこで何か吹っ切れたのだ。
今まではそこまでできる力を喪失していたので、「悩み」として抱えていくという対応しかできなかった。それを正式に通報したことにより、「悩み」は「明確な犯罪行為」に昇華され、抱え込まなくても可視化できるようになった。
今後もしMがわたしへの加害行為を起こした場合、例え個人名を出していなくても客観的に見て自分のことだとわかる内容であれば司法に介入してもらうこととする。
ちなみに、わたしはMに対して潰れて欲しいとはあまり思っていない。勝手に潰れるだろうと思ってるというほうが正しいか。
ただただわたしは自身への加害を一切二度としないようにしてほしいだけ、新しい被害者を産まないでほしいだけ、幸せになるでもなんでもいいから他人に加害をせず大人しく黙っていてほしいだけだ。
たとえば、Mによる度重なる自殺宣言を根気よく通報してるうちに彼女が措置入院となれば、少なくとも物理的に加害行為を起こすことは不可能となる。
そういう戦い方ができるまで回復できてほんとによかった。もう傷つかなくていいんだと教えてくれた周りへ、穏やかに生きて大きな感謝を伝えたい。
当たり前だが、冗談であったとしても殺害予告は殺害予告である。
本人が殺害予告された方に直接謝罪して許してもらえるならそれはそれでいいかもしれない。だが、危険思想を垂れ流したという倫理観的観点での前科は二度と消えない。
そしてここまでの言動をとったのだから職場から爪弾きにされようが、最悪いじめられようが、文句を言える立場ではなくなったことをMは自覚しているのだろうか。おそらくしていない。
なぜしていないと結論づけたのかは3:へ続く。
3:これまでの加害的言動には一切触れず謝罪もせず、被害者視点での主張を始める(直近のツイート)
信じられますか?わたしは信じられない。
自分が散々してはいけないことをしておきながら、なぜかMは今日「わたしは職場でいじめられていた被害者です」みたいな発言をし始めた。意味がわからない。
自己愛的思考回路を考慮すると、単純に「自分が悪いと認めたくない」▶︎「そうだ!いじめられてたことを全面に押し出そう!」▶︎「なんかほんとにそうだった気がしてきた、わたしは悪くない!」となったのだろう。理解はできる。納得は不可能だ。
Mの思考回路は常に「わたしが何か悪いことをしてしまうのは周りのせいだから仕方ない、でも周りが少しでもわたしにとって悪いことをするのは許せない」というものだ。
なので、Mは他者へ謝らない。それこそ、わたしが彼女からの悪質な加害で「あなたのせいで死にますね」とまで言わなくてはいけないほど追い詰められたときもそうだ。彼女は自分が勘違いや確認不足や理不尽な攻撃をしていたことを全く謝らずに、わたしが公の場で話したくなかったことを無理やり言わせ、「もっと早くいえばよかったのに!伝え方の悪いお前が異常だ」と言い放った。そんな人間。
なので、4:のツイートを見たときにあまりにもブーメランすぎて驚愕した。
どうか笑いをこらえることなく、もしくは一種のホラー映画みたいな感じで見て欲しい
加害者(というのは妥当ではないかもけど便宜上そう呼びます)に謝られても改心されてもここまで壊れてしまったらもう許すことは出来ないし、そもそも謝ったり改心したり出来るならいい大人がこんな状況を作り出さないよ 無理なんだよ、信じるだけ無駄なんだよ……。
今世紀最大の「おまいう」だろう。ここまでくるともはや拍手喝采のレベルだ。なぜこんな華麗なブーメランさばきができるのだろうか。
「謝りなよ」「改心しなよ」これらはMへわたしや他の被害者さんたちが必死に訴えてきたことである。
そのことばを自分が被害者になるために盗用して、わたしたちとは関係ない他の加害者を作り上げたうえで利用している。
Mは今年で27歳になった。わたしよくわかんないんだけど、27歳も大人ですよね…?
素直になれなくて謝れないとかでもなく、心の底から自分を被害者側だと思い込んでいる。だから被害者と加害者をすり替える虚言も平気でするし、いつしかその嘘は彼女の中で本物になっていく。
これに対してわたしは「加害者(というのは妥当ではないかもけど便宜上そう呼びます)に謝られても改心されてもここまで壊れてしまったらもう許すことは出来ないし、そもそも謝ったり改心したり出来るならいい大人がこんな状況を作り出さないよ 無理なんだよ、信じるだけ無駄なんだよ……。」と感じる。みなさんは、どう感じますか?
Mによる自己愛的言動はわかりやすい
上項目以外でも「これだけずっと加害行為を続けているのに『他の毒親育ちは加害性に気づいてないけどわたしは大学生頃で気づいてまともになった』と発言し他者をこき下ろし&自分あげ」「『推しを神格化するのはおかしい』と発言したが、とうのMは元推しがつらい訴えを暴露し脱退したときに人格否定を交えて誹謗中傷し相手からブロックされている」など
自身の言動棚上げや、相手に自己の悪い所を投影し現実逃避するタイプの言動を繰り返しているのがM。
自己愛性人格障害の中でも知能やコミュニティ力の高いタイプは善人に擬態し、ターゲットをこき下ろしながら自身のポジションをあげ、そのまま自己愛本人が嫌われることなくコミュニティ形成することができる。
だが、Mの場合は衝動的に脅迫や矛盾した論調での暴走を行うため、社会に擬態し馴染むことはできなかったようだ。
だからMの言動の数々は、被害にあっている人達へ気づきをもたらす目的としてわかりやすく、サンプルとして非常に有用である。
もしもわたしがMから解放されたとしても、この典型的自己愛性人格障害からの被害はいい意味で一生忘れないつもりだ。
わたしはMとは違って謝罪や反省をできるし、そのおかげで治療と環境改善による根本的解決を叶えることができた。
Mと出会わなければ、わたしはずっと自分をきらいなまま生きていたと思う。
ちゃんと謝罪も反省もお礼も尊敬もできるような真っ当な人だったはずなのに、過去に受けた悪評だけを信じて、自分で自分を下げ続け、周りに懐いているようで心の底では怯え敵視し、感情表出を上手にできず多方面に対して謝り続ける日々が、もしかするとMに出会えたことで解決できたのかもしれない。
Mというわかりやすい自己愛的サンプルに1度人生を壊滅させられたからこそ、意外と大丈夫だったわたしという人間に気づくことができた。
こんなふうに感謝のような言葉を述べることまでできるようになったのは、自己愛性人格障害という病気を知り、正しく認知し、「自己愛性人格障害はターゲットこそが自己愛的だと思い込ませてこようとする」という事実に出会い救われ、加害者による呪いを克服することができたからだ。
トラウマからの抜け出し方は人それぞれだし、抜け出せない誰かを責めることはわたしはしない。こんな深いドブみたいな呪い、抜け出せる人の方がひと握りだと思うから。
じゃあわたしは何をしたいか。深いドブに飲み込まれていく人が1人でも減るように、真実と、抜け出し方の最適解のうちいくつかをここに置いていきたい。
あなたには、生きていてもらいたい。
自己愛性人格障害の被害にあった方々へ
・自己愛性人格障害者はあなたを絶対に悪者にしてきます。でも、そのことばを受けて相手に謝ってしまうようなあなたより相手のほうがよっぽど悪者ですよ
・自己愛性人格障害者が虚言であなたを悪者にしたとき、その悪評を信じ込む人が現れるかもしれません。
その人達の洗脳を解いてあげたりする必要はありません。粛々と、事実と違うということだけは公表して、そのコミュニティは捨てましょう。
ターゲットにされるほどやさしいあなたはどこへ行ってもやっていけるし、愛されます
・彼ら彼女らは、例えば勉強が得意な人に特殊な知識を無償で提供させようとしたり、イラスト描ける人に「明日までに描いて!」と無理言ったりしてきます。
わたしも、M含むグループの歌のミックスマスタリングを無償でしてる身だったのに「お前のことはきらいだけど」と言われながら搾取されそうになり、つらくなって縁を切ったという経験があります。
あなたが搾取対象になるのは才能があるからです。自信もって
・トラウマから抜け出せないあなたは何も悪くないです
ですが、どうかどうか死んでしまう前に1歩だけ、明るいほうへ歩み寄ってみてほしい
悪くないからこそ、救われてほしいです
・自己愛性人格障害者は「実はいい人」なんかじゃないのです
もしも、該当する症状を明らかに持つ友人や恋人や家族のことを「でも実はいい人だから」と信じることに少しでもつらさを感じるのであれば、そのつらさは正しくあなたを守ってくれます
逃げてね、どうかどうか
ここまでご清聴ありがとうございました!
わたしも、虚言ばらまかれ探知用に作っていたサブアカからログアウトしますね
次のステップへ進むために