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仲間紹介#002 美味しさをつくる人

仲間紹介の第2弾です!

今回は・・・
あまみカオリ研究所の要のスイーツをつくるパティシエを紹介します。

みんなの名前をどう伝えるか、正直悩んでいまして…本名?イニシャル?あだな?と未だ決めきれず。
今回はひとまず『パティシエ』という形で紹介します。
(ふわっとしていてすみません!!!)

それでは、インタビューのやり取りと、
私、あまみカオリから見た印象なんかも交えながら、ご紹介していきたいと思います。

初めてのインタビューで、良さを完全に引き出し切れていないところがあるかもしれません。
生温かい目で読んでもらえたら嬉しいです。
(冒頭から自信なさすぎるぞ!)



今、どんなことしてる?


ー あまみカオリ研究所には、どんな風に関わっていますか?

おもに、スイーツの製造と新しい商品の開発です。

ブランド立ち上げ時のベースの試作段階から、このチームに関わっていますね。あまみカオリ研究所のオープンから今までに販売している商品は、生菓子も、焼き菓子も含めてすべての開発に携わってきました。

製造はチームで行っているので、安定したクォリティーの商品をお店に供給できるよう現場をまとめる管理者としての役割も担っています。商品開発と、現場の管理者を兼務しているという形ですね。

最初から、本当にお世話になっています!

お客様のSNSの投稿を見ても、
『とにかくベースのスイーツが美味しかった!』
という声もすごく多いですよね!

オープン前の試作段階の1枚(貴重なMOKO-MOKO白バージョンが!)


私含め、他のメンバーからの
『こんなの作ってほしい』『こういうものできませんか?』
なんて要望も期待通りに作ってくれる、本当に頼れる存在。

いま提供しているものはもちろん、世に出る前の試作品も
間違いないので、いつも試食楽しみにしています(笑)

今、あまみカオリ研究所の美味しさを一緒に築いてくれている製造チームのみんなにも感謝しています。


― あまみカオリ研究所のスイーツづくりで意識してることはありますか?

ん~万人受けを狙わないことですかね。

もちろん多くの人に美味しく感じてもらえるように!ということも大切にしているのですが、このブランドでは、あえて“王道をはずす”ということも意識して商品開発しています。

あまみカオリ研究所には、“かけ合わせを楽しむ”というブランドコンセプトがあるので、お客様も新しい味などを求めてくれているのかな、と思っていて。

フランス菓子ではよく使われるけど、意外と日本ではあまりなじみのないスパイスや、味のくみ合わせを意識して取り入れてるようにしています。

聞いたことないものや、味の想像がつかないものって受け入れてもらいづらいことが多いのですが、そういった新しい出会いや発見も含めて楽しんでもらえたら!と考えています。

確かに!
しょっぱいクッキー詰め合わせたKAN-KANはまさしくですね!

特にフランスのハーブミックスの“エルブドプロヴァンス”を使ったクッキーは独特の香りがくせになりますよね。

この名前に聞き馴染みがなさ過ぎて、何度聞きなおしたことか…
さらっと言えるだけで、お洒落な人になった気分です(笑)



さて、フランスのワードがでたので、
この流れで、今までのことも聞いていきますね。


これまでに、してきたこと


― あまみカオリ研究所の前はどんなことしていましたか?

製菓の専門学校を卒業した後、東京の下北沢にある洋菓子店に就職して、23歳の頃に店長を経験しました。

店長をまかせていただいたのは、とても有難かったのですが、“もっと現場経験を積みたい” “本場のお菓子作りを学びたい” という想いが強くなって、 マカロンで有名な「ピエール・エルメ・パリ」に転職しました。

そこで約2年勤務した後、菓子の本場フランスに渡って「ジャンポールエヴァン」など色々な店舗で1年ほど修行させていただきました。

フランスから帰国後いくつかのパティスリーでパティシエとして勤務したのち、 地元である今のヤタローグループに就職しました。

本当に、名立たる有名店で経験を積んできたんですね。

フランスで修行していたなんて、
自分だったらもっと自慢してしまいそうです(笑)

インタビューとして経歴を伝えてくれていますが、
普段そういったことを自慢するような素振りは全くなくて。

出会ったころから本当に謙虚な方、という印象があります。

―これまでの経験が、今つながっているなと感じる瞬間はありますか?

よくありますよ。フランス菓子のこともそうですが、東京に出て最初のお店で学んだレシピなどは、今でもよく見直すことがあります。

お店ごとにノートを書いていたので、何か新しくやりたいことがあった時に、昔やっていたあれに似ているんじゃないか?と思い出して、ノート見返すこともあります。そこに、今の新しい技術やエッセンスをかけ合わせて、今作りたいものに近づけていくということをしています。

最近はパソコンが多くなってきましたが、昔からアイディアとか感じたことや思ったことは、基本的に何でもメモするようにしています。

自分だけだったら、温度とか時間とか感覚でやってしまう部分があるのですが、特に今は、チームで働いているので、みんなで一定のクォリティーのものを作れるよう共有のためにも、今も記録することを大事にしています。

(たまにペラペラのメモに殴り書きして、後から何が書いてあるか自分で分からない時もあるのですが(笑))

レシピノート!とても大事な財産ですね。
コツコツ積み上げることのできる、まめな性格が垣間見えた気がします。

フランス菓子のエッセンスなど取り入れるなど、色々なバリエーションのスイーツを開発してくれているのは、こうした過去のパティスリーで積み重ねた経験があるからなんですね。

経験に裏付けされた、美味しさに納得です。


好きなことは?


続いては、好きなことを。
ばしばしっと聞いていきたいと思います!!

ー あまみカオリ研究所で好きなスイーツのかけ合わせは?

スパイスのクッキー缶ですかね。昔からオリーブのサブレが好きなので、特にエルブドプロヴァンス×オリーブ×一味のクッキーが好きです。
休日はお酒も飲むので、スパイスクッキーとのビールの掛け合わせがいいと思います。

お酒も飲まれるんですね!
お客様からも黒ビールと合う!と言ってもらったことがあります。

ー 1番好きな食べ物はなんですか?

カレーですね。特にバターチキンカレーが好きです。
最近は作らないけど、昔は自分で作ったり、色んなお店回ったりしていました。

バターチキンカレー!いいですね!
(しまった・・・おすすめのお店を聞けばよかった!!)


ープライベートではどんなことしてる時がワクワクしますか?

お菓子の本棚

休日はほとんど子供中心の生活なので、子供と過ごす時間ですかね。
あとは、お菓子の本を読むのも好きです。

プライベートでもお菓子の本読まれているとは!
本当に菓子作りが好きな証拠ですね。


―お子さんとお菓子作ったりもするんですか?

しょっちゅうではないけど、作ったこともありますよ。
娘がバレンタインであげる用のクッキーを一緒に作ったこともあります。

パティシエ直伝のクッキー!絶対美味しい!
もらった友だちが羨ましいです。

―お子さんから、お父さんのお菓子美味しい!なんて言われたりも?

・・・いや、そんなに(笑)

そんなに(笑(笑)
いつか凄さを実感する時がくるはず。


そんなワクワクを、かけ合わせで表現すると・・・
我が子×お菓子≫とか≪食×探求≫いうことになりますかね!


最後に


普段の人柄から
『ワクワクする!』とか『テンション上がるー!』
といった表現をしなそうな落ち着いた印象の方なので、

インタビュー中も淡々とした様子だったのですが、

お子さんの話をする時は、ちょっと照れ臭そうなお父さんの表情がちらっと垣間見えたのが印象的でした。

プライベートでも食に興味を持って、学ぶことも楽しめる方だからこそ、より美味しいものができるんだなと感じました。


いつも美味しいスイーツをつくってくれて、本当にありがとうございます。

これからも、よろしくお願いいたします!!!


次回は、グランスタ東京店の『店長』を紹介したいなと思っています。
また、読んでもらえたら嬉しいです。


あとがき

私にとっても、今回が初めてのインタビュー。

決めていた質問もあったのですが・・・なかなかうまく話を引き出せず、聞く側の技術が重要だということが良く分かりました(反省)

レベルアップできるように精進します!

まだまだ新米インタビューアー、あまみカオリでした!

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