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憂鬱の☆プリンセスさまっ♪ 第1部

はじめまして。有栖川添です。趣味でコスプレをしております。フォロワーのみなさまにおかれましては、いつもTLでお世話になっております。今回はよく私のTwitterに登場する「一緒に暮らしている病」のことについて書こうと思います。

死ぬ話が沢山出てくるので苦手な人や思い出しちゃう人はここでブラウザを閉じてくださいね。長いので2部成になります!

めちゃくちゃ長いです、覚悟してください。ヒァウィゴ!

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01. はじめに。

2018年から発症している病についてやっと書こうと思います。そしてこのnote.を公開するのを躊躇っていました。勇気が出なくて。でも私がインターネットを血眼になって検索してたときに数々の先人達が残してくれた足跡が私を救ったので、私も書きます。わたしの闘病記が誰かの転ばぬ先の杖となりますように。

02. 病を振り返ってみよう。

病名は鬱でした。(現在もこれで闘病中)

パニック発作が割と起こる方なので自律神経弱いのかな〜などと思い過ごしていたらある日突然会社に行けなくなりました。

当時勤めていた会社Aがワンマンなのもあったんですが、「嫌味を言われたり過重労働や朝の不思議な会なんて数々のブラック企業で鍛えられた私には効かん効かん!ガハハ!」と思っていたのですが、社長からの悪意あるパワハラセクハラにあえなくダウン→まぁすぐ転職しよ!私は天才なので大丈夫〜!→内定4つ取って1番良かった会社Bに転職成功!→順調じゃん!!→しかしなんとここでぶっ倒れました。

ちなみに会社Aは意味不明な福利厚生や不思議な慣習があったのですがここでは端折りますが、誰かを追い詰めるような形態の企業のことはもちろん応援できなくなりました。そして会社Bには本当に申し訳ないことをした。みてるわけないけどB社のメンターのみなさまごめんなさい。

そんなわけで発病したわけですが、鬱と聞くと「気分が落ち込んで…」「憂鬱で…」なんてイメージを持っていたんですが、そんな生優しいもんじゃなかったです。よく死にたくなる(希死念慮)が浮かぶとも聞くんですがまさかまさか〜!と思ってました。実際になってみて実感したのは「死んだ方が楽なので何も考えたくないからそうしたい(そうするしか自分を救えない)」という気持ちでした。あとぜんぜんこころの病じゃないです。脳のバグです。明らかに異常なのは思考でした。あっぶね〜!

03. 闘病スタート!

そもそも原因はなんだったんだろう、と最近は考えていますが、パワハラ退職+転職多忙+エアコンが故障した(とても小さいことだけど私を壊すには十分だったんですね)のコンボで体が耐え切れなくなったのかなと思っています。

ここらへんで雲行きが怪しくなり通院しながら会社行っていたんですが、行く途中で倒れるし、行ってもなんだかずっと心臓がドキドキしていて集中できずにだんだん朝起きられなくなるようになりました。その旨伝えると診断書が出てイシャからは穏やかな顔で「(帰宅してからではなく出社せず)休め」といわれて会社に相談。
会社Aを辞める時に傷病手当の存在を知っていたので、それを使って一旦休職することにしました。この時会社Bに入社1ヶ月目でした。申し訳なさすぎる。

おっと雲行きが怪しいですね。実は休職したあとに緊張の糸が切れたのか鬱の症状が私を襲いました。「会社にも行けないし」「早く復帰しなきゃ」「もっとちゃんとしなきゃ」「周りのみんなみたいにしっかりしたい」
という考えが頭を占めていたんですが、それよりもっと怖かったのは脳の中で声がするんですよ、「死んじゃえば?」って。
「一番楽になるよ」「それしか方法がないよ」って。私の声で。めっちゃ怖かった。もう二度と発症したくない。(ちなみに実行しましたが生きてるのでこれを書いています。よかったね有栖川添!)よかったね、って今だから言えるんですが当時は本当にそれしか救われる方法がないと思っていたんですよね。ちなみにカルライとは私がハマっている2次元アイドルのライブです。

04. こんなに辛いと思わなかった

さて、上記のような感じだったので、会社の傷病手当が切れて(正社員で雇用されてましたが試用期間中だったのであえなく)退職しました。無職スタートです!どうにかならないかってかけあってくれた会社Bのみなさま本当にありがとうございました...(二度目)

まだ続いてますね、これは服薬しはじめて2週間目くらいのツイートです。肌がボロボロなのは眠れてないからですね。ちなみに運良く自分に合うイシャに巡り合えましたが、このイシャにあたるまでドクターショッピングもしましたし、へんな宗教にもハマりそうになりました。

さて何がそんなに辛かったのか?
色々ありすぎるので箇条書きでご紹介します。

■薬、飲んでも死にたい気持ちが消えてくれない
■薬の副作用で吐き気がものすごくしんどい24時間吐きたい
■心拍数がやばい(チェックつけてたけどいつも120とか)
■睡眠薬を飲んでも1週間一睡もできない
■悪夢(巨大な赤ん坊の頭が窓からこちらを覗いてくる)
■悪夢(黒い巨大な埃が部屋を漂ってる)
■悪夢(夢から醒められない夢をずっとみてる)
■食べられない(37kgとかでした)
■お風呂に入れない(2週間くらい入れなかったしお風呂の入り方を忘れてしまう)
■テレビとラジオと繁華街が無理になる(音が無理)
■家の扉を開けたら死ぬんじゃないかと思い込む
■夢の中でLINE打ってたら実際にも送ってた
■駅徒歩3分の病院に歩いて行けなくて道で声を上げて号泣して運ばれる
■病的に甘いものを欲して砂糖ガリガリ食べたり、蜂蜜を直飲みしていた

他にも色々ありすぎるんですが、ここら辺が辛かったです。どこにも出掛けられなくて体重も減って、見た目もぼろぼろで、一番辛かったのはやっぱり眠れないことでしたね。
薬を飲んで、ベッドに入ってから6時間ずっと天井をみているときのあの虚しさったらなかったです。悔しくて惨めでずっと泣いてました。明け方の小鳥の声が憎らしくて世界が滅びればいいのにと本気で思っていました。
こんな状態で通院してたので診察室で大泣きしたりイシャに怒鳴ったりなどもしていました。
私はちゃんと働いてきたのに。ちゃんとしてきたのに。
褒められたことはしていないかもしれないけど、頑張っていたのに。
なんでこんなことになったんだ?私がわるいんだっけ?あれ?


一旦気持ちが振り返してきたので休憩しましょう。

この時期に実家に強制送還されたり色々ありました。そこから家に帰ってきて、だんだん薬も効いてきて、周りにやっと話せる様になりました。

「ごめん、ちょっと助けて欲しい」ってずっと言えなかった。
病気になって人生で初めてちゃんと周りに頼った気がします。怖かったな〜〜〜!怖いんですよ、周りに弱さを打ち明けるのと、助けてっていうの。恥ずかしいし。あと私を救ってくれたのは王子様じゃありませんでした。趣味への興味がマイナスになりました。この私が。(TL参照)
目に入れるのも嫌で、なんの情報も追いたくなくて、なにも欲しくなくて、何も食べたくなくて、なにもしたくなかったんです。
でも無にもなれなくて、心の底に溜まった毒みたいなものとひたすら向き合わされてました。
地獄かよ!

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しかし薬とイシャと友人とホロワーのおかげで本当にゆっっっっっくり回復していきました。
とんでもないお願いを聞いてくれた友人たち、1週間に1回かならず理由を付けて会ってくれた友人、私が家から出られないから家にずっと遊びに来てくれた友人、眠れなくて会社Aの恨みをTwitterに吐き出した時に声をかけてくれた見知らぬ人、わざわざDMで心配してくれたホロワー、金銭的に援助してくれた親にも感謝しています。

さて、これを書くに至った経緯、なんで書こうと思ったのか。
いつ頃から回復してきたと感じたのか。
そもそも病気は治ったのか。

それはまた第2部に続く!
今夜も薬のんで寝!
この世の不眠に悩むヒューマンたち一緒にがんばろうね。

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有栖川添
サポートしていただけたら病院代になります💊とっても嬉しいです。優しき人たちにいっぱい幸運が訪れます様に!