2023年に鑑賞した映画10選
2023年になってやっとできたこと。
それは、一人で映画鑑賞する事だった(笑)
今まで、映画館で見るよりかはAmazonプライムで鑑賞することが多かったので、ばけたん社長こと河原社長の映画M3GANの鑑賞をしたという内容のポストを見て、今まで気になっていた作品だったけど映画館に一人で行くなんてと人目を気にして躊躇していたが、勇気を振り絞りM3GANの鑑賞をきっかけに、一人で観ることが段々と気にならなくなってきて、今や色んな映画館に行くようになった。
余談だが、ラーメン屋にはまだ一人では入れない。
そんな私が選ぶ今年観て良かったなあと思う作品10選をチョイスしてみた。
No.10 M3GAN/ミーガン
やはりミーガンは外せない!!
玩具開発者のジェマは両親の事故死をきっかけに姪のケイディの引き取り先になるが、心は塞ぎ込んだままの状態。そんなケイディの新しい友達に自ら開発したAI人形のミーガンをプレゼント!ミーガンを通し、少しでも自分の手間を減らしたいがためにやがてミーガンをケイディのお世話役として指示するようになるが、ミーガンがケイディに抱く感情がやかで暴走と化し、ついには制御不能に陥る。
エンドに至るまでの展開もハラハラドキドキで本当に面白かった。後悔としては、劇場限定のミーガンバックを買えなかったぐらいだろうか(笑)
No.9 Pearl/パール
前作のXは見ていないのに、またばけたん社長の河原社長のポストを観て観たくなったから鑑賞。
因みに河原社長は前作のXを鑑賞してからだが、私は未だにXを鑑賞出来ないでいる。
内容をあまりよくわからないまま鑑賞したのだが、それでも内容が非常に面白かった。個人的には主演のミア・ゴスのぶっ飛んだ演技に拍手を送りたい。スターになると夢見がちなパールが、厳格な両親のもとでやがて恨んでいた心が殺意へと変わり、母親と揉め殺したことをキッカケに覚醒してしまうという内容だが、スペイン風邪が流行っていたという時代考察も、当時に流行っていたこともリサーチされているので、とても良く構成が作られている。
No.8 福田村事件
今年見てきた邦画の中で胸を熱くさせられた。
関東大震災後の混沌とした世の中で誰の情報を信じたらわからないというような状態で、唯一ひろまったのが朝鮮半島出身の方に対するデマだった。そんな話が伝わっているとは知らずに香川から関東へ沼部率いる行商団が福田村へやってきたことで、新しい場所へ向かうために利根川の渡し場に訪れた際に讃岐弁が理解されずに朝鮮人だと誤解され村人達によって虐殺されてしまう。
とても痛ましく、これが事実なんだと考えたら、目を背けるわけには行かない。
これは、色々な方に見て頂きたい作品だと思う。
No.7 PIGGY ピギー
この作品は京都みなみ会館様が最後の営業日に鑑賞したということもあり、思い出深い。
あの日唯一このピギーのチケットが取れたのだが、みなみ会館がこの日で最後ということもありピギー上映時は立見席が出来るほどの大盛況ぶりだった。
女子高生サラがクラスメイトからの執拗ないじめに遭いながら辛い日々を送っていく中で、いじめっ子の一人が誘拐されるのを目撃してしまう。果たしてサラは目撃したことにより、リベンジするのかはたまた助けに行くのか?というのがメインテーマだったが、映画は予想だにしない展開で面白かった。サラかっこいいって思う爽快なラストだった。
No.6 キリング・オブ・ケネス・チェンバレン
今年最も多く観たのがキリング・オブ・ケネス・チェンバレンで、4回鑑賞した(笑)
黒人差別の発言も見受けられたが、やはり警察が悪い云々は別にして、ケネス・チェンバレンのような戦争で心を病んでしまい双極性障害にも被害妄想にもなった患者と向き合う立場になったとき、それが医療機器の誤作動ですみませんでした、で話が終わるわけではなく、警察が公務として来ている以上はちゃんと顔を出していたら大事にはならなかった。
ケネスには正当な考えが出来ないために、協力しなければ公務執行妨害になるとか、そういう考えは思いつかなかったはずで、襲われるとしか考えていない。そこで代弁できる人が家の中にいたらまた違っていたんだろうけど、警察は精神病のエキスパートではないわけで、頑なに開けず最終的にはナイフで脅迫して、より悪い印象を持たれてしまった。
それが結果、襲われると過剰に防衛した警察官により発砲、ケネスは亡くなってしまうのだが、何で罪に問われないか、過剰防衛では罪に問えても正当防衛では罪に問えないためだ。
No.5 オクス駅お化け
日韓合作が凄く気になり鑑賞。
内容は意外にも面白かった。
オクス駅で発生した人身事故を取材していくにつれ居るはずがない子供の目撃情報を元に隠された秘密を明らかにしようとしたら…という内容。
最後が、納得のいかない結末だったのがマイナス。
結局は権力を握ったものには勝てないという感じだったが、それも違う形で明らかにしていくという方向で動いていくというラストは次は社長になって生まれ変わりあの時告白出来なかったことを次こそはと匂わせるような感じでエンドロール。
No.4 ザ・クリエイター/創造者
近未来のAIが脅かす世界に焦点をあてた作品になるのだが、アルフィーが何と言っても可愛い!
無垢なロボットだからこその、質問する内容も至ってシンプルでアルフィーがジョシュアに対してどうしたら天国に行けるの?と遺体を見て率直に思ったことを訊ねられた際に"善い人が行ける場所"だと返事を聞いたあとのアルフィーが"じゃあ私もあなたも天国には行けないね"というセリフにはグスンとくるものがあった。
アルフィーにどうして惹かれ、そしてアルフィーが誕生した理由も説明されるが、やはり待ち受けるのは悲しい結末であって予想は出来たんだけどやっぱり悲しいのは悲しいことでちょっとウルっときた。
No.3 シック・オブ・マイセルフ
強烈なインパクトをのこしたという点でシック・オブ・マイセルフを推したい。
ここまで闇堕ちする主人公を予想通りの顛末ではあったが、それをいかにして自らの注目を浴びたいがために違法薬物に手を染めるわけだがワンシーンの描写が非常に生々しく描かれているということもあってか、特に心配されることに対して快楽すら覚えてしまうシーンには恐怖しかない。
No.2 トンソン荘事件の記録
Kホラーの本気度が凄いと思った作品。
リアリティにとことん追求するなあ。
学生服の少年がうつりこんだことをきっかけにこの少年はどうして?という謎の解明からやがてトンソン荘のオーナーの…に繋がるわけだが、全ての謎は繋がりがあったわけで、ラストのお祓いは必要?とも思ったが、序盤のシーンは非常によく構成が練られていると思ったし、展開も予想だにしない方向だったのも面白かった。
No.1 死霊館のシスター 呪いの秘密
これは死霊館のシスターを観てからじゃないと内容についていけないような気が…。
私は死霊館のシスターを何回も観たからモリースがあの時実は…という謎が解けてスッキリできる内容だった。これは是非とも観ていない方は、死霊館エンフィールド事件からの死霊館のシスターと観た後に死霊館のシスター呪いの秘密を観て欲しい。
全て繋がっているんだと気づきますよ〜。
という感じで、今年観た個人的に選ぶ映画ベスト10を紹介した。2024年の多分イチオシ?もあるのでそれはまた別の記事にて改めて話したい。
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