9月に観た映画の振り返り
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今更ながら9月に観た映画の振り返りをまとめてみることにした。先ずはこちらの作品から紹介しよう。
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気候変動が招く気温の上昇に伴い、熱中症による水分不足が招く幻覚や幻聴が聞こえるとやがて暑さに耐えられず自制心を失った高齢の方々による
暴走がはじまるストーリーかなと思い、ラストはどう締めるかが気になったがいやまさかの展開。
ありえなくもないΣ(・∀・;)
そうくるかという印象。
家族の抱える葛藤だったり、出産を控える後妻のレナが義父のマヌエルに良い印象持たないのも理解はできるんだけどね。
息子であるマリオと孫娘のナイアは肉親でもあるマヌエルを庇いたい。気持ちはわかる。ナシアがボーイフレンドのホタに協力を依頼してマヌエルを老人ホームに預けようとしたいレナの狙いを阻止して家から抜け出してあげるも、自身の身体にラジオの機器をめり込んでいたら病気の症状と云うには無理が有る。
やはり、手の施しようがない何かが起きている。怪奇現象で締めくくるのかなと思いきや伏線は勿論回収してエンドだが、老人が暴徒化した事の顛末やら異常気象の原因がUFOとは…。
聞こえていた幻聴や幻覚は宇宙人?
ロサの身投げも、幻覚を引き起こす要因が環境問題ではなく、宇宙人のせいだというなら、現実問題とはかけ離れたような気がしてそこは予算の都合上組めなかったのか、雷があちこちで火災を起こしていち世界は滅ぶエンドのほうが個人的にはよかった気がするんだよなあ。
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日本の統治下に置かれた1936年のベルリンオリンピックでは、旭日旗が描かれた日本のユニホームを着ないとオリンピックには出られなかった。
オリンピックって、アスリートからしたらいつかは出たい夢の晴れ舞台。
どんな状況元であれど、オリンピックに出ることに意義がある、ソン・ギジョンは努力が認められて一位になった。だが、朝鮮人としてではなく日本人としてのレコードになってしまったために表彰台では月桂樹で旭日旗を隠したことにより選手生命を絶たれてしまう。
そこから、ボストンマラソンに参加しないかの呼び声が掛からなければ自堕落の生活だったのだろう。ソン・ギジョンの心に抱える苦悩は云わなくても分かる。
そんなときに、才能あふれるソ・ユンボクとの出会いを機に、自分と同じ辛い目にあわせたくない思いが揺れ動かしたのではなかろうか。
ボストンマラソンのレースの終盤に犬という障害に負けてしまいそうになっても、ソン・ギジョンが的確なアドバイスを行い再び自らのペースを取り戻したソ・ユンボクのゴール前で見せた力強い走りは見ている者の胸を熱くさせた。
中には泣いている人もいた。
私も泣きそうになった。
韓国がまだ国家として承認されていない時代に保証人や保証金の問題、でられないかもしれないを見事に払拭させたソン・ギジョン、ナム・スンリョン、ソ・ユンボクの働きかけも素晴らしいし、突き動かされた国民の優しさも素晴らしい。
称賛に値する作品だと思うヽ(=´▽`=)ノ
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通販って便利だよね。
気になった商品をポチッとしたら配送してもらえるし、中には送料負担してくれるなんて消費者の味方じゃない(´;ω;`)ウッ…
と、思ったあなた、ご用心を。
映画に出てくる羊急便と同じく長年物流の世界に携わっているから、ピッキング(倉庫で行われる摘み取り方式の作業)、固定単価(1個あたりの単価を予め契約で決めておくことにより持ち出し配達完了した個数がお給料になる)とか、専門用語がズラーって、そりゃわからないね(^_^;)
この映画で何が問題かってのは、安さが黒を生み出す根源になっていること。
度重なる物価高や、人件費の高騰だけでなく、ドライバーの人手不足と物流を取り巻く環境は厳しい、プラスαドライバーの高齢化も社会問題となっている。
買い手となるユーザーが安さを求めれば企業は安さを追求する。その結果が、1個あたりの運んだ荷物の単価は安く何百個も運ばないと商売上がったり、また販売する会社も安さを追求するがために人件費を削り、赤字を埋めるために利益をどんどん売れと圧をかける。
ポチッとする前に考えてほしい。
そのお値段は果たして適正価格かどうか。
この映画は、今の物流業界の在り方を厳しく風刺する内容になっていると思う。最後は本部の意見を聞かずに、センター長独自の判断で運送会社のストライキを解決する打開策として送料を勝手にあげたから"さようなら"なんだよ。燃料も日に日に増して値上がりしているから、送料も上げないと、ラストマイルも出来なくなっちゃうね。
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日本初公開となるキング作品ということもありワクワクしながらポップコーンをひとつまみしながら鑑賞したのだが、与えられた尺が93分ということもあり、本来ならば経緯を説明せねばならない箇所が割愛され集団と化した子どもたちに対して大人は何も抵抗できずひれ伏す内容になっている。
元は短編小説だったことからも、実際にキングが当初に執筆した短編小説のほうは残念ながら読んでいないために、映画の本編と短編小説を比較してのコメントは申し訳ないが出来ない。
ただ言えるのは、子どもたちがいかにして多大な力を得てカリスマとなったのか。
例えば悪ふざけをするのが目的で集まっていくうちにひとつの子どもたちだけのサークルとなり、次第にリーダー(当作品では子供教祖のアイザック)が力を振るうようになり、副リーダーのマラカイを据えて存在感を強めていく。
集団になれば怖くないという心理も働き、暴徒化した子どもたちによる、止めようとした大人が犠牲に、またそんな大人を睨むようになり喫茶店でコーヒーを飲むだけのお客さんまでもアイザックのターゲットとなり殺されてしまう。
ラストのトウモロコシ十字架にマラカイの裏切りにあったアイザックがチクショウと悔しさを滲ませながらも、バートが仕掛けておいた炎上装置によりトウモロコシ畑が炎上していく中でアイザックも逃げれず死んでしまうラストだったが、逃げ切りビッキーとガトリンから離れるぞとなった際に残党がまだ残っているというおまけ付き。
ナタで襲われそうになりながらも、何とか逃げ切り徒歩で距離が30kmもある近くの町へ。車が使えないから、あとはヒッチハイクするしかないね(;´∀`)
ハラハラドキドキの展開がなかなかよかった。子供教祖アイザックの黒ハットとスーツ姿も不気味で強いインパクトを残したね。
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【まとめ】
9月に観た映画は以上m(_ _;)m
お金が無いってわけではなく、7月8月は心霊取材を怠け過ぎたってのもあって9月にあちこちと怪談収集のための心霊スポットで心霊検証や、ダムカード収集に行ったりとか、映画を観るより外で動き続けてたので映画を観ている余裕がなかった(´-﹏-`;)
10月〜12月も怪談収集兼ねての心霊検証やらダムカード収集で忙しく動くことになるので、映画鑑賞まとめは9月が最後になると思う。
また、まとめて観た時期があれば不定期になるが報告したいなと考えているのでその際は宜しくね。
END
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