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B3リーグ24-25、さいたまvs新潟@ 所沢、観戦レポ

昨日の結果を聞き、ほぞを噛みながら眠りにつき翌日の今日、行ってきました所沢。これで17年連続の所沢市民体育館でのバスケ観戦となります。

相手は今期からB3で戦う「かつての宿敵」、新潟アルビレックスBB。試合内容などについては以下にスポナビのゲームデータを貼ります。


だいぶ遠くからの画像になるんでほぼ識別は不可

B1で見た事ある選手の多いアルビ。また、今日は帯同してなかったけど川村、そして五十嵐、HCに鵜澤と、元三菱電機のメンツが多い印象。帰化選手としてパプがいるので、外国籍の一人はウィング。

一方でホームのブロンコス。ロスターは結構入れ替わりがあり、編成自体は今日の新潟と近い気がした。こちらにも元アルバルクなど幾多のB1チームを渡り歩いたKJこと松井や、元アルバルクのビエリッツアなどが加入し、時の流れの早さを実感する。


ベンチ側は結構埋まってましたね

今日の試合を見て感じたのが、今期のブロンコスの編成の歪さと泉HCの選手起用への不満かな。

1Qスターターでアルビはパプとラベネルを同時起用。重量級センターと身体を張れるスクリーナーが同時に入ると、ブロンコスのインサイド陣ではアドバンテージを取れない。どうしても押し込まれてしまう。

1Q中盤までにアルビのラベネル、ブロンコスのワトキンスという両センターが2ファウルとなり交代。ここからの選手起用に関してだが、結局試合通してビエリッツァへの依存が酷かった。

シットンは細過ぎてセンターは出来ない3番寄りの4番。ベニは190cmのアンダーサイズの(日本らしい)フォワード。ハンドラーのスキルはゼロ。だから試合中たびたびラベネルなど相手センターとマッチアップするんだが、体格差を埋めるためにプレーが荒くなる。本人のせいじゃなくコートバランス上仕方ないのだが、あれはお互いに怪我の元になるので出来れば避けてほしいなと思った。

結局ワトキンスがファウルトラブルでプレータイムが制限された分、ビエリッツァが39分以上の出場。この起用続けたらマジで壊れんぞ。試合通したらワトキンスはその後ファウルせず2ファウルで終わってんだから、もっとPT考えてローテしないとあかんよ。


圭様、KJ、ビエリッツァなどB1でも懐かしいメンツ

あと、ブロンコスはPGが2人しかおらず、その代わりSFが多い歪な編成。志冨田はポジション表ではSG表記になってるが腰高でとてもガードの仕事が出来てるようには見えなかった。アンダーサイズだがプレースタイルはSF。結局純正SGはKJと佐藤しか居ない(ように見える)が、ベテラン佐藤は2日ともDNP。佐藤の性格的にこのままだと腐るだろ。

PG吉田のファウルトラブルと秋山の軽い怪我でコート内にPGが居なくなり、結局ボール運んだりコール出してたのSFの川邊だったからね。バックアップにもう1人PG居ないとキツい気がする。

なお、アジア枠のモーガンは前半途中で接触プレー時に腰を痛めたようでベンチでフィジカルスタッフと話し合ってる姿が見受けられ、後半は出場せず。プレーの評価は保留だが、明らかにチームルールを勘違いしたような(噛み合わない)ムーブが何度か見られたので、そこは今後熟成していかないといけないだろうね。

試合は後半の入りから突き放したブロンコスが大量リードを守り、昨日の惨敗の借りを返し溜飲を下げるような快勝。KJはベテランとして及第点のプレーをしてたと思う。佐藤との併用が今後の課題かな。


3,000人は超えたみたいです

アルビについて。圭様はハッスルしてたんだけどチームで1人だけ30分超え。さすがに依存が酷い。そりゃバテるやろ。ずっと1番ではなかったけど、後半だいぶバテてたので、もうちょっとPT絞った方がいいと思う。怪我予防の観点からもね。

ラベネルはシュート上手い、身体強い、テクニックあるB3トップクラスのセンターだが、彼が抜けてる時間帯はだいぶ弱くなるね。ハントは全然働いてないし、パプではフィニッシュが心許ない。新外国籍のネルソンはハンドラーも出来そうなウィングタイプ。最近B3ってこのタイプ増えてきた気がする。日本人じゃそうそう止められない。


普段撮らない、出口からのアングル

本当は川村卓也の姿も見たかったけど、まあしゃーない。今シーズン初観戦でちゃんとブロンコスの勝ちが見られたんで満足です。色々危うそうな編成なので、特別指定を取れるかどうか、チームの練度がどこまで上げられるかが課題かなと思いました。

 

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