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ナミビアの砂漠

2024.9.6公開

21歳のカナにとって将来について考えるのはあまりにも退屈で、自分が人生に何を求めているのかさえわからない。何に対しても情熱を持てず、恋愛ですらただの暇つぶしに過ぎなかった。同棲している恋人ホンダは家賃を払ったり料理を作ったりして彼女を喜ばせようとするが、カナは自信家のクリエイター、ハヤシとの関係を深めていくうちに、ホンダの存在を重荷に感じるようになる。

映画.com

あんのことを観て、河合優実が出演する映画はこれから観ようと思ったので、ギリギリ映画館で観ました。

カナの気持ち、全然わかんねぇ〜〜〜〜〜〜。
と思うのは、私が歳だからなの。?
といいつつも、現彼氏に退屈しちゃったり、過去に恋人(?)を中絶させた(?)彼氏に対する気持ちとか。
そういうのはわかったりしますよ。

友だちのお話じゃなくて周りの会話が気になっちゃう
とか、お仕事を機械的にこなしたりとか、
あとはやっぱりカナの表情と態度。怖いものなしみたいな歩き方、魂こもってなさそうな目線。けだるそうな感じ。
若々しさがすごい。それも現代の若々しさ感。

その時は日々を退屈に感じてるかもしれないけど、数年後にはたまらなく眩しく感じるあれこれが詰まってて、胸がキュってなる。

彼氏に対して暴力奮ったり、暴言吐いたり。ちょっと羨ましいなあ〜と思う(暴力はよくない)。ストレートに自分の感情をむき出しにすることが、わたしには出来ないし、したいと思ってもどうしていいかわからない。いいなあ、そうでありたかったなあ。

あと、カナにとっては元カレの方がいい気がするよ、過保護すぎるけどお世話してもらって。でもあれって彼氏にとっての自己満みたいなもので、そこに本当の愛情ってあるのかしら。タスクをこなす事が好きみたいな。
現カレについては、途中から実家が太くで高学歴ってことがわかるのですが、
なんか、あんまりこういう考えよくないし思いたくないけど結局、
育った環境とかステータス?とかが似たような人とじゃないとなかなかうまくいかないよね。価値観って本当大事だなあと、歳とるにつれてより感じる。

映画自体は、カナを傍観するような構成で、カメラワークとか面白くてエモかった。途中長くて退屈しちゃう感じがあるんだけど、観終わって少し経ってから、いろいろ考えちゃうような映画だなあと思いました。

あと監督が若くてびっくり!次作もチェックしたい!

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