ナミビアの砂漠
2024.9.6公開
あんのことを観て、河合優実が出演する映画はこれから観ようと思ったので、ギリギリ映画館で観ました。
カナの気持ち、全然わかんねぇ〜〜〜〜〜〜。
と思うのは、私が歳だからなの。?
といいつつも、現彼氏に退屈しちゃったり、過去に恋人(?)を中絶させた(?)彼氏に対する気持ちとか。
そういうのはわかったりしますよ。
友だちのお話じゃなくて周りの会話が気になっちゃう
とか、お仕事を機械的にこなしたりとか、
あとはやっぱりカナの表情と態度。怖いものなしみたいな歩き方、魂こもってなさそうな目線。けだるそうな感じ。
若々しさがすごい。それも現代の若々しさ感。
その時は日々を退屈に感じてるかもしれないけど、数年後にはたまらなく眩しく感じるあれこれが詰まってて、胸がキュってなる。
彼氏に対して暴力奮ったり、暴言吐いたり。ちょっと羨ましいなあ〜と思う(暴力はよくない)。ストレートに自分の感情をむき出しにすることが、わたしには出来ないし、したいと思ってもどうしていいかわからない。いいなあ、そうでありたかったなあ。
あと、カナにとっては元カレの方がいい気がするよ、過保護すぎるけどお世話してもらって。でもあれって彼氏にとっての自己満みたいなもので、そこに本当の愛情ってあるのかしら。タスクをこなす事が好きみたいな。
現カレについては、途中から実家が太くで高学歴ってことがわかるのですが、
なんか、あんまりこういう考えよくないし思いたくないけど結局、
育った環境とかステータス?とかが似たような人とじゃないとなかなかうまくいかないよね。価値観って本当大事だなあと、歳とるにつれてより感じる。
映画自体は、カナを傍観するような構成で、カメラワークとか面白くてエモかった。途中長くて退屈しちゃう感じがあるんだけど、観終わって少し経ってから、いろいろ考えちゃうような映画だなあと思いました。
あと監督が若くてびっくり!次作もチェックしたい!