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Happy Barthday! あまてらす
こんにちは
あまてらすプロジェクトです。
ついにあまてらすが本格始動して2年が経過しました。ここまで見守ってくださりありがとうございます!
そして…2年の月日を経てNoteのトータルビュー数が10,000件を突破しました。毎月読んでいただき嬉しい限りです。
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しかし最近は大学入試に追われる日々のため、著しい進展がない「あまてらす」。毎月のnoteのUPが厳しい現状です。(苦笑)
そこで
今回は新しい読者の方にも「あらまてらす」を知っていただけるよう、今までの出来事を時系列でお話ししようと思います。本邦初公開の情報も盛り沢山となっていますので、最後までご覧ください!
2022年9月
「あまてらす」の旅はここから始まります。島前高校の特色あるカリキュラム「夢探究」と呼ばれる授業で「島前高校の電力を自立させるにはどうすれば良いか?」という問いに10数人の生徒と6人ほどの大人が一緒に取り組みました。初回の授業で講師をしてくださった「あまてらす」の母体である交交株式会社代表の大野さんが、当時16歳の私たちに夢のある話をしてくださったのを今でも鮮明に覚えています。
そんな希望あふれる講義を私と南本は奇跡的に隣の席で聞いていました。
2人の脳裏には「このエネルギーゼミが終わる頃には、現実にできる材料が揃うはず。実際に挑戦してみたい!」という思いがありました。あまてらすが動き始めた瞬間です。意気投合した2人は再エネ探究と同時に起業についても模索を始めました。
高校1年生にとって、再エネの事業化という大きな大きな探究テーマとの戦いがスタートします。高校生は「電力測定課」「建設課」「チーム金稼ごう課」の3つに、大人は「大人の事情課」に分かれて探究を始めました。それぞれの課題を解決すべく約10回の授業以外にも放課後や朝の時間を使って奮闘しました。そして、ついに「隠岐島前高校は太陽光パネル200枚で電力を自立させることができる。他の再生可能エネルギーを導入するよりもコストを抑え、環境への影響も最小限に留めることができる」という結論を導き出したのです。
2022年10月
夢探究の授業が大成功に終わった頃、起業に向けて奔走していた私たちはある大きな問題を抱えていました。それは事業を開始するための資金がゼロに等しいということでした。株式会社として登記するのに30万円程度、施工費約1300万円。高校生のポケットマネーでは到底やりくりできるはずもなく途方に暮れていたところ、一筋の光が見えました。それがnoteクリエイターサポートプログラムです。「上限100万円まで無償の活動資金を提供する」という神のような企画にすぐさまアクションを起こしました。離島で電力会社を立ち上げたいと熱い思いを込めて応募しましたが、1200件以上のエントリーの中、私たち以上に現実的な事業が多く心が折れたのを覚えています。(笑)
半ば諦めムードで大野さんに相談したところ、「うちも今、再エネ事業を手がけているからよかったら交交の事業部でやらない?」という提案をいただきました。資金もノウハウもない私たちはこれ以上ない話に即答し、「あまてらす」の前身となる交交株式会社高校生事業部が生まれたのです。長い事業部名について愛称が欲しいとのアドバイスを受けて考え抜いたのが「あまてらす」。海士町を再エネの力で明るく照らす・太陽の神、天照大神にあやかっての由来です。ここから正式に交交株式会社あまてらす事業部として始動することとなります。
2022年11~12月
事業部名も決まり、いよいよ実現に向けて動き始めます。どこにパネルを貼るか?施工費はどの程度かかるのか?他県で展開している事業とどう差別化を図るのか?こうした問いに向き合い、少しずつ形が見えてきた頃、嬉しい知らせが舞い込んできました。
10月に申し込んだクリエイターサポートプログラムの結果、なんと1200件を超える応募のうち11組中の1組に選んでいただいたのです!メールを確認した時には手汗が止まりませんでした。(笑)このプログラムの受賞により、note内での知名度が格段に上がり毎月のビュー数が急増しました。
いよいよ実現に向けて事業の方向性が決定し、最大の壁「県教育委員会からの設置許可」を得るための資料作成に入ります。
…と、続きがありますが今回はここまで。
来月号にて続編をお届けしますので、しばしお待ちください。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
では、また!