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栄養指導11週目

ご来帳ありがとうございます。係長です。
数多の感動を生んだオリンピックが閉会しました。
パリからは美しい勝利がお届けされましたが、こちらアマからは見苦しい調理をお届けすることになってしまいました。ご覧頂いた皆様ありがとうございました。

前回3枚におろしたイワシ先生を使って、クックパッド『アマメシ』のレシピから『お魚のカレー風味焼き』を作ってみたのですが

仕上がりはこちら

なにこれ

なぜレシピ通りに作ってこんなことになるのか…イワシ先生ごめんなさい。

クックパッド『アマメシ』のレシピを見て、まあ出来るだろうと高を括っていましたが、カレー風味どころか激辛の難易度でした。

1.白身魚を食べやすい大きさにそぎ切りにして、両面に軽く塩、こしょうを振る。
2.ビニール袋に、カレー粉と片栗粉を入れて振って混ぜ合わせ、1.を加えて均一に粉がつくようにする。
3.アルミホイルの上に2.を並べ、上から油をかけ、魚焼きグリル又はオーブントースター(中火~強火)で7分焼く。

クックパッド『アマメシ』より抜粋

とても簡単そうなのに、何故こうも仕上がりに差が出たのでしょうか。みっしぇるとナージャに要因を聞いてみました。

要因①
イワシの水分を取らなかった

要因②
袋で粉を混ぜ合わせる時、空気を一緒に入れなかった

なるほど、どちらの要因も指摘されるまで全く思い至らないポイントでした。
確かにイワシの水分を取るなんて発想はなかったですし、袋を振る時は空気も入れた方が撹拌しやすいでしょうね。

しかし、そのような大事なことはレシピに書いておいてほしい!
初心者なのだから書いてないことは分からない!
初心者に優しいアマメシであってほしい!
と、一人シュプレヒコールの波を起こしたのですが、みっしぇるとナージャの『そんなゴチャゴチャ書いたら読みづらくて誰も作ってくれなくなりますよ!』に一蹴され、さざなみに終わりました。

確かに、レシピは簡潔にまとめるに限りますね。細かいことをゴチャゴチャと書いていたら読む気も作る気も失せてしまいます。
まさに本編のインスタグラムの再生数に対するこのnoteの閲覧数がそれを体現しています。端的に伝えるコンテンツが一番強い。

さて、話が逸れてしまいました。
今回のお魚チャレンジはみっしぇるもナージャも美味しく食べてくれて、見た目はさておき、成功を収めたのではないでしょうか。
普段、誰かのために作ることが無いので、手料理を喜んでくれることは素直に嬉しいものです。
自分のためにどこまで食事に気を遣えるかは難しいですが、少なくともこの企画のおかげでお昼のお弁当は(みっしぇるとナージャの目を気にして)気を遣うようになりました。

最近のお弁当たち

そして、お弁当のおかずを作ることで作り置きにもなるので夜ご飯も自然と変化して、今は納豆とトマトで済ませることは無くなりました。
お弁当の彩りや栄養バランスを意識して、出来る限りちゃんとしたものを作ろうと心がけ、スーパーでは何も考えずに納豆とトマトをカゴに放り込むだけの日々を卒業し、今の冷蔵庫の中身を思い出しながら食材を選ぶ日々に変わっています。

4月、健康増進課に異動したばかりの頃の食生活を考えると信じられない変化です。
いつの間にこうなってしまったのか?これが食育なのか?
企画が終わる頃に、食育とは何か?という問いの答えが出せたらこの日々も意味があるものになるのでしょうか。
食に対する意識変化にやや困惑しつつ、今日もまた、明日のお弁当を作ります。

それでは、次回のご来帳をお待ちしています。ありがとうございました。

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