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#41指示の内容

教師の立場はどうしても生徒に指示をしないといけないです。指示の方法、指示のやり方に意識することで生徒との関係性がより良くなっていったりすると私は思っています。

まず指示する方法は命令ではなく提案を意識することです。「しなさい」よりも「したらどうかな」みたいな感じです。

命令をするならば、事前にその行動の意味を提示しておかないといけないと思います。提案にするとその提案に対して生徒から「なぜしなければいけないのか」という疑問をぶつけやすくなるので、会話になります。その会話を丁寧にするのが教師の仕事だと思っています。

指示のやり方については、それぞれの取り組みの3割程度教えるという意識を持ってやればいいと思います。

指示をする取組という事は、やろうと思えば教師が10割できる取組なんだと思います。その取組をいかに生徒にさせることができるか、ここが教師の腕の見せ所だと思っています。実際に生徒が初めて試みる取組については、教師という職業柄、やってあげたい気持ちが強くなってしまい、ついついほぼすべてのことをやってしまいがちです。そうではなくて失敗することを大前提に、まずは積極的に生徒にやらしてあげてみてください。そうすることで安心した場所で失敗することができ、その失敗を糧に成長することができるようになるからです。

指示の仕方はとても難しいですが、その指示1つで生徒の成長度合いが大きく変わると思います。どんどん生徒に任せられる先生になれたらいいなと思う私でした。

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