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maa
2022年12月19日 00:35
「竹が奏でる」と検索すると、「竹笛」「笙」「尺八」などの楽器の画像が現れる。 竹自身が光と風とともに奏でる音楽は、竹林に一人で降り立たなくてはなかなか感じられない。 いにしえ人が竹から新たな音を生み出したのは、あの節があってその節の中が空洞になってるいたからで、木しか存在しなかったら…。 空しさも豊かさも持ち合わせた竹が存在したことによって、真愛は今日、また素晴らしいものと巡り合うことがで
2022年12月13日 12:21
「毎日が発見」という雑誌に、哲学者の岸見一郎さんが【生活の哲学】というコーナーで、「生き方」とか「考え方」を提示してくださる。 厚洋さんも哲学者みたいな事をよく話す人だったので、彼が元気なうちから、岸見さんの受け売りを話すと「お前もやっと人間らしい考え方が 出来てきたな? 帰納法から導いた演繹法で説得できてる じゃないか?」なんて、訳のわからない事を言って褒めてくれた。 今回も素晴
2022年12月8日 15:12
逝ってしまった愛しい人の物が捨てられない。四十九日までは、彼の匂いを犬のように嗅ぎ回っていた。 当然、彼のパジャマを着て寝た。が、使って洗えば彼の匂いは消えてしまう。 切なかった。 聞こえなくなった彼の声。 見る顔は写真だけ。 撫でてくれる彼の手は無い。 彼の匂いが消えていく。 どうやって、彼の存在を実感しようか悩んだ結果は、「やっぱり、匂いが無くなっても使う事だ。」 彼の