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素数日

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いつの頃からか覚えていないが、厚洋さんが逝ってからの日数を数えるようになった。このnoteをを始めたのは、一年以上経ってからのこと。 命日だけではなく、記念日も思い出していたが、…
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2020年9月の記事一覧

秋桜や 只管生きる 三回忌

秋桜や 只管生きる 三回忌

 今日は、厚洋さんの三回忌。コロナ禍で誰も呼べない。一周忌は、台風15号で停電した中。
家での法要だった。やっぱり一人だった。

 厚洋さんは真愛とは話すが、外では人見知りの寡黙な人だった。だから、「一人でいい。
お前だけでいい。」って言ってるのかもしれない。  
 まさか厚洋さんが…。
 まさか台風が…。
 まさか感染症が…。

 3年続けて、とんでもない9月の幕開けである。コロナ禍の中、更に熱

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満望忌 故郷にありがとう

満望忌 故郷にありがとう

 愛しい人が亡くなって、自死を考えた女が沢山の方々に支えられて生き直している。
「厚洋さんがやりたかった事をやる。厚洋さんがやろうと言ってくれた事をやる。」この思いで生きている。  
 昨年は、厚洋さんが詩をつけてくれた「白い花にそえて」の本を出版する事ができた。
「お前の絵に詩をつけてやる。」と言う約束だからだ。
 そして、「愛しい人が好きだったジャズを生で聞く会」を開催しようと思った。
 だが

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満望忌 有り難う

満望忌 有り難う

 関係者は6人。(お琴の先生・太鼓の先生・
真愛・ホール担当さん・照明さん・音声さん)

 厚洋さんを偲ぶ時・厚洋さんの望みが満ちる時を「満望忌」とした。
「自由で平等。あるがまま
          差別をしない厚洋さん」
「真愛の笑顔が好きだった厚洋さん」
「故郷の良さの気づきと感謝」 
「教え子に支えられた幸せな人生」etc

 中ホールを借り切って、無料コンサートを開き、最後に募金をしても

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731日 やっぱり逝きたい!

731日 やっぱり逝きたい!

 愛しい人が逝ってしまってから、731日。 
 厚洋さんの祥月命日。(三回忌法要は終了) 
 彼の眠る墓石に映り込んだ真愛は、「やっぱり、一緒に逝きたかった。」と話した。

 私は、沢山の人に支えられて、今日まで幸せに生きてきた。でも、厚洋さんに会いたい。
 やっぱり、厚洋さんの後を追って逝きたかった。着いて逝くなら、一年以内じゃないと此方に執着してしまう。 
 今死んだら、優しく常に心配してくれ

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夫婦会議

夫婦会議

このコロナ禍で、夫婦関係が壊れてしまった人も多いとか聞きます。手元に来た新聞に「夫婦のコミュニケーション」で心がけたいことが書かれていました。 
 ー相手の価値観を受け入れ、尊重する。ー
と見出しが書かれていました。
 厚洋さんは亭主関白。
 真愛は、厚洋さんが大好きだったから、彼の「関白宣言」を全て受け入れた。
 いくら頑張っても上手く出来ないと真愛自身がぐずった。その度に「お前はお前のままでい

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思い出の花 未来の花

思い出の花 未来の花

 決まって咲く。植物の体内時計がなせる技と分かっていても心震える。
「ああ。今年も咲いてくれたね。」     昨年の台風で、杉が根こそぎ倒れ無残な姿になったが、その側に曼珠沙華が一本だけ真っ赤な血の色で咲いていた。
「あの日も、この花の香りに包まれて…。」 厚洋さんのお通夜の前日。金木犀が咲き、その香りに包まれて泣いた事を思い出す。   厚洋さんのコーナーを作らなくてはと思って寝ずに金木犀の花を描

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