認知症と豹変
医学の進歩は著しいものの、認知症は進行は遅くできても、治療は困難なよう。
認知症の症状にも色々あるようで、母の典型的なパターンは3つ。
1。ラジオのボタン操作が時々わからなくなって、音を大きくしすぎたり、聞きたいチャンネルを聞けなくなる。
2。夜中に、誰かが来たとか言って私を起こす。でも朝になったら、自分がおかしかったと、幻影であることを認識して、起こして悪かったと言うので不思議。
3。ついさっきまで普通にしていたのに、急に人格が変わって怒りだす。しかもなんの脈絡もなく、怒り始めて 「なんで玄関の鍵閉めるの、なんでそんな勝手なことするの?」とか「ちょっとあんたは頭がいいと思って、私を馬鹿にしてるのか」とか、なんでそんなことに怒り出すのという理由。
とこんなこと書くのも今日また3が起きたのです。今度は自分で蜂蜜を溶かした白湯を飲むと言い出して、美味しく飲んだ後、「なんで飲んだんやろう。私はなんてバカなんだろう」って豹変して歩行器を床に叩きつけながら喚き。。。
3は決まってトイレに歩いていきながら怒るので、トイレと怒りが何か結びついて記憶されたのだろうか。
あー、豹変は1−2週間に一回。私には忍耐力の特訓かなあ。
写真は胡蝶蘭。花言葉は幸せが飛んでくる。私にも幸せいっぱい飛んできてーー。
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