カップアイスの「コレ何に見える?」
暑くなってきましたね〜。
息子は体温調節が苦手なので、体温と外気温の差が大きくなればなるほど苦手で、中でも特に暑さに弱いです。
体の中に熱がこもってしまって、上手く放熱できないようで、頭がのぼせやすく、イライラもしやすくなり、疲れやすくて、すぐにグッタリしてしまいます。
家に居る時には、息子は常に下着で過ごし、涼を取ったり、それでもダメなら冷房や除湿機能をフル稼働して息子をサポートできますが、外出時に涼を取るのは、なかなか難しい場合が多いです。
短時間の外出なら、帽子や扇子、保冷剤などを持参していきますが、それでも真夏は外出が本当にしんどくなります。
そこで、楽しみの一つは、オヤツに食べるアイスでしょうか。
アイスは、頑張って外出したご褒美も兼ねていますし、火照った体を素早くクールダウンしてくれる最高のオヤツなのです。
アイスも、ただ食べるだけではつまらないので…
見立て遊びが苦手な息子に、少しでも見立て遊びの楽しさを知ってもらおうと思い、アイスを食べる際に、1つゲームをする事にしています。
その名も「アイス、何に見える?」ゲームです!
カップアイスの蓋を開けた時、表面の模様を見て、それが何に見えるのかを考えて答えるゲームです。
見立て(〜に見える、〜みたい)という遊び方が苦手な息子(アイスはアイスにしか思えない一種のこだわり)は、なかなか表面の模様から、違う物に見立てて考える事が難しいようでしたが、何回か繰り返してやってみると、楽しめるようになってきました!
それでは、何が見えたのか… 今回はコチラでした!
雲の下にいる人
これは息子もパッと閃いたようで、すぐに答えていましたよ!
確かに、上部がモクモクッとしていて雲のような形をしていますね。
この見立て遊びは、正解も間違いもないので、息子の答えを受容し、共感し、私の意見を伝え、更に2人で熟考する…という風にして楽しんでいます。
島の上に浮かんだ満月
島の上に大きな満月があり、その上には薄く雲がかかっているところだそう。
ちょうどこの頃、皆既月蝕の時期が近づいてきていた事もあり、すぐに月を連想していました。
月を雲が守っているところ
まんまるの少し小さい月を雲がすっぽりと包み込むようにして守っているところだそうです。
何から月を守っているかと言うと…
隕石など、危険なモノから守ってあげているのだとか…
この時、息子は大きな不安感にのまれかけていたので、きっと危険なモノから守ってもらいたいという気持ちが現れていたのだと思います。
目が一つになっちゃったクモ
コレ…息子がかなり苦戦していました。。
私もなかなか良い見立てができなくて2人で苦しんだアイスですw
アレコレ考えていたら、息子が「下の方がクモの口っぽい」と言い出して…
「でも目が1つしか無いからクモにはならない」と言って自分で否定してしまっていたのですが…
それから少しまた考えて「目が1つしか無いけど、ケガしちゃったクモっていう事でもいいかな?」と言って、上手に見立てに成功していました。
この見立て遊びには正解も間違いもないのですが、今までの息子は本物にこだわるばかりで、〜みたいという見立ては受け入れられない状態でしたので、目が1つしか無いけどクモみたいと見立てられた事は息子の成長を感じました。
左側を向いて本を読む人
コチラも少々苦戦をして、2人で見立てました。
私が「真ん中が左側を向いた人みたいに見えるね?」と言うと…
「本当だ!右側に壁があって、左側を向いて本を読んでいるんだね!?」と息子が上手に見立ててくれました。
さて、みなさんはどんな風に見立てましたか?
これから迎える夏本番。
ぜひ、お子さんと一緒に「アイス、何に見える?」ゲームにトライしてみてはいかがでしょうか?