【北極、南極】北より南の方が寒いのはなぜ?風邪をひかないって本当?意外と知らない知識を紹介
皆さんこんにちは、ぐっちです。
親に口酸っぱく言われたことが、大人になって間違いだったという経験はあるでしょう。そのとき大人になったと自覚する感覚はどこか寂しくもありますよね。
しかし、ずっと間違ったまま認識していることがあるんです。今回は「言われてみれば…」となる雑学を交えて寒さに関する雑学を紹介します。
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南極の方が寒いのはなぜ?
北極より南極の方が寒いという話を聞いたことがある方は多いと思いますが、なぜ南極の方が寒いのか、理由を考えたことがあるでしょうか。
その大きな理由は、南極の方が標高が高いからなんです。北極は氷塊が浮いているだけで最高でも10mほどの厚さですが、南極は陸の上に氷があり、平均の高さは約2500mにもなります。
また高さだけでなく大陸であるということ自体も理由のひとつです。海は陸に比べて寒くなりにくいという特徴があり、南極も内陸の方が寒いんです。
南極大陸とは言いますが、北極大陸とは言いませんよね。日本の最低気温を記録した北海道の旭川(-41.0度)も、北海道の真ん中に位置しています。
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なぜ北極、南極では風邪をひかないのか
子どもの頃、薄着の状態だったり、体が濡れた状態だったりすると親に「風邪ひくよ」と言われたことがあると思います。そしてほとんどの人が、寒いから風邪をひくと認識しています。
しかし、風邪をひく原因は寒さではなくウイルスです。北極では最低気温が-71度、南極では-89.2度にもなります。そんな極寒の地ではウイルスが活動できないので風邪をひくことがないんです。
そうはいっても寒い時に風邪をひきやすいのは事実ですよね。それは寒さによって免疫機能が低下していることが原因なんです。低下した免疫機能はウイルスを倒せず、結果風邪をひいてしまいます。
寒さは間接的に、ウイルスは直接的に風邪をひく原因になるというわけですね。
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