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へこたれずに動き続けてると、「世界はやさしい」って思えることが起きる(確率が上がる)んじゃないかなって話

世の中は、理不尽なことであふれかえっています。
ほとんどの物事は、思いどおりにはいかないものです。
ちっぽけな自分が、コントロールできることなど、ないに等しいのです。

これはネガティブな考えなのではなくて、
世界はそもそもそうなっている
という前提の話です。
それだけ書くと、ちょっと絶望的な気分になっちゃうけど。

だけど、さらに言えることは、
ちっぽけな自分には、物事の本当の「良い悪い」なんて判断できない、ということ。
一見、悪いことのように思えても、あとから振り返ると、良いことに繋がるきっかけになっていたり。その逆もあったり。
人間万事塞翁が馬」ですね。

世の中が理不尽であることを大前提として、
その上で、自分が何を信じ、どう動いていくか、を考えたらいいのだと思います。
理不尽に屈して、絶望した気分で生きていきたいのか、
理不尽はそれはそれとして受け止めて、それでも希望を向いて生きていきたいのか。
そこは、自分で選ぶことができる部分です。

私は元々は落ち込みやすくて、理不尽や思いどおりにいかないことに直面したら、
すぐに凹んでへこたれて、投げたしたりあきらめたりしてきました。
その結果、絶望にさいなまれて、自己嫌悪や自己否定を強めていきました。
一言で表すと「打たれ弱い」性格だったと思います。

それがいつからどうして変化したのか、思い返してもよく分からないのですけど、
気づいたら、けっこう「打たれ強く」なっていたんです。
「あれ?前は同じようなことがあったら死ぬほど凹んでたのに、なんか今は大丈夫だぞ?」
みたいなことが、最近特にすごく増えました。

以前書いた、こちらのふたつの記事の考え方が、徐々に定着していった結果だと思います。

前置きが長くなりましたが、昨日、「世界はやさしい」って思えるうれしい出来事があったので、シェアしますね。


今、絶賛お申込み受付中の「宮台真司講演会in名古屋」。
思い立ったら即行動、というか、行動していないと恐怖ですべて投げ出してしまいかねなかったので、
一週間、なりふり構わず準備を進めてきました。

そしてチラシを作成したのですが、そろそろ印刷業者に印刷を発注しようか、というところで、
「今チラシに使っている写真が、著作権に引っ掛かるのではないか」
という指摘を、友人から受けたのです。
そういう法律全般に詳しくない私は、
インターネット上から、一番好きな写真を拾ってきて、勝手に使っていたのでした。

少し調べてみると、やはり「記事の写真には著作権があること」が明記されていて、
宮台先生のオフィシャルブログ(miyadai.com)にも、チラシに使用可能な写真の指定がされていました。
とても好きな写真だったので、使えないのは残念だけど、しかたない…と思い、
写真を差し替えて、このnoteやFacebookのイベントページに載せていたチラシ画像も全部差し替えました。

差し替えた写真もとても良い写真だけど、20年前のもので、
私は最近の宮台先生が好きなので、私の好きな宮台先生が写っているお写真を使うことをあきらめきれず。
ダメ元で、その写真を載せた記事を出しているハフポストに、問い合わせのメールをしてみました。

↓ハフポストの当該記事はコチラ(とても良い記事です)
そもそもアートは誰かの心を傷つける。宮台真司さん 「生半可な覚悟で見に行けば不快になって当然です」

著作権料(使用料)を払わなければいけないのかな、とか、
有料イベントには使ったらダメって言われるかな、とか、
そもそも大きな情報サイトなので、こんな問い合わせにはお返事もらえないかもな、とか、
正直なところ、ほとんど期待はしていませんでした。
ただ、自分ができる限りのところまでした、という納得感のために行動した感じでした。

ところが昨日、ハフポストの方から、とても丁寧なお返事をいただき、
写真の使用を快諾していただけたのです!
もうメールを読んで、一人で「やったー☆」って言っちゃいました。
↓そのときのツイート

写真なんてちっぽけなことで大袈裟な、と思われるかもしれません。(大袈裟な性格なことは否定しません(笑))
最初に著作権の問題に気づいたときには、
せっかく作ったのに台無しじゃん…とか、
どんどん進んでたのに作業ストップしちゃった…とか、
新しい写真使えないなんておもしろくない~とか、
けっこうへこたれて、ブー垂れて、投げ出したくなりました。

でもそこでへこたれたままあきらめず、行動したからこそ、
ハフポストさんのやさしさに触れる経験ができたのです。
写真を使いたいという希望が叶ったことももちろんうれしいのだけど、
それよりも、やさしさに触れる経験ができたこと、
世の中って、大人って、やさしいのかもしれないなって、思うことができたこと、
それがとってもうれしかったんですよね(*^^*)

いつもいつもうまくいくとは限らないです。
これからも、講演会の準備をしていく中で、いろいろな問題に直面するかもしれません。
そこであきらめたり妥協してしまっても、それなりに物事は進んでいくのでしょうけど、
あきらめずに働きかけることで、見える世界の可能性は広がるのだなと感じました。

世の中は理不尽であふれかえっていると知っているからこそ、
こうした小さなやさしさや寛容さに、感動できるのだと思います。
やさしい人ばかりではないけど、やさしい人もたくさんいるんだって、信じることができます。

本当にうれしくて、しあわせだな~と感じる出来事だったのでした。

そんな苦労の上に出来上がったチラシがコチラ↓

チラシ最終

もうすぐ、TwitterやFacebook、Instagramに載せるので、
みなさん拡散にご協力くださいね~☆

続々とお申し込みいただいています!

宮台真司講演会 in 名古屋
 ~社会という荒野を仲間と生きる~

日時:2020年4月11日(土) 13:00~16:00
   第1部 宮台真司氏講演
   第2部 質疑応答

場所:日本陶磁器センター3階 大会議室
http://www.toujiki.org/adress.html

チケット:前売り 2,500円
     当日  3,000円
     学生(大学生以下) 2,000円

少子高齢化社会、原発、非正規雇用、オリンピック問題……不寛容で先行きの見えない、この国の行く末は?私たちの未来は?
稀代の社会学者•宮台真司氏に訊く「社会という荒野を生きる」ための処方箋!

申込み:https://ws.formzu.net/sfgen/S85835184/

マガジン:https://note.com/altemusik_yuka/m/mb5c4587632cc

最後まで読んでくださって、ありがとうございます(*^^*) お気軽にスキやコメントをしていただけると、とってもうれしいです💕