小さくてかわいい伝統の厨子『安憬』
安壽から学んだ”小さくてかわいい伝統”の厨子『安憬』のお話。
箱に納めたい、あなたの大切なものはなんですか?
工房厨子『安憬』は、納めたいものによってサイズやデザインを選ぶことを大事に、存在感豊かで和洋の生活空間に似合うシンプルなデザインの厨子です。
この安憬、実はおよそ20年前に発表された厨子「安壽」を改めて学び直し作られた厨子です。朱の色は安壽から引き継いだものになっています。
▼安壽についての詳しい記事はこちら。
一人一人違う”大切なモノ”を想定して
大切な方から贈られたアクセサリーやお子様のへその緒など、一人一人違う”大切なモノ”を想定して3つのタイプの厨子がつくられました。
【安憬 L・M 】”繋がる”を感じてほしい観音開きの小さい厨子
お部屋の一角の棚などにちょこんを収まるサイズの安憬 L 。
中は光が灯り、扉を閉めても光がこぼれる窓がついています。閉じていても”繋がる”を感じてほしい、との願いが込められています。
【安憬 S 】日々の暮らしにそっと寄り添ってくれる祈りの箱
観音開きの厨子だけではなく、蓋をかぶせる箱型の厨子も新たにデザインし、「厨子ってこういうものなんだ、こう使えばいいんだ」と思ってもらえるように作りました。日々の暮らしにそっと寄り添ってくれる祈りの箱です。
【安憬 SS 】”わたしだけの厨子”として身近なところに
日々の思い出の品を想いと共に納めることができる箱です。手のひらにすっぽりと収まり、その丸みのある蓋は、灯篭などの寺社仏閣の意匠から学びしました。観音開きの厨子ほど仰々しくなく、”わたしだけの厨子”として身近なところに置いておくことができます。
アルテマイスターでは、日々の暮らしの中に元気になれる場所、ほっと心を落ち着かせられる場づくりとして厨子がお役立てできることを願い、これからも新しい祈りのかたちとして厨子を考えてまいります。