拠点を回って回って回って回る~♪2年目マツバラの拠点巡回編
みなさん、こんにちは。2年目マツバラです。
タイトルにある「回って回って回って回る~♪」ですが、
ある歌の歌詞なのですが、さすがに皆さんはご存知でしょうか。
愚問でしたかね。そう、円広志さんの夢想花です。
歌の中で72回飛んで、24回回るという、
何とも慌ただしい歌であることはみなさんご存知なはず。
意外とタイトルまでは知らなかった人は多いかも。
えっ??円広志さんを知らない!?
よくしゃべる、パーマ頭の眼鏡をかけたおじさんです。
私は関西出身なので、テレビをつけるとなんかしらの番組には出ていた
記憶がありますね。
また円広志さんは私が好きな某探偵番組のテーマ曲も歌われています。
その名も「ハートスランプふたりぼっち」。
懐かしさを感じる、とても良い歌です。是非聞いてみてください♪
まあそんな話はさておき、今回は拠点巡回編です。
アルプスアルパインは世界23の国と地域に186拠点を展開しています。
ちなみに国内の生産拠点は7拠点。今回そのうちの5拠点に行ってまいりました。
その様子を書き綴りましたので是非最後までご一読ください。
~ マツバラの巡回紀行~
「そういえばうちって、何をやっている会社やっけ?」
オフィスで働いていると、たまに感じてしまいます。製造現場に行く機会が少ないからです。
そんな私に滅多にないチャンスが巡ってきたのです。
それは役員による製造拠点巡回の同行。各製造拠点の業況確認と、
現場を知らない若手社員に勉強の機会を与えるという目的です。
私はS課長からの参加打診に、2つ返事でOKさせてもらいました。
巡回するのは国内製造5拠点、宮城県の古川第2工場、涌谷工場、角田工場、福島県の平工場、小名浜工場。
アルプスアルパインの拠点はこちらから
そして数日後に参加した、役員との事前打ち合わせ。
そこでこんな出来事が...
K役員「マツバラさんは、それぞれどの拠点で何を製造しているのか分かっているですか?」
マツバラ「いや、なんとなくしかわからないです...。」
K役員「それは勉強しないとマズイでしょうね。しっかり勉強してきてください」
K役員から直々の通告に私は焦りを感じました。そのため一緒に同行する他部署の先輩や課の先輩から教えてもらいながら、各拠点で製造している製品について勉強しました。
そして拠点巡回当日、役員との車移動。しかしここで1つ問題が…
「あれ俺はどこに座ればええんやっけ…??」
S課長から聞いていたこともあり、車の座席に上座・下座があることを知ってはいました。慌ててネットで「車 席順」と調べたところ、
「基本は助手席が下座です。ただし時と場合により変わります」とのこと。
「な、なんやそれ~!?」
なまじネットの情報を頼ることで、さらにわからなくなってしまいました。
しかし「迷ったら助手席」というS課長の言葉のもと、助手席を死守しました。何事もなく、無事移動ができたので良かったです♪
初日は古川第2工場、涌谷工場、角田工場を見学。いずれも宮城県内にあり、中でも古川第2工場は電子部品製造における主力工場の役割を果たしています。
古川第2工場には、金型製造部隊があり、ミクロンレベルで金型を研磨する技術を持っています。
また環境負荷物質・温室効果ガスの低減にも力をいれています。太陽光発電、地中熱利用、空調および排熱や雨水の再利用など、再生可能な自然エネルギーを活用。
床から2mまでの作業領域のみを空調する「成層空調システム」も導入しており、積極的に省エネルギー化を推進しています。
実は古川第2工場で昨年私は製造実習をしており、馴染み深い工場なのです。あまりの工場内の広さにいつも迷っていた記憶があります。
そのため今回の見学でもフロアを迷子になりかけました。
涌谷工場では、ゲームコントローラー向けのスイッチ等を製造。
恐らく皆さんが持っているゲーム機のボタンにも何かしら使われているはず…
この多機能操作デバイスが無かったら、お馴染みの格闘ゲームやRPGもできませんよ。キャラクターが棒立ちしているのを見守る、シュールなゲームになっていたかも。
角田工場では主にタクトスイッチ®を製造。本製品は家電やAV機器から自動車、スマートフォンまで幅広く使われています。
なんとこのタクトスイッチ®は、年間生産約50億個で、世界トップクラスのシェアを誇ります。押した時の感触や音の高さまで、こだわり抜いています。
どれも、ついつい連打したくなるような押し心地の良いものばかりです。
プロゲーマーも納得の押し心地!かも?
2日目は平工場、小名浜工場に見学。どちらも福島県いわき市にあります。
いわき市といえば!! いわきFC!!
こちらの記事も併せてご一読くださいませ。
平工場ではAirInput™ パネルという、タッチレス操作パネルを製造。
よく専門展示会でも出展しています。画面に触れず操作ができ、衛生管理が厳しい病院等に採用されています。
小名浜工場ではハプティック🄬リアクター等を製造。ゲームコントローラーやモバイル機器などの振動を実現し、操作性の向上や没入感の演出に貢献します。
ブルブル震えるコントローラーは、臨場感マシマシですもんね。
とある野球ゲームでの、ホームランを打った時の振動の感触は、今でも思い出せるほどです。
こうして一通りの製造ラインを見学させてもらい、拠点巡回が終了。
馴染みのある製品の製造工程を見ることができて、新たな発見が多かったです。工場内の写真をお見せできず残念ですが、現場を体感することができました。
そして拠点巡回で感じたことは2つ!!
社員同士の結束力と、作業効率化への意識の高さです。
拠点巡回1日目に参加した角田工場の製造部門の方々との懇親会で、
「角田工場は人数が少ない分、結束力が強いよ!!」という風に
皆さんがおっしゃっていました。
また何か工場内で品質問題や設備不良などのトラブルがあった際には、
部門を問わず助け合っているのだそう。
本社よりも、助け合いの考えが浸透しているように感じました。
まだマツバラは自分のことでいっぱいいっぱいですが、
困っている人の手助けをできるようになりたいですね♪
またどの製造拠点の方も、1つ1つの工程に対する目的意識が強いように感じました。1つの製品における製造工程の全体像を理解し、より効率的に製造するためです。
私も「何のための」業務をしているかを今後より意識して取り組みます!
今回見学した5拠点では、アクチュエーター、スイッチ、ハプティック®
リアクターなどアルプスアルパインの主力製品を製造しています。
詳しい製品情報と技術情報は以下から!!
「もっとアルプスアルパインの製品や技術について勉強したい!」と
思いましたね。今後は現場を知るマツバラ(見学しただけ...)による、
真に迫ったPRができるんじゃないかと思います。
次回もマツバラシリーズもお楽しみに~