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#独り言vol.2【育成年代とトレーナー】前編
こんにちわ!久しぶりのnoteになります!
かなり間が空いてしまいましたが、相変わらず言語化することが苦手なので、
頭の整理も含めて定期的にnoteを活用して独り言をつぶやこうと思っています!
ようやくフリーランスのトレーナーとして独立しましたが、
まだまだ経験値が少ないトレーナーキャリアですので、
日々勉強や情報をアップデートしながらアウトプットできるようにするのが目標です。
本日はこの夏に行われた各種育成年代の大会への帯同を経て感じたことまとめてみます。
1.中学女子バスケ部とトレーニング
7月から8月にかけて現在トレーニング指導をしている中学校女子バスケ部。今シーズンのチームはとにかく身体つきがよく、何よりも気持ちが強い選手が多い印象。
このチームには毎週固定曜日に1.5~2時間ほどトレーニング指導をしています。
監督やコーチからのニーズをうかがいながら、弱みをカバーし、強みを伸ばし、怪我のない身体作りを目指しました。
ここで出てきた一番の課題が「スタミナ」と「身体操作」。
私が実施してきたことはこの課題に即して行いました。
中学生の大会は短い期間で開催されることが多いことからダブルヘッダーで試合をすることが普通になっています。
個人的には怪我予防の観点からダブルヘッダーはなくしたほうがいいと思っていますが(笑)
2試合パフォーマンスを下げることなく戦い抜けるスタミナをつける必要がありました。
ただやみくもに走らせるということはしたくなくて、
トレーニングの成果が目に見えるようにしてほしかったので、
1か月に1回のペースで5分間走というものを設け定点観測を実施しました。
また、近年の中学生が全員とは言いませんが、胸椎や股関節などのモビリティ関節の硬さが顕著に表れています。
さらに腰椎の安定性(=スタビリティ)がくずれ、代償動作が引き起こされ、
その結果、腰痛、シンスプリント、ハムストリングの肉離れなど慢性的な怪我が多い印象。
そのため、正しいポジションが取れるように関節可動域の改善、フルレンジでの身体操作を中心に取り組むことにしました。
取り組んできた内容については別の機会に独り言してみようと思います。
2.都大会、関東大会@栃木県
いよいよ中学生の集大成ともいえる中体連の大会がスタートしました。
※私の時は中学生として最後の大会だったわけですが、今はジュニアウィンターカップや都リーグなどの様々な大会があるようなので、シーズンが長くなっていますね。
区大会は省きますが、
都大会は実は私の家の事情で帯同ができませんでした。
最終日決勝まで駒を進めたチームですが、ダブルヘッダー2試合目で相手に臨むも、惜しくも敗退。
新人戦も含め決勝相手とは2戦0敗の結果に。
ただベスト4までは関東大会への出場が決まっているため、2週後の栃木で行われる関東大会に駒を進めます。
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迎えた関東大会。
チームで前日入りし現地練習を行いますが、ここで数名風邪の症状がある選手。
暑い体育館も相まって、熱中症気味続出。。。
これは困ったぞーと思っていましたが、この時に本当に助けていただいたのは保護者の皆様のご協力でした。
ほとんどの選手の保護者が現地でサポートに徹してくださってました。
この時とても学びになったことがあります。
それはトレーナーとして育成年代のトレーナー活動をするにあたり、選手を取り巻く関係者との関わり方を丁寧にすること。
特に保護者とのコミュニケーションは丁寧に対応することを心掛けました。
関東大会はそれはそれは波乱の出来事の連続でしたが・・・(笑)
結果全国決めの準々決勝では見事勝利をつかみ、チームとして初めての全国大会出場権を手にしました!(私も全中未経験)
そして私の母校も全中出場を決めました!
連日の試合で疲労が溜まる選手に提供したのがお手製アイスバス
氷をたくさん用意していただけたこともあり、
宿舎の浴室に半分水を張り、氷を投入!
選手たちには下半身だけでもアイスバスに浸かってもらい少しでも疲労回復につなげられるように工夫してみました!
ちなみに選手たちからは大好評でした(笑)
3.国体少年女子関東ブロック大会@深谷市
中学校関東大会の翌週、6月からセレクションを行っていた国体少年女子のチームにトレーナーとして国体関東ブロック大会へ帯同することになりました。
年代としては、早生まれの高2、高1、中3といったカテゴリーで編成されます。
中学生とはまた違いますが、今年高校生になったばかりの選手が多いため、高校生の練習に慣れてきたころの状態ということです。
ここでも直面したのが慢性傷害(ほぼシンスプリント)
アライメントなども影響していると思いますが、高校生の練習はやはり強度が圧倒的に上がるため、個人差はあれど成長期の選手にはかなり負荷が高いようです。
コーチの皆さんからのお話を聞いていると、
この時期はみんなシンスプリントで足を痛めていると。
聞いてみると、今の都内トップの高校ってトレーナーついているけど基本治療家がメインみたいです。
んー。それって実際どうなんだろう。
もちろん痛みを軽減するための「治療」は必要だと思うけど、
根本的な解決になっていないよなーと。
選手の体チェックしてみると、圧倒的に外転筋力が弱かったり(重力に耐えられない選手もいてびっくり)、knee-inを呈する動作になっていたりと、課題がたくさん。
そりゃシンスプリントにもなるよなーと。
痛みは結果であって、結果には要因が必ずあるはず。
短い練習時間ではあったけど、なるべく選手たちには痛みの要因や課題を伝え日頃セルフでできるように伝えるようにしました。
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国体ブロック大会、通称ミニ国。
深谷市て行われたんだけど、まさかの最高気温38度!
体育館の中は電力供給逼迫警報のおかげで空調はほぼ効いておらず、
熱中症を出さないことに必死でした。。。
私も着用していたハーフパンツが汗で色が変わるレベル。。。
結果は3位で、鹿児島国体への出場権を決めました!
今年は本当に遠征が多いなぁ(笑)
10月に鹿児島国体へ行った内容も別の場でまとめようと思います。
今回の育成年代とトレーナーについてまとまりなく書き出しましたが、
一回でまとまれないので、前後編で分けて書こうと思います。
ぜひこの内容が良かったなと思っていただけますと嬉しいです!
ぜひスキを送ってください(笑)
励みになります!
まだまだフリーランスとして不安定な状況でもあります。
皆様の健康やパフォーマンス向上のためできることを引き続き継続してまいりますので、
ぜひサポートなどもお待ちしております!
以上独り言でした!