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思考部屋

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本当の自分を生きるのに必要なこと

この間書いたエッセイ『「ツイてない」は私の辞書にない』は私にとってまさに怒涛のような2016年の出来事だ。 5月に父が他界してからわずか半年の間に、夫の入院、母の入院、再び夫の長期入院、そして私の2度の入院。そこまでみんなで病院と仲良くならなくてもいいと思うんだけど・・・ 私はそれまでのウン十年間、一度も医者にかかっていない。年に2回ぐらい熱出して(恐らく過労)、2〜3日寝込む程度で、基本「寝てたら治る」という信念(?)のもと過ごしてきた、かなり元気な人だった。そんな頑丈

「ツイてない」は私の辞書にない

数年前、ある人に「ツイてないね」と言われたことがあった。入院、手術、その後イレウス(腸閉塞)になり、しかも重症化。1週間ほどの予定だった入院が、3週間にもなってしまったときだ。その数ヶ月前から、いろんなゴタゴタが続いていたので、慰めるつもりでその人は言ったのだろう。 けれど正直言うと、そう言われたとき私はすごく驚いた。 「ツイてない!?」 私の辞書にその言葉はない!たぶん、それまで1度も自分が「ツイてない」なんて思ったことがない。ということに気づいたのだ。これで「ツイて

前に進むために大事なこと

自分がどうなりたいのか、どう生きたいのか。 まずは意思表示をする。自分に対して。 別に誰かに伝えなくてもいい。 自分に対して、具体的に、明確にする。 もちろん、誰かに話してもいいのだけど、話す前に自分の中ではっきりさせておく必要がある。 でないと、訳のわからない話になってしまい、相手に何も伝わらない。 相手に何も伝わらないということは、自分もちゃんとわかっていないし、当然、上(神?ハイヤーセルフ?本質?どう呼ぶかわからないけど、とにかく自分が繋がっている先)にもわからない。

モノの価値は人によって違うのだから・・・

中学生のとき、友人から「経済観念がない」と指摘されたことがあった。たぶん、遠足のお菓子を一緒に買いに行ったのだと思う。遠足のお菓子といえば、いくらまでと上限額が決まっている。(今でもそうなのかな?) 私は好きなお菓子を1つ手に取り、また別のお菓子を探していた。私が手にしているモノを見た友人は、突然興奮して 「何やってんの!こっちの方が安くていっぱい入ってるねんで!」 と言って、安くていっぱいのお菓子を私に渡そうとした。 その強引さにビックリした。 私はそれは欲しくない!

事実婚の住民票

先日、住民票が必要になり、近くのサービスセンターに取りに行った。 窓口で対応してくれたのは、とっても若い女の子。 プリントアウトされたモノを見ると 「少々お待ち下さい」 と言って、他のスタッフに何か聞きに行ってしまった。 あちこち3人ぐらいに確認して回っているようだ。 ようやく戻ってきた彼女は、満面の笑みで 「大変お待たせいたしました」 と丁寧に住民票を渡してくれた。 何も問題はなかったようだ。 私が想像するに・・・ 世帯主との続柄に「妻(未届)」と書かれた住民票を彼

神社で「お願い」してはいけない

ほとんどの日本人は神社に行ったことがあるだろう。 うちは父が仏教、母がキリスト教徒だったが、お正月には初詣に行っていた。 子どもの頃はお参りの仕方がよくわからず、他の人がするのを見様見真似でやっていた。たぶん、両親もよく知らなかったのだろうと思う。知ってたらちゃんと教えてくれたはず。 手水舎での身の清め方とか、拝殿で二礼二拍手一礼することとか、大人になってから知ったことだ。 今ではネットで簡単に調べられるし、TVの旅番組なんかでもよくやっているので、知っている人は多いと思う

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