年末年始読書記録

①常勝集団のプリンシプル
  著者 岩出雅之
 
以下の一文はもっとも心に響いてこれから教訓にしたい言葉です。

スポーツでもビジネスでも、実力を発揮できない原因は同じです。
「現在」の自分に集中できず、「過去」への後悔、「未来」への不安に、心がとらわれてしまっているからだと、私は考えています。
常勝集団のプリンシプルより

武道経験があり「今に集中」って何万回と言われてきましたが、集中しているつもりでもそれは違う、と何度も怒られてきました。当時は勝ちたいとか未来の結果にとらわれ続けていたからだと、今更気がつきました。
今の時代は何も考えないでいると色々なものにとらわれます。そんな時に読み直したいと思いました。

また経営学部で勉強をしていますが、じゃあ実際に目の前にある組織を変えられますか?とか自分で新しい組織作れますか?と言われても何も出来ないんだろうなとつくづく思います。
この本を読み組織文化についてどんな考え方をしているのか、また具体的にどうやって組織を作ったかという部分がとても勉強になりました。

② フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略
  著者 石川善樹
この本は人生100年時代の時間戦略を考える上で生まれるあらゆる問いに答えています。

以前とある授業で創造性や概念について学びました。
こうあるべきという概念があるのに、全然現象はそうなっていなくてズレがある時、それを埋める新たな概念を創造するチャンスだというお話がありました。(めちゃ難しいが…)

この著者の方は本の中でそのズレを見つけて、(人生の時間戦略はこうあるべきだが、現実はこうなっていない)
新たな概念を創り出していて、
(full life = well doing × well-being)
そういう意味でもすごく勉強になります。
創造性を高めるためのヒントも得られて一石二鳥な一冊です。

とりあえず今日はここまで!

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