相手へかける言葉。
先日、療養中の友から連絡がありラインでやり取りをしました。
私は相手のことを思うとき、かける言葉に心を配るようにしています。
言葉には(特に日本語は)エネルギーが憑依するので、氣をつけないとこちらの意図とは全く逆のものを相手に渡しかねないからです。
なかでも相手を心配しているときの言葉は要注意です。
そもそも「心配する」ということ自体が相手を信用していない表れなので、そんな氣持ちのまま言葉をかけてしまうと「大丈夫?」というワードが出てきてしまいます。
「大丈夫?」というセリフは、一見相手のことを思っているように聞こえるけれど、その裏には「この問題、彼(彼女)に解決できるかしら?」という相手への信頼の欠如が隠れています。
一方で、相手のことを信頼している人がかける言葉は違います。
彼(彼女)がどんなトラブルの最中にいようと相手はそれを体験したくて選んでる。だから大丈夫。彼(彼女)はそれを解決できる。
そんな相手に対する尊重と信頼が根底にあると
「大丈夫なのはわかってるけど何かあったら言ってね」
とサラリと前向きな言葉をかけることができる。
この違いは大きいです。
「大丈夫?」には、相手の中にあるネガティビティをより増長させてしまうエネルギーがあり不安にさせてしまっている。
逆に「大丈夫なのはわかってるけど…」には、相手のポジティビティに目を向けているので安心させることができるのです。
この言葉がけができるか否かは「自己信頼」があるかどうか。
自分を信じている人は自然と相手も信じることができる。
逆もまたしかりです。
私の経験で言うと、自分への信頼がゼロだったころは周りの人の心配ばかりしていました。
特に家族やパートナーに対してはそれが顕著で。
今から思うとうっとおしかっただろうなぁ、と反省しています。
自分への信頼を取り戻しつつある今はずいぶん変わり、心配どころか「放置」に近い状態(笑)。
何かあれば言ってくるだろう、ぐらいの感覚です。
「思い」というのは「重い」です。
それが「心配」であれば尚のこと。
相手のことを大事に思えばこそ安心のエネルギーを送りたい。
それにはまず自分が「大丈夫」であること。
相手のことを思う前に自分のことを思う。
相手のことを大切にする前に自分のことを大切にする。
それが結果相手を大事にすることにつながる。
どんなことも結局は自分を尊重できているか否かなんですよね。
私のエネルギーは友にどんな風に伝わっただろう?
そんなことを思いながら綴ってみました。
今日も読んでくださりありがとうございます。
また書きます。
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