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パートナーシップは互いの違いを前提に
先日、愛猫たわしの4周忌の法要に無事オットと2人で行くことができました。「無事」と書いたのにはこんな理由が⇩
このことをいつもお世話になっているセラピストさんにお話したら、パートナーシツプあるあるだと説明してもらい
「なるほどなぁ」
とめっちゃ腑に落ちたので今日はそのことをシェアしたいと思います。
そもそも男性と女性では脳の仕組みが違うのだそうです。
女性は感受性の生き物で「感情」に重きをおきます。
内向きのエネルギーを持っているので内観することが得意で
「自分がどう感じているか」を大切にしたい。
一方男性は行動の生き物で「理性」優位になりがち。
外向きのエネルギーを持ち、外へ外へと向かって行動することが得意で「どう感じているか」より「どう道理にかなっているか」に重きをおきます。
私が思うにこれは、男女が持つ本来の特性に加えて、生産性の高さに価値をおくこれまでの資本主義社会が、より一層男性を「感じること」に目を向けさせなかったんじゃないかなぁと。
だって男性が会社でいちいち「感じる」ことに注視していては、どんどん行動していくことなんてできませんもんね。
スピリチュアルな世界に圧倒的に女性が多く、男性が少ないのはそのひとつの表れ。
これは一般論なので男性でも感受性が高く心を大切にされている方は沢山おられると思います。
そしてこれからの時代はもっと増えてくるでしょう。
ただ前述のセラピストさん曰く、ご相談にこられる夫婦問題の根源はいつもここだとおっしゃっておられました。
で、大切なのはここからです。
そういう脳に違いを持った男女がともに生きていくにはどうすればよいか?
それは自分とパートナーは「そもそも違う生き物なんだ」ということを常に念頭におくことだと思います。
私たちは夫婦や家族など関係性が近い人ほど知らず知らずのうちに「自分と相手は同じものを見ている」という錯覚に陥ります。
だから「言わなくてもわかるだろう」と思ったり
「なんでこんなことが分からないの?」となってしまう。
いやいやそりゃぁ言わなわからんよ。
だってそれはあなたがあなたの世界で見ているもの、感じていることなんやから。
お互いの違いを理解した上で、そこを埋めるコミニュケーションをするのです。
「あなたの態度に私はこう感じた。だからこうしてほしい」と。
前回の記事にもあったように、私が悲しく感じていたことをオットは言わなければ理解できませんでした。
これってほんの些細なことだけどとても大事なこと。
こういう小さなボタンのかけ違いが後で大きな溝となってしまうから。
だから面倒くさがらずにやるのです。
ずっとその人とともに生きていきたいなら。
よくよく考えると相手が自分と同じだと思う事自体、傲慢ですよね。
その人にはその人の解釈の仕方、感じ方がある。
自分のそれを尊重してもらいたいなら、相手に対しても同じようにするのが当然です。
結局人は、夫婦であろうと家族であろうと他人。
自分のことをまるっと100%理解してくれる人なんていません。
身内だからという甘えを捨て、互いの違いを前提にした上で自分の感じていることを口に出し相手に伝える。
その小さな積み重ねが良好なパートナーシップを築いていくのだと感じています。
今日も読みにきてくださり、ありがとうございます。
また書きます。