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コロナ禍で迎えた16周年。社員へ贈ったアニバーサリーギフトに込めた想い

こんにちは、アライドアーキテクツ経営企画室の藤田です。

アライドアーキテクツは8月30日に16周年を迎えました。

昨年は15周年という節目の年でしたが、コロナ禍の影響でリアルな祝賀イベントを催すことが出来ず……今年は離れていても創業記念日を一緒にお祝いできるようにと、社長からのメッセージを添えたアニバーサリーギフトをメンバーの自宅へ送りました。

経営企画室で企画が始動してから約半年…ロックダウンが続いていたベトナムの子会社も含め、すべてのメンバーの手元に無事にギフトが届いたことから、今回のプロジェクトの締めとして振り返りを書き留めておきたいと思います。

アニバーサリーギフトに込めた想い

コロナ前のアライドアーキテクツでは、大きく成長したプロジェクトや活躍したメンバーを表彰する「社員総会」や共に祝い讃えあう「祝賀会」をリアル会場で開催するなど、社員が一堂に介することで一体感を感じることが出来るイベントを大切にしてきました。

しかし、昨年の15周年は、節目の年であるにもかかわらず、コロナ禍の影響でオンラインでのグループ総会が実施出来ただけでした。

社長のインタビューで、これまでの15年を振り返りとこれからについてお聞きしましたが、メンバーもそれぞれがこれまでとこれからを考えながら静かに過ごした節目だったんじゃないかと思います。

あれから1年、リモートワークが定着し、ミーティングは出社しててもオンラインになるなど、日常の業務でもコロナ禍で変わらざるを得ないことが多くあり、現場の苦労やストレスは相当なものだったと思います。しかし、アライドアーキテクツのメンバーはそうした変化に柔軟に対応、進化し、更にこれまで以上のパフォーマンスを発揮してくれたおかげで、全世界的に厳しい時期だったにも関わらず、アライドアーキテクツは今年の上半期も好業績を上げることが出来ました。

しかし、残念なことに緊急事態宣言下では手を取り合って喜び、讃えあうことは難しい…そんなとき、社長から「それでもこの想いをなんとかして社員の皆さんに伝えたい」という相談がありました。

この社長の想いに、IRの責任者でもある経営企画室長も深く共感。というのも、1Qで手応えのある決算を発表した後、マーケットの反応をひとりで喜んでいたところ、後日、実は同じように喜んでいたカンパニー長やメンバーが何人もいたことを知り、みんなと喜びや達成感を分かち合いたかったとつくづく思っていたそうなのです。

そこで、本来であれば特に大きな施策は予定しない16周年というタイミングではありましたが、大半のメンバーがリモートで業務している現状に合わせて、自宅に直接ギフトを届けることで、離れていてもアライドアーキテクツのメンバーであることを嬉しく誇りに思ってほしいという想いを伝えたい、創業記念日を一緒に祝いたいという想いを込めて、「アニバーサリーギフト」を実施することになりました。

赤いギフトボックスとKaite

今回のプロジェクトの一番の目的は会社としての「想いを伝える」ことなので、単に品物を届けるだけでなく、もっとエモーショナルに、受け取る瞬間からワクワクする体験を作れないかを考えました。

そこでイメージしたのは、「創業記念日に突然自宅に赤いギフトボックスが届き、開けてみたら社長からのメッセージレターが添えられたアニバーサリーギフトだった」というストーリーでした。会社が仕掛けるちょっとしたサプライズに、驚き喜んでくれるメンバーの様子を思い浮かべ、社長も「それいいね!」と深くうなずいていました。

ギフトボックスとレターセットは、コーポレートカラーの「赤」とすぐに決まり、経営企画メンバーのこだわりに対応してくれる業者さんに発注。

しかし肝心のギフト選びは難航しました。そもそも今回は周年記念なのだから、会社のロゴが入れられて使い続けてもらえるものにしようというところまではスムーズに決まりましたが、リモートワークの人も出社する人も、エンジニアも営業も、カンパニー長もメンバーも、国内も海外も、みんなが喜ぶものって何だろう…とあれこれ悩みました。

最終的に15品目以上の候補の中から選んだのは、繰り返し書ける磁性メモパッドのクリーンノート「Kaite」でした。これなら、リモートワークでちょっと記録しておきたいときのメモに使えますし、アイディアブレストの時にはホワイトボードのようにも使えます。そして、お子さんがいるご家庭ではお絵描きにも使ってもらえるかも…。そんな風に毎日日常の中で便利に使ってもらうことで、机の上や家族の間、身近な場所にいつも会社のロゴがあって、アライドアーキテクツのメンバーであることを無意識にリマインド出来たら良いなと思いました。

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ギフトボックスの制作をお願いした山元紙包装社さんはサイズや色の相談にも丁寧に対応してくれて、イメージどおりに仕上げてくれました。

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金箔押しのロゴがポイントのレターセットは箔押し印刷の専門店「あさだ屋」さんにお願いしました。

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Kaiteには会社のロゴマークのほかに、年号と会社のミッションを入れ、コロナ禍でも「世界中の人と企業をつなぐ」ために、私たち自身もつながりたい/つながっていたいという想いを込めました。そして、アライドアーキテクツが企業として掲げるビジョンに共感することで、自分自身の仕事にやりがいを感じ、成果を上げてほしい。Kaiteを使うたびにそんなメッセージを思い出してくれたらと思っています。

嬉しいフィードバック

この封筒には社長からのメッセージレターが入っています。その内容は……公開してしまうのは控えておきますが、社長の熱い想いを受け取ったメンバーが感謝と励ましのメッセージとして胸にしまっておいてもらえればと思っています。

一方で、経営企画室のメンバーはやはりメンバーの反応が気になり、 何人かのメンバーに赤い箱とメッセージを受け取った時の状況や、その時の想いを聞いてみました。

「突然家に届いたので驚きましたが、メッセージを読んで嬉しくなりました」

「宅配を受け取ってくれた家族から『いい会社だね』と言われました」

「アニバーサリーギフト、めっちゃ使ってます。こういうのちょうどほしかったんで、カバンにいれて持ち歩いてます。重宝してます」

・・・

Twitterに投稿してくれたメンバーもいました!

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さらに、今回のギフトはベトナムのグループ会社2社のメンバーにも同じように届けました。メッセージレターをベトナム語に翻訳し、ギフトボックスに詰めて、EMSで発送しました。オリンピックやロックダウンの影響で、創立記念日には届けられなかったのですが、ロックダウンが解除された10月1日に「受け取りました!」というメッセージと共に、嬉しそうにプレゼントを抱えるメンバーの写真が送られてきました。それを見て、経営企画のメンバーは国境を越えて一体感を得られたことに安堵し、心からの感動を覚えたのは言うまでもありません。

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ギフトを手に笑顔で集合写真を撮ってくれたベトナムの
Allied Tech Baseメンバー

コロナ禍がきっかけとなって取り組んだ「アニバーサリーギフト」という周年記念施策でしたが、メッセージと贈り物をメンバーの手元に直接届けるからこそ伝わる良さに改めて気づかされました。そして、これからも、赤いギフトボックスが届くと創業記念日だなと思い出してもらえる、今年もそういう時期だと楽しみにしてもらえる……そんな恒例行事にしていけたらいいなと感じました。

この先、コロナ禍が落ち着いたとしても、アライドアーキテクツの企業活動は全く元通りに戻るわけではなく、オンラインとオフラインのハイブリッドで進んでいくと思います。ですから、経営企画室としても、来年からの周年記念はリアルなイベントとアニバーサリーギフト、両方の良さを上手く取り入れながら、さらに会社の一体感を醸成していけるように工夫していきたいと思います。

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