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【Lifestyle】食事と潰瘍性大腸炎の話2
こんにちは、Allexです。
前回の記事はこちら
後編のこの投稿では
「私の食事と潰瘍性大腸炎のお話」を書きます。
前回の記事からちょっと関わりがあって繋がる形のお話です。
(*5の潰瘍性大腸炎のお話ではお通じのことも書いていますので
食事中の方は自己責任でお読みください(^^;)
4.私の食事事情
子供の頃から少食でした。
今も少食なのはあまり変わっていませんが
昔と違うのは「少食であっても、自分の体の声を聞きながら食べられるようになったこと」です。
前回の記事で紹介した本、Evannaと違って拒食症ではないのですが
単純に食べられる量が周りの子よりだいぶ少なかったです。
体が小さく肋骨や膝の骨が浮き出ているような体型だったので
親も心配して医者に相談に連れて行かされ
「食べた後に寝転んでみたら?」と適当なことを言われ笑
「食欲増進効果がある」という漢方薬を処方され、毎食後に苦い漢方薬を飲まされたりしました。
2年くらい続けたと思いますが、まぁ効果はありませんでした笑😅
好き嫌いも多くて免疫力や体力があまり付かず風邪も引きやすかったのですが
病弱とかではなかったです。
高校生になると、さすが成長期。
学校終わりに友達とコンビニやかまどやに行ってパンや唐揚げを買うようになり
ちょっと食べられる量が増えました。
大学生の時がおそらく今までの人生で一番食べていた時期。
部活を始めたからです。
中学の時もテニス部でしたが食は細いまま特に変わらず。
高校の時は美術部だったのであまりカロリーを消費することがなく
大学生の時に満を持して(?)カロリー消費するような運動部に入り
やっと人並みに食べるようになりました。
ちなみにその時の全盛期から今39歳までほとんど体重の増減がなく体型も変わっていません。
身長155㎝に対して43kg、平均よりは少ないですが本当にこの体重から体型も含めて変わっていないので、多分「私」にとってのベストはこの数字なんだと思います。
2012年に病気を発症した時は一時期体重が落ち40を切りましたが
今は寛解機を維持しているのでまた平常時に戻り、特に不調などの目立った悩みも少ない方だと思います。
(*また別の話になって脱線してしまうので詳しく書くのは割愛しますが
43kgという数字は自分でも痩せているとわかっていたし、健康診断では身長に対しての割合で低体重と出るので
子どもの頃からずーーーーーーっと「太りたい」と思って生きてきました。
でも食べられる量が少ないのと消化力が弱くなかなか太らない。学生の頃は特に胸がぺったんこなのが気になって水着を着たくないんですよね笑
美味しそうにたくさん食べる友達や周りの子が本当に羨ましかった。
30歳過ぎ頃までずっと細身の体がコンプレックスでした)
体は疲れないし息切れがあるわけでもない
運動するのは好きなので姪っ子達に混ざってアスレチックで遊んだりします笑
(持続体力はそんなにないので一日中は無理ですが笑)
普段から別にイライラすることもなく比較的穏やかに過ごせて
女性特有の生理問題に関しては、イライラしたり爆食いしたりという一般的な症状が全然ありません。とはいえ出血しているので初日と2日目はお腹が重く感じる時もありますが
痛くて動けないとか起き上がれないとか貧血になるようなことはなく
その時その時によって程度は違いますが、自分の中では生理痛やPMSは軽い方だと思っています。
アルコール(お酒)を一切飲まずタバコも吸わない。
睡眠時間は仕事をしていた時でも平均7時間くらい。
子供の頃は頻繁に引いていた風邪も大人になってあまり引かなくなりました。
(最近わかったことですが、風邪を引いた時に肺炎になりやすかったのは
気管支が細くなっているところがあるのでそこに痰が絡むと詰まりやすく、
炎症を起こしてしまうらしいので、今は気管支を広げる吸引薬を使っています)
風邪自体は年に1回引くか引かないか程度でした。
こんな感じで過ごしていましたが・・・
5.2012年10月 潰瘍性大腸炎
実は病院でこの診断を受ける1年ほど前からトイレの時に出血していました。
用を足した後に便器の中を見ることってあまりないと思うのですが
たまたま流す前の便器の中が見えた時に「え?血!?😱」と気付いて。
それから小ではなくお通じの時に1、2滴ほどの血が出るようになりました。
最初はギョッとしましたが
お尻が痛くなくてお腹も痛くなくて出血以外の体調が何も変化がないので
「病院に行った方がいいかなぁ」と思いながら
1年以上放置していたのです🥲💦
ある時、何気なーく出血がある話を母にしたら
「え!?なんでそんなこと放っておいたの!?早く病院に行ってきて!!!」
とものすごい形相と剣幕で言われて
それまで行くのを面倒くさがっていた病院へ行くことに。
「別に痛くもないしなんかよくわからないけど大丈夫じゃない?」くらいの
軽い気持ちの認識でいた私と
「何かおかしいから出血しているんでしょうが!検査して何もなかったらなかったでいいんだから!」と母。
今考えると本当にその通りなのですが
当時は結構自分の体に無頓着だったんですね。。
血液検査も検便も問題なく。
内視鏡検査をして初めて「潰瘍性大腸炎」と診断されました。
その診断後2週間後くらいに
症状が出始めました。
1年以上放置してきて、やっと検査に行って病名がわかった途端症状発症。
もう少し早く行っていたら・・・🥲💧
大好きだったお肉料理も我慢して
白米、うどん、卵、食パン、豆腐、、、
「一体何を食べたらいいの!?」てぐらい
レパートリーがなく、辛い時期でした。
この頃の話を書き出すととんでもなくまた長いボリュームになるので
詳しくは割愛しますが、この時は寛解まで1ヶ月半ほどかかりました。
その後、7年間は症状が悪化せず、普通の食生活に戻ることができました。
6.2019年11月 症状悪化、再燃
何がきっかけだったのかは本当に分かりません。
食生活は何にも変わっていなかったからです。
少し仕事が忙しい時期ではあったけれど、忙しくなることがあらかじめわかっていので
それに備えて早めに休んだり休日はちゃんとリフレッシュするようにしていたから
仕事のストレスとかではないと思うんだけどなぁ。
とにかく、症状が出始めました。
2012年の時よりももっと症状は酷く、そして寛解するまで長かったです。
朝起きてから家を出るまでの1時間半ほどの間に
20回以上トイレに駆け込み🚺
カーテンを開けたらトイレ
お茶を沸かしている間にトイレ
お弁当を作っている間にトイレ
朝ごはんの途中にトイレ
化粧している時にもトイレ
家を出てすぐ3分のコンビニに寄ってトイレ
こんな感じで絶え間なく腹痛に襲われ、
職場に出勤しても20分以上トイレから出てこれなくて
早退させてもらったことも何度かありました。
入院するほどではなかったものの、仕事に支障が出始めたので当時の管理職を降りなければならない決断をするところまでいき、精神的な限界を迎える一歩手前でした。
振り返ると11月から2月末くらいまでの3、4ヶ月だったのですが
「いつ寛解するのだろう」という気持ちと
食べたいものが食べられない
出掛けたいのに出掛けられない
ストレスと絶望の気持ちでいっぱいでした。
あの頃、『4毒抜き』という考え方に出逢っていたら
もっと早く寛解できたのかなぁ、と思いました🥲
ステロイドの入った注腸剤の新薬を処方されて寛解に至り、
そのあとは
少しぶり返しのような時もありましたが
このときほど強い悪化の症状は以降今まで現れていません。
おかげで2022年に家の住宅ローンの審査の時も、
この潰瘍性大腸炎の指定難病があったにも関わらず一般団信まで通りました👏🏻✨
思っていたよりも記事が長くなってしまったので笑
もう一度ここで区切ります🙏💦
次でラストの投稿になります。
お読みくださり、ありがとうございました。
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玄米、味噌汁、ほうじ茶が美味しくて
選べるお惣菜はなるべくお肉以外にしていますが
お肉とお惣菜を食べる時もあります