名前を改め、飄螺と申します。
見出しの通り、このたび名前を改めることに決めた。改めまして、飄螺 ひょうら です。
名前を考えるというのは案外難しい。
「わたし」(前までの名前)というのも、なかなか思いつかなくて適当に付けたものだ。
どうせすぐ飽きるかなぁなんて思って始めたnoteだけど、案外こうして考え事を言葉にするのが楽しい。投稿が増え、ありがたいことに沢山の方に読んでいただくなかで、この当たり障りのない適当に付けた名前を変えたいなどと考えるようになっていた。
名前を考える上で改めて自分について考えてみた。「自分を漢字で表すとするならば、、?」そう考える矢先に思いついたのが「飄」という漢字だ。
中学二年のときに通っていた塾の先生に「飄々としている」と言われたことがある。実際には直接言われたわけではなく、保護者面談で私の親が「あなたのお子さんは飄々としてますね」と言われたそうだ。入塾して数ヶ月のことである。基本的に内気だったので友達は作らず、1番前の席で黙々と勉強していた。
飄々
1.風の吹く様や、その音を表す語。
2.風に吹かれて翻るさま。
3.足元がふらついているさま、目的もなくふらついているさま。
4.性格や考えなどが世間一般とは異なっていて、とらえどころのない様子を意味する表現。
当時の私は「飄々」という言葉の意味を知らなかった。なんとなくネットで調べて「これはいい意味なのか、悪い意味なのか?誉められてる?」などと思った記憶がある。結局その時はそれ以上深く考えることなく「飄々としてるのかぁ〜」などとあまり気にとめなかった。あかの他人から見ればこのように自分が見えているということを知れたのはすごく新鮮だった。
今考えると、「飄々としている」という表現は私という人間を表す言葉としてピッタリであるように思われる。すごくしっくりくるのだ。
何かに固執することなくあっけらかんとして、吹く風に身を任せるように生きている。ひねくれ者のナルシストな考え方だと言われれば、確かにその通りかもしれないが、わたしには良くも悪くも「とらえどころない」というのが、1番の褒め言葉のように思える。
こうした理由から私は「飄」という言葉を選んだ。1文字だと味気ないので、螺旋の蜾という字を足した。(正直「ひょうら」という音から入って、当て字をしたためあまり意味はないのだが、Wikipediaで螺旋を調べてみると、なんだか象徴的な意味はあるようで、ただよくよく考えると飄という字と相性が悪いような悪くないような気もするが個人的に気に入ったので良しとした。)
飄螺。漢字にすると強強になってしまう感はあるけれども、まぁひとまず、飄螺として、これからもよろしくお願いします。
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