48.大したことない話を「面白い」に変える3つの方法
「トーク力もっと磨きたいなあ」と思って、YouTubeで検索をすると、面白そうな動画を発見。
その動画の投稿者は、“炎の講演家”で知られている、鴨頭嘉人(かもがしらよしひと)さん。
たくさんの気付きと、今後に生かせることがたくさんあったので、まとめてみようと思う。
・話し上手になりたい
・会話が続かない
・場を盛り上げるのが苦手
・もっと笑いをとりたい
・「面白い人」と思われたい
これに当てはまる人は必見である。
スピーチ力
スピーチ力=大したことない話を面白くする技術。
スピーチ力があれば、場を明るくできる。
世の中を面白くできるのはスピーチ力がある人。
同じ出来事を話しているのに、話し手によって面白さが変わるのは、スピーチ力に差があるから。
3つの要素
スピーチ力には3つの構成要素がある。
〇状況
**〇出来事
〇思索・気付き**
この3つの構成要素の使い方によって、スピーチなのかお喋りなのか、面白い話なのか面白くない話なのかが決まる。
エピソードトーク
面白い話=エピソードトーク
〇「思索・気付き」があるのがエピソードトーク。
〇「状況」や「出来事」だけを話すのはお喋り。
〇「思索・気付き」だけは説教。
お喋り上手とエピソードトーク上手は似て非なるもの。
エピソードトークは相手にプレゼントを与えられる。
(思索や気付きを与えられるから)
思索や気付きをプレゼントすることで、聞き手が「この話聞いてよかったなあ」って思える。
エピソードトークの鉄則①
「状況」と「出来事」を説明して話を面白くして、「思索・気付き」で相手にプレゼントをあげる。
「思索・気付き」を与えるために、「状況」と「出来事」を利用する。
オチのためのフリのようなもの。
エピソードトークの鉄則②
聞き手に映像が浮かぶように話す。
絵を浮かばせるために、ディティール(詳細な情報)を話す。
面白くない人=説明だけをしている人。
自分の中(話し手)には映像が浮かんでいるが、聞き手には映像が浮かんでいない。
映像が浮かぶことによって、集中して話を聞いてくれるし、想像できた方が聞き手は楽しい。
エピソードトークの鉄則③
セリフを5〜7割入れる。
(1)会話(セリフ回し)
(2)頭の中の考えをセリフにする。実際に言ってないことでもいい。
セリフを使うことで、出来事を説明しやすくなる。
絵が浮かぶようにセリフをたくさんいれる。
セリフを使った方がリアリティが出るし、聞き手の中に映像を浮かばせやすい。
おわりに
今まで話すことを苦手とする人が、いきなり話を面白くするというのは難しい。
でも、練習して鍛えればうまくなれる。
「自分にはできない」という前にまずは試してみたい。
コミュニケーションでも仕事でも大事なのは「相手の立場に立って考えること」
「思いやり」と言ってもいい。
少しずつでいいから実践していこう。