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3つの大きな決断をした2024年、自分のあり方に向き合いたい2025年
ここ数年、毎年のように「今年は激動で良い1年だった」と1年間を振り返ることが続いています。たとえどんなに苦しくても「良い1年だった」と振り返るのは、“自分が歩んできた道を肯定したい”という思いが強いからなのかもしれません。
25歳で初めて会社員になったこと、周りのレベルの高さに絶望し自分の生きる道を考え始めたこと、結婚をして家庭ができたこと。
2024年は周りの人に関心を向ける余裕がないぐらい、自分の人生を歩むことに必死だった1年間でした。
もがき苦しんだ1年間が終わりそうな今、5つのトピックをもとに2024年を振り返り、2025年に大事にしたい5つのことを整理したいと思います。
2024年の5大トピック
①25歳で人生初の会社員となる
フリーランスの仕事に飽きてきたタイミングで、友人から「自分が働いている会社は面白いよ」と紹介をしてもらい、会社員として転職することに。「この会社で働けば自分の能力を高められる!」と思い、未経験で広告代理店に入社しました。
後になって分かることですが、僕が入社したのは業界の中でもトップレベルの会社。求められるアウトプットも社員のレベルも高く、「この人たちに勝たないといけないのか……」と井の中の蛙だったことを思い知らされました。
入社するまでは戦える自信があった分、うちのめされたのも事実です。仕事を通して「もっとレベルを上げなきゃ戦えないよ」と教えてもらえたことが今の財産となっています。
かじった程度ではあるものの、広告運用を経験させてもらった前職には頭が上がりません。素敵な同僚たちと素晴らしい経験をさせてもらいました。
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②お守りをもらった「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」
「いや〜〜、あの伝説の東京ドームライブね」とオードリーも言うように、本当に伝説のライブでした。(本人たちはネタで言っているものの、ギネス記録に認定されるなど、ネタではなく本当の意味で伝説となっている)
どん底だった大学時代を救ってくれ、今もなお僕のエネルギー源となっている若林さんと春日さん。大好きな2人の晴れ舞台をリアルタイムで見れたことが、2024年のトピックの1つです。
ドームライブの準備から裏側まで余すことなく見せてくれた、若林さんのYouTubeチャンネル。「ラジオで話していたのはこのことだったのか!」とラジオの答え合わせができるのも最高にトゥースでした。
ドームライブの最後に若林さんが「お守りをもらっちゃったよ」と言っていたんですが、今後を頑張るためのお守りをもらったのは僕たちリトルトゥース。
お守りを大事にしながら、僕は今後も2人のことを応援します。
(ドームライブの裏側を収めた100カメも最高でした)
③自分の強みで勝負するために事業会社の広報として転職
広告運用者としてクライアントワークをする中で、「支援会社ではなく事業会社で1つの事業を深掘りたい」「今まで磨いてきた発信力や言語化力を活かした職種に就きたい」と思うようになりました。
自分が興味を持てる事業に取り組んでいる
広報や発信領域に会社として伸び代がある
自分の経験を使うことで価値が発揮できそう
この要素に当てはまる会社を探した結果、現在働いている株式会社リィとご縁があり、11月から働いています。
入社2ヶ月でかなり濃い経験をさせてもらっているので、この経験を丁寧に振り返りつつ、2025年もどんどんチャレンジできたらと思います。
\会社note 更新📝/
— おばたわたる|Lii Inc.広報 (@w_t_r_o_b_t) December 23, 2024
Lii代表の廣瀬が地域貢献特別賞を受賞!「第24回JVA」表彰式の舞台裏
①過去受賞者による起業の想い
②VC×投資先トークセッション
③ノミネーターによる2分間のピッチ
創業者の熱い想いにたくさん触れられただけでなく、学びの多いコンテンツが盛りだくさんの1日でした! pic.twitter.com/F2TCaNykHz
④結婚をして家族のありがたみを再認識する
プライベートのトピックの中では一番大きい、結婚。昔から「早く結婚したい」と言い続け、26歳で結婚することになりました。
しょうもないことも共有して、毎日笑うことができているのも妻のおかげです。一緒にいられることを当たり前とせず、日々感謝の気持ちを持って接することを大事にしたいと思います。
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僕一人では決して体験できないことを体験できるのが、結婚の良いところだと感じています。知らない場所に連れ出してくれ、初めての経験をさせてくれる妻には感謝しかありません。
また、自分が家族を持つことで、今まで育ててくれた家族に対する感謝の気持ちが大きくなりました。面と向かって「今までありがとう」と言うのは照れくさいので、感謝の気持ちを持って実家に帰省したいと思います。
⑤自分の会社(法人)を閉鎖
2024年1月から会社員として働くにあたり、自分が代表取締役を務めていた法人は休眠させていました。
「潰さずにとりあえず置いておこう」という気持ちでしたが、しばらくは会社員として働きそうなので、解散登記や清算結了登記を経て、正式に法人を閉鎖しました。
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「始めるのは簡単。続ける方がよっぽど難しい」とたくさんの人が言うように、長く続けることの難しさを身をもって感じました。
ただ、開業から閉鎖までを自分の手で体験できたこと自体が大きな財産です。少しの期間とはいえ「代表取締役」として仕事ができたことも誇りに思います。
法人を続ける大変さを知った分、会社員としてのありがたさを感じながら、在籍している会社で価値を発揮できるよう頑張ります。
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2025年に大事にしたい5つのこと
①定量で振り返りを行い、アクションにコミットする
広報として仕事をするようになり、効果測定の難しさを感じています。SNSの効果はすぐに出るわけではないし、プレスリリースを出したからと言ってメディアに取り上げてもらえる確証はない。自分のアクションが正解かどうか分からないまま走ってきた感覚がずっとあります。
正直、今までのキャリアを振り返っても定量で振り返ることをあまりやってきませんでした。とにかく行動をして、そこから学びを得る。行動することを大事にしてきた結果、得られるものはたくさんありましたが、振り返りは怠ってきました。
だからこそ、今までなあなあにしてきた「定量で振り返り、明確な意図を持って具体的なアクションに繋げること」を2025年は意識したいと思います。
②うまくいっている事例を要素分解して取り入れる
メディアやSNSで話題になっている事例をただボーッと見るのではなく、「なぜうまくいっているのか、どこが参考になりそうか」という視点を持ち、うまくいっている要素を自分の中に取り入れることを意識付けしたいと考えています。
今まで以上に「具体と抽象の行き来」を行い、質の高いインプットとアウトプットをするのが、今後のテーマになりそうです。
要素分解をして自分の中に落とし込み、言語化する手段がnoteであり、Xでもある。2025年からはnoteの位置付けも書き方も変えようと思っているので、試行錯誤しながらアウトプットしていこうと思います。
③情報と社会を繋ぐ「編集力」を上げる
広報の仕事は「自社の情報を社会に繋ぐ」役割を担っています。自社で取り組んでいることや社員の素敵な情報をどう発信していくか。自社目線で「自分たちはこんな素敵な会社です!」とただ情報を伝えるだけでは、誰も見向きもしてもらえません。
社外の人にとってどう素敵なのか、共感して応援する要素はどこにあるのか。広報として第三者の目線を持ちながら、情報を整理する「編集力」を高める必要があると感じています。
情報の切り取り方次第で与える印象は大きく変わります。広報という、責任のある仕事を任せてもらえることに喜びを感じつつ、自身の編集力を上げていきたいです。
④「自分はどうありたいのか」に向き合う
2024年は大きな決断をいくつかしたこともあり、そのたびに「自分はどうしたいのか?」を考えさせられました。
どんな仕事をするかもどんな人間関係を築くかも、全ては自分次第。自分はどうありたいのかを考えることが、自分らしい人生に繋がっていくんだろうなと考えています。
このテーマは死ぬまで考え続ける終わりのないものです。逃げたくても逃げられません。特に僕みたいな考えることが大好きな人間にとっては、「お前はどうしたいの?」ともう一人の自分と対話し続けるしかないと腹をくくっています。
苦しいけれど、自分の人生を歩む上では必要不可欠な問い。自分と向き合うことを大事にしたいです。
⑤時間あたりの密度を高める
納得のできる濃い人生を歩むためには、時間あたりの密度を高めることが重要だと考えています。1日8時間仕事をするなら、8時間あたりの集中力を高めたい。家庭の時間も大事にしたい中で、仕事で成果を出すには密度を高めるしかないなと。
気を抜くと一瞬で毎日が終わります。せっかく楽しく刺激的な環境にいるのだから、「オモロい経験をさせてもらっている!」と噛み締めながら過ごせたらいいなとも思っています。
どれだけ「今」に集中して時間を過ごせるか。時間あたりの密度を高めることを常に意識するようにします。
もがきながらも動き続ける年に
チャレンジを重ねていくと、もがき苦しむこともあると思います。「うわあ、どうしよう。逃げ出したい」と思うこともあるはず。
たとえ、苦しいことの方が多い年になったとしても、歩みを完全に止めず少しだけでも動くようにしたいなと考えています。
少しでも進んでいれば途中で光が見えてくるかもしれない。「あの時、完全に止まらず動いておいて良かった」と自分で自分のことを感謝するタイミングがくるかもしれない。
自分の明るい未来を信じて、動き続ける1年にしたいと思います。
2024年も記事を読んでくださりありがとうございました。noteという居場所が僕の心の支えです。2025年もどうぞよろしくお願いします!
2024年のnote記録。
— おばたわたる|Lii Inc.広報 (@w_t_r_o_b_t) December 18, 2024
たくさんの人にフォローしていただいたなという感覚と、もっと書きたかったなという感覚が両方あります。
発信すること自体が自分の日々の活力になっている。これは間違いないので、今後も積極的に発信していきます!
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