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失敗を成長の糧に変える心の使い方 ~ 「次につなげる」具体的アクションプラン ~

おはようございます!
アスリートメンタルコーチのあべちゃんこと阿部健二です。

私は10年以上、トップアスリートのメンタルコーチとして活動してきました。今回は、「失敗をどう次につなげていくか」について、実際の事例をもとに具体的なアクションプランをご紹介します。

失敗に直面した時の3つのステップ

Step 1: 現状把握 - 何が起きたのかを客観視する

競輪選手A選手の事例を見てみましょう。A選手は特別昇班を狙うレースで、3場所目の決勝で勝ち切れない状況が続いていました。

この時のアプローチ:

  • レースの映像を見ながら「出来事として何が起きていたのか」を書き出す

  • その時の心の状態や感覚を振り返る

  • できていた部分とできていなかった部分を区別する

👉 TIP: 映像がない場合は、その時の状況を5W1Hで書き出してみましょう。

Step 2: 認知の変換 - 不安を味方につける

不安は「自分に必要なことを教えてくれるメッセージ」と捉え直します。

例えば格闘家のB選手は、UFC2連敗後に深い不安を抱えていました。しかし、「不安な自分は不安な理由を教えてくれる存在」という認識に変えることで、具体的な練習プランを立てることができました。

実践ポイント:

  1. 不安な点を具体的に書き出す

  2. それぞれの不安に対して「これは何を教えてくれているか」を考える

  3. 具体的なアクションプランに落とし込む

👉 TIP: 不安を書き出す時は、できるだけ具体的に。「〇〇の場面で△△ができない」というように。

Step 3: 行動計画の策定 - 「今・ここ」にフォーカス

空手道選手のC選手の事例が参考になります。C選手は試合前に以下のようなルーティンを確立しました:

  1. 試合会場に入る前に深呼吸を3回

  2. 呼吸の音に意識を向ける

  3. 吸う息で体にポジティブなエネルギーが入ってくるイメージを持つ

この単純な行動が、試合での集中力向上につながりました。

👉 TIP: ルーティンは単純なものほど効果的。3つ以内におさめましょう。

成功への具体的アプローチ

  1. 目標設定の見直し

まず短期・中期・長期の3つの時間軸で目標を設定します:

短期(1-3ヶ月):

  • 具体的な技術面の向上

  • 毎日の練習での小さな目標

中期(6ヶ月-1年):

  • 試合での具体的な成績

  • 習得したい技術レベル

長期(2-3年):

  • 到達したい境地

  • 目指す選手像

👉 TIP: 目標は「測定可能」で「期限付き」なものにしましょう。

  1. 振り返りの習慣化

毎日の練習後に以下の項目をノートに記録:

  1. 今日の練習テーマ

  2. できたこと(具体的に)

  3. 次回の課題

  4. 感情の変化

  5. 体の感覚

👉 TIP: スマートフォンのメモ機能を使うと、その場で記録できて便利です。

  1. サポート体制の構築

一人で抱え込まないことが重要です:

  • コーチや指導者との定期的な面談

  • チームメイトとの情報共有

  • 家族からのサポート

  • 必要に応じて専門家への相談

👉 TIP: 誰にどんなサポートを求めるか、具体的にリストアップしておきましょう。

まとめ

失敗を次につなげるためには、以下の3点が重要です:

  1. 客観的な現状把握

  2. 認知の適切な変換

  3. 具体的な行動計画の策定

これらを実践することで、失敗を成長の糧に変えることができます。

おわりに

この記事で紹介した方法は、スポーツだけでなく、ビジネスや日常生活でも応用可能です。大切なのは、継続的に実践することです。

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