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前回の続き...「徘徊」について
お待たせいたしました‼
前回の記事では、「徘徊」について少しだけ触れていましたが
今回は本題に入っていこうと思います。
・ナゼ、【徘徊】は起きるのか?
・・・少し考えてみてください。
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・あなたは自分の許可した覚えなく初めて泊まるホテルで3日間、見知らぬ人たちと共同生活をしてください。
と告げられたとしたら、どんな気持ちになりますでしょうか?
「え、こんなところ来るなんて聞いてないけど?」
「お金ないじゃん!世話になるのは申し訳ない...」
「こんなことしてる場合じゃない!すぐにでも帰らないと...」
素直にそう思うはずです。
ズバリ
当人には何かしらの理由があってその場を離れなければならないと考えている!
という事がまず、人間の摂理としてあらわれているのです!
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よって、介護職員さんがいくら
「安心して下さい!」
「みんないますから!」
「今日はお泊りなんですよ」
と声をかけたところで、本人の心は全く納得していないのです。
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ここからは専門的な知識でお伝えしていきます。
・原因は「帰りたい」という気持ちだけではない!
現役の皆様ならよく理解されているかとは思いますが
【認知症】には大きくわけて4種類存在します。
【アルツハイマー型 認知症】
【レビー小体型 認知症】
【前頭側頭型 認知症】
【脳血管性 認知症】
代表的なものはこちらになります。
基本的に帰宅願望が見られる方や【徘徊】が多い方には
認知症の診断がされていることが多いです。
※中には軽度だったり、明確な病名が診断されていないケースも存在します!
そしてこの認知症の中にもさらに細かく分類化される項目があったりします。
それが
BPSD(認知症行動・心理症状)
です。
BPSDには
徘徊
粗暴
異食
もの集め
抵抗
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など様々あります。
ちなみに、このBPSDは認知症の中でも
治せる部分になります!
どうやって治せるのかはまた別の記事で!
という事は
【徘徊】は...治せます!
ここで介護の専門職としての力を発揮するチャンスです!
これを知っているか、知らないかで介護の見る世界はガラリと変わります!
【徘徊】が見られる方の 言動・行動を注意深く見てみましょう。
その方は言葉では「家に帰りたい」や「お金を持ってきていない」と
話すかもしれません。
しかし、原因はそこにありません。
どこにあるかというと、
〈生活習慣〉〈食事量と栄養〉〈水分摂取量〉〈排泄〉
ここに原因があります‼
・もしかしたらその方はトイレに行った後【徘徊】を
しなくなってはいませんか?
・普段怒りっぽい方がしっかりした食事量を摂って、たくさんの水分を
飲んだ時とても穏やかになってはいませんか?
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そこにきづいたあなたは「一流介護士」です!
原因はその人の不安が、【何から起きているのか?】
なのです!
おっと、これ以上長くなると読んでいる方がとてもつらくなるので
今回はこの辺で!(笑)
もっと詳しくこの話を知りたい方、他の話にも興味がある方は
是非スキとフォローよろしくお願いします!