【朝の食卓】臨死体験
我が家では食事中にスピリチュアルな話をすることが多い。
今朝は相方が朝から寝室で笑い声を上げていたのでそのことを聞いた。
どうやらYouTubeで面白い動画を見たらしい。
その内容が「臨死体験」
臨死体験と言えば、かつては眉唾扱いされた時代もあったが、今日、アメリカなどでは終末医療の現場で「キノコ」由来の幻覚性物質使用による「死への恐怖の劇的な緩和効果」が認められ、合法化され始めるといった動きさえ見られるようになった。
これは言わば「死後体験」の臨床実験が一般化に向かっていることを示している。
いずれ医療の側からも「死」という現象理解へのパラダイムシフトが起きることを予見させる話だと思う。
脱線してしまったが、話をもとに戻そう。
相方が朝から笑っていた「臨死体験者」の話はこうだ。
「自殺を考え、ロープで何度か首を吊ったのだが、その度に切れてしまい失敗した。今度こそと思いバスタオルでチャレンジしたところ上手くいって、どうやら自分は死んだようだ、と思える場所で気がついたそうだ。
すると、自分の身体がウミガメのような動きになってしまい、焦って動こうとしても一向に前に進めないということになってしまったらしい。
その後、だんだん慣れてきた頃、超高速で移動が始まり不思議な場所に着いたそうだ。
そこで自分の人生を振り返る体験をしたらしい。
自殺するくらいだから、人生に絶望していたはずなのに「以外と悪くないじゃん、俺の人生って。」と思い直したらしい。
すると、もと来た世界に戻される感覚があり、気がつくと抜け殻になっている自分の身体が見えるところにいたとのことだ。
興味深いのはここからで、自分の体に戻る時、それまで時間の感覚も超えてスイスイ動けていた身体が、またあのウミガメ状態に戻ってしまい、ジタバタすればするほど自分の身体に戻れない事態になったそうだ。
そこで力を抜いて、死んだように(?)身を任せたところ、上手くいって生き返ることができたそうだ。
臨死体験の場合の肉体への戻り方のポイントとして大事!と言っていたよ、と相方が笑っていた。
私がなるほどと思ったのは、ウミガメ状態の話だ。
時間の感覚は自分の意識の状態によっても大きく変化するらしいのは体験からも感じていたが、この話を聞いて、次元によってはさらに大きな違いがあるらしいと思った。
そう言えば以前、師が何気なく「この世界は、ここからあそこにいくのに歩いていかなくてはいけないし、時間がかかって大変だよな。
」と話すのを聞いて、それって当たり前と思っていたけど、そうではない世界があるのか?と不思議に思ったことを思い出した。
世界は私の知らないことだらけだ。
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