![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135235137/rectangle_large_type_2_1644d538536904baaddc9e92948ba6a2.png?width=1200)
《本当の自分》との出会い方
2人の自分〜あちらの自分とこちらの自分
あちらにいる"本当の自分"という存在は、すべてと繋がっている。
《宇宙意識》と繋がっているから、宇宙と一体になって生きている。
《宇宙》の多層構造と共鳴しながら生きている。すべてとの繋がりを感じて生きている。
「現代の人間に必要なのは、混乱している自分の内面の秩序を、《宇宙の秩序》とフラクタル共鳴させることにある。」空不動はそのように説く。
、、、そう聞いてもピンとこないかも知れない。
よく「自分で自分のことが嫌になった。」とか、「自分のことが大好き」とか「我を忘れて」などと聞くことがある。
面白いもので、無意識に自分の立場を使い分けている。
観察する自分と観察される自分。
ちなみに「自分」という言葉は、「自ら
みずから)を分ける」という文字から出来ている。
ところであなたは、今の自分から誰かを「分けた」記憶か感覚があるだろうか。
おそらく、ないはずだ。
なぜなら私達人間は、「分けた」方ではなくて「分けられた」方だからだ。
《本当の自分》は私達を自分から「分けた」という感覚があるはずだ。
こっちの自分はそれは覚えていない。
《分けた方の自分》のことも知らない。
だがしかし、
分けた方の《本当の自分》と普段自分と思っている〈分けられた方の自分〉が出会うことが出来るとすると、どうだろうか。
分けられた方、創られた方の自分とは、何者なのか。なぜ分けられたのか。
宇宙の設計と「制限」
最近、次元上昇とか5次元世界など"次元"という言葉をよく耳にする。
次元上昇したならば、人類はより軽い波動の世界に移行し、宇宙的意識をもち、より調和的社会を築くように進化する、と言った感じだ。
私達は普段、この現実世界だけが唯一の真実の世界と思って暮らしている。
この世界は3次元空間に時間の要素が加わって作られた4次元世界であって、実は宇宙は多層をなしている、と言われる。
しかし、良く考えると逆で、高次元から「制限」を増やしてきて低次元を創造した、という方が順序としては正しそうだ。
だから5次元宇宙からすると、この世界は「より窮屈」な新たな宇宙な最前線、開拓すべきフロンティアということになる。
低次元というと劣っているように思うが、そうではなくて「難易度」を高めた次元との見方もできるのだ。「難易度」とは生命活動を行う際の「制限」が増えた環境という意味だ。
進化して5次元、高次元にいくのではなく、6次元、5次元から制限を増やした結果、この4次元が創られた、ということになる。つまりこちらの方が進化の方向、ということなのかもしれない。
さらにこの世界から、"時間"という要素を取り除けるならば、そこは3次元の世界。
動きと変化の無い世界ということになる。
さらに「制限」を増やした、あらたな宇宙の最前線としての次元の創造ということか。
そこでも意識は存在できるはず。
次元の理解のポイントは「制限」にありそうだ。
「制限」が制限として機能するためには、「制限」の存在が隠されている方が効果的なのは理解できる。
なぜか、そのように宇宙は設計されている。
「制限」を解除するのは「自分」の精神性から見ると進化だが、見方を変えれば進化というより元に戻る帰還という感覚なのかもしれない。
こちらの自分
さて、こちらの世界の自分は、人間である。
肉体はそれぞれ独立しているし、あらゆるものは分離して存在し、時間の経過に従って崩壊する宿命だ。つまり全ては不安定だ。
だから人間である私達の精神も不安定だ。
こっちの自分は《宇宙》とは繋がっていない。他人ともあまり繋がっていない。万物との繋がりも感じない。《宇宙》と共鳴していないのだ。
つまり縦の次元にも横の世界にも繋がっていない。と思って生きている。
ひとりぼっちで生きている、と思い込んでいる。
みんなそうだ。
ところがあちらの《魂》の次元では、地球の人々は全部繋がっていて、見えない糸で繋がっているように感じるらしい。
だから、誰かが、何かが心を動かせば、見えない糸で全部繋がっているから、そのことがわかるし、そのことで次に自分がどう動くかは、瞬時に決まっていく。
そこには作為も力も必要ない。無為自然。
万物は、《宇宙》と調和して生命が流れるように展開する世界。
あちらは調和と共生の世界。
で、こちらは不調和と競争の世界。
あちらの世界はすでにある。今から創っていくのではない。
問題はこちらの自分にはこの世界しか見えない、というところにある。
こちらからは、あちらが見えないから存在していないように思うだけ。
それで、あちらの《自分さん》が本当の自分。
こちらの自分は、あちらの《自分さん》がこの世界に降りてきて、生命活動をするためのアバターとして創った自分。
この世界全体も同じ。
《宇宙意識》が生命活動を展開する舞台として、自らを分離し、観察される側として創造したのが、この物質的宇宙。空不動はそのように説く。
実在と非実在
要するに、私たちは錯覚の中で生きてますよ、ということのようだ。
実在しているのは、《意識》としての自分であり、その《意識》が活動するために、非実在世界としての物質宇宙と我々、人間を創ったというのが真実らしい。
我々の自我は、自分を唯一の自分と認識しているが、それは大きな勘違いなのだ、という話である。
いわゆる自我、は肉体に搭載された擬似意識として肉体がこの物質性の世界で機能するように最適化された自己学習機能付きの人口知能と言って良いモノのようだ。
あなたは、自分が"人工知能"に過ぎない、と言われたら受け入れられるだろうか。
たぶん無理だろう。
しかし、事実なのだ。
ただ、それで終わり、では無い。
それでは、人間はただの便利な生き物に過ぎなくなってしまう。
そうではないのだ。
人間の本質は《宇宙》の本質と同じである、と空不動は説く。
我々が自分、と思っている自我は自分の《本質》ではないけれど、ちゃんと《本質》としての真我であるすごい《本当の自分》という存在がいて、《宇宙》と一体化したところから、宇宙の創造活動を、行なっている偉大な存在なのですよ、本当のあなたは。ということなのだ。
そのすごい《本当の自分》が宇宙の創造活動、生命活動の最前線で働く為に我々をも創造し、今まさに、一体化しようとしている局面なのですよ、ということのようだ。
猿から進化した便利な生き物、などというレベルの話ではない。
だから、こちらの自分はニセモノというわけではなくて、入れ物であり、アバターであり、宇宙の最前線での現場担当者ということらしい。
こちらの自分、つまり普段自分と思っている自分がいないと、《本当の自分》である《意識》も、ここ4次元宇宙で活動出来ないから、困るのだ。
会社から電話で指示する監督はいるが、現地に作業員のいない建築現場、みたいなものか。
だから、こちらの自分だけでも、あちらの《本当の自分さん》だけでもダメで、両方が一緒にならないと上手くいかないようになっているらしい。
こちらの自分が真実を知らずに、《本当の自分》との一体化を求めないから、物質という不安定なモノの影響を受けた価値観に人類は長い間、呪縛されてきた、というのが驚きの真実だ。
自分の統合
さてそこで《本当の自分》のミッションだが、それは、この世界にあちらの世界を映しだすこと。
この物質4次元仮想世界に、魂の世界、実在の世界と同じような調和と共生の世界を映してみること。
そして、こちらの自分は《本当の自分》が、やりたいことを手伝うのが仕事。
そのために、こちらの自分を、創ったのだから。
創られたこちら側も、創ってもらったのだから、遊んでばかりいないで、そこは感謝して仕事もしなくちゃいけない。
自分とは、あちらとこちらの2人の自分で初めて成り立つもの、と言える。
あちらの自分
結局、人生のハンドルを握っているのは、あちら。
主体性を持っているのは、あちら。
でも、あちらの《本当の自分》とこちらの自分はちゃんと繋がっていて、「あれやれ、これやれ」と指示は出してくれている。
あちらの《本当の自分》は、《宇宙意識》と繋がっているから、時空を超えてなんでも「わかって」いて、その通りやればうまくいくようになっている。
なんと言っても、あちらの《本当の自分》は、神様チーム、創造主のグループメンバーなのだから、《宇宙意識》の無限のエネルギーを使い放題。不可能はない。
しかも、地球人全部一体の自分、という次元にいるのだから他の人との調整も簡単だ。
誰にでもなんでも頼める。
皆、自分みたいなものなんだから、気遣いも心配とも無縁だ。たぶん。
問題はここから。
問題は、こちらがあちらの《本当の自分》の声が聞けるかどうかにある。向こうが叫んでいても、こちらが耳を塞いでいれば声は届かない。
しかし、なかなか難しいのだ。
そもそも《本当の自分》などという存在がいることは聞いてない。
学校でも教えてもらってない。
親からもそんな話は聞いたことがない。
学校でも、家でも生き残る為に、競争に勝てと教わってきた。
自分は単独で存在している孤独な生き物だと教わってきた。
だから、そう信じている。
死んだらどうなるか、誰も知らないから、いつもそれが心配だ。
他人との一体感なんて感じてないから、あれこれ人に気を使うばかりで疲れる。
若いうちは、少しでも他人より有利な立場を得て生き残れるよう必死に競争してきた。
たまに、こんなことやってていいのだろうか、とも思うが、生きていくためには夢など追いかけている場合じゃない、、、。
とまあ、このような感じで、《本当の自分》から「あれやれ、これやれ」と言われても、こっちの自分の耳になかなか届かないのが、実態なわけです。
本当は、あちらの《本当の自分》の言う通りやれば一番上手く行くようになっているのだけれど、こちらの自分がそれを嫌がったり、目の前の事に心が捉われて脱線してしまう、というのが問題なのです。
こちらの自分の内面の秩序が混乱している、、と始めに空不動が指摘したのは、このことなのです。
それで、あちらの《自分さん》が、あちらのネットワークを駆使して、なんとかこちらの自分の希望もある程度聞いてくれながら、本来の仕事もちゃんとするように軌道修正を日々されている、ということなのです。
それであちらの《本当の自分》から、こちらの自分へのフィードバックとして、他人から叱られたり、困ったことが起きたりする事があったりするのです。
なんと言うか、せっかく新しい宇宙の次元を創造して、開拓という生命活動を行おうとしてアバターを送り込んだのに、さっぱり働いてくれないのでは困るわけですよ、《本当の自分》も。
ですから、こちらの自分さんがそのことを知ることか゛とても大事なのです。
問題解決の方法
①本当のことを知ること。
《本当の自分》との立場を理解すること。
②《本当の自分》との通信回路を回復すること
③《本当の自分》のいう事に協力すること、従うこと
④《本当の自分》とこの仕組みを創ってくれた《宇宙》に感謝すること。
⑤こっちの自分が知らなかったことでやってきた失敗をあやまること。
⑥許しもらったことを感謝して、《本当の自分》との関係を正しく機能させること。
です。
そのためには、もともと設計上は、こちらの自分とあちらの《本当の自分》を繋ぐ回路はしっかりあるので、その回路が機能することを妨害しているモノを発見しなくては始まらないのですが、これが最大の難関なのです。
しかし、そう聞いただけで解決するなら、人間はこれほど苦労はしません。
お釈迦様やイエス様から2000年以上経っていてこの有り様ということは、相当この覚醒のプロセスを完了することが難しいことを意味します。
簡単にはクリアできません。
覚悟は必要です。
しかし、現代は恵まれた環境にあるのです。
真剣に望むならば、《道》は開かれているのです。
その「本当の自分との通信回路を回復し、 本当の自分の世界に帰還する方法」を空不動は「自明行」としてメソッドにまとめました。
解説動画がこちらです。
↓↓↓
①自明行とは何か。前編
②自明行とは何か。後編
本当の自分に帰還するための実践的方法が、ぎっしり詰まった人生の参考書はコチラ ↓↓↓
「人間やりなおし」空不動