2つ+αの決断 ~失敗と成功中の狭間に死がチラついた~
#あの選択をしたから ... いろんな選択の場面があったけれど「What If(もしも)」の人生を考えずにいられない出来事があります。
※3分くらいで読める記事です(2000文字前後)
プロローグ
高校卒業後に入学を決めたのは、ミュージカル学科のある専門学校。
お芝居/歌/ダンスを学ぶ2年のプログラムでした。
お芝居のクラス
ストレートの舞台で役者 兼 脚本家としてご活躍の先生
劇団四季出身の方
ミュージカルの1シーンをやってみたり、寿限無を覚えたり、即興や発声練習をやりました。
歌のクラス
担当の先生に付いて門下生として個人授業(私は学園長であり、声をかけて頂いた方でした)
総合歌唱
(講師陣が豪華で、某ずっと歌ってる系ミュージカルの指揮者の方や、有名ディズニーアニメの歌を担当された現役ミュージカルスターからのご指導頂きました)
ダンスのクラス
クラシックバレエ
モダンダンス
ジャズダンス
タップダンス
シアターダンス
ジャズは2名の方でしたが、他のダンスは1名ずつ担当されてました。
同級生には、アニーの子役出身者や地元のミュージカル劇団出身者、宝塚受験経験者の中で、幼少期から演奏者として音楽をやってた私が入学...
ダンスリーダーのポジションを頂いたり、劇団四季で指導者として現在も活躍しておられる方が受け持つ、選抜のクラスに入れて頂いたり...
とりあえず私、ダンスの人でした。w
第1章 ~失敗~
2年生に上がり、外部のオーディション(就職活動)を受け始めました。
某大手テーマパークとユニバーサルスタジオジャパンのオーディションは、書類通過→1次落ち
書類通過、1次通過、そして最終で落ちたのが劇団四季/音楽座/サンリオピューロランドでした。(受かっていたら2013年の年)
正直、落ち込みました...特に劇団四季!
落ちた理由や当日を振り返るのはまた今度...
本当に意気消沈な中、オープンキャンパスのお手伝いをしていました。
当時の学科長で、ジャズダンスの先生(マツケンサンバの振り付けでお馴染み、真島茂樹さんと日本劇場でご活躍してた方)と、お話することがありました。
この方の目に留まり、この学校に入学したわけですが、私の性格やダンスのスタイルを知っていた先生が言うのです...
「アメリカ、NYのブロードウェイに行っちゃいなよ」
1番に思い浮かんだのは、お金の問題でした。
親のスネかじり虫だったのと、専門学校も渋々行かせてもらってたのに、さすがに海外へ行きたいとは言えませんでした。
先生は続けて
「お金は後で付いてくる...でも今の身体は1日1日老いるのよ」
今なら分かる...行っておけば良かったなぁと...(先生は私がいろんな意味で海外向きだと感じていたのかな?w)
もしもNYへ行ってたら、まだパフォーマンス業界に居ただろうし、違う形でどこか違う国にいたかもしれない。
これは後悔が残る失敗で、運命が左右した選択だったのではないかと、今でもたまに悶々とします。
卒業して、プロ野球チームのチアをやったり、引き続き紅白や、テレビのバックダンサーをしてる中で出会ったパフォーマンスグループに連れて行ってもらった先で、生と死の境を感じた+αの経験はこちら↓↓↓
第2章 ~成功(中?)~
今まさに!
成功の真っ最中なのです!
結果から言っちゃうと、2022年のお引越しする決断が出来たからです!
プロフィールにもありますが、2016年にトロントでワーホリ、2018年にトロントでカレッジ留学の為、再度渡航をし、ディプロマとオンタリオ州公認保育士の資格を取得しました。(詳しくは...もういいよ!!w)
カレッジ卒業後は、永住権取得を目標に、トロントの保育園で社畜をしておりました。
2021年12月、私の当時のステータスだと、申請は出来ても、取得は難しいとの事でした。(プールからピックアップされないってやつ...)
そんな中、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州で、保育士の為の永住権サポートプログラムが始まったというのです。(2022年4月の出来事)
土地勘のあるトロントを離れ、(元)恋人をトロントに残し、知り合いすら居ないバンクーバーへ1人で行くのは不安でしか無かったです。
なんなら、イヤイヤ期でした笑
自分の中で葛藤がありました...
「永住権は早めに取れた方が自由に動ける...」
でも...
「トロントには(元)恋人も友達もいるし、土地勘もあるし、保育士資格を書き換えないといけないし、なんならお引越しにだいぶお金かかるし、家賃も間違いなく高くなるだろうから、難しいんじゃないか...?」
ここでもお金の心配がありました。
でも、今回の私は少し違いました。
もちろん、友達や(元)恋人の後押し&現実を突きつけられた事も事実です。
私はバンクーバーへのお引越しを決めました。
やっぱり永住権を取得して、制限の無い生活への憧れ、ビザの心配もだいぶ軽くなる...そしてちょっとした夢を描くようになりました。
そうなったらモチベが上がり、バンクーバーへ突入&保育士の仕事をゲット!
職場の同僚、ボスに恵まれ、同じ獅子組担当の韓国人の先生とは大親友になりました。
カナダで保育士として、職歴が2年を超えた2022年12月頃から、コンサルさんと密に連絡を取り、2023年8月に全ての必要書類+バイオメトリクス含めを終えて、今は受理(Approved)待ちです。
エピローグ
バンクーバーに来る決断でQOL(Quality of Life)も爆上がり、良い風が吹いています。
選択してくれた当時の私、グッジョブ&ありがとう!
人生はまだまだ続きます。
後悔のない選択、過去の経験が今の自分を作っている事、その人生を歩んできた自分自身に感謝と労いを忘れずに、これからも邁進していきます✩.*˚
上手くいかない事や不安は生きてる以上消えませんが、このnoteを読んだ方がなにかを感じて頂ければ幸いです。
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