【レシピ】 捏ねないパンを焼く
おはようございます！ カナダで 家族ごはん研究家を営んでいる「おやつのおと」です。 ページを開いて下さりありがとうございます😊
11月からこちらは冬時間に切り替わり 1時間繰り上げされました。 つまり11月1日は 朝6時のだったのが朝5時に！ 日本の子ども達の夕方に合わせて英語のレッスンをしている私のスケジュールも、6時半だったスタートが5時半になり 突然に早起きママになったわけです。 初めは辛かったが、数日すると慣れてきて レッスンのない日はこうしてnoteを書く時間が出来た事に 感謝感謝❣️です。
早起きをして、少し時間に余裕ができると 私の中の好奇心がムズムズしてきて ついつい新しいおやつを焼きたくなってしまう性分なのですが、緩む心をキュッと引き締めて 私には焼くべきものが週に2回あるのです。
それが Daily Bread、 家族のためのデイリーパンです🍞
日本にいた頃、ホームベーカリーを大活躍させていた我が家ですが カナダに移住時に手放し、調理器具として持ってきたのはお鍋２つのみ (18cmストウブ鍋と、友人から貰った26cmのステン 無水鍋)でした。
パン作りが ちょっと億劫になりつつあった、そんな時出会ったこの新しいパンの作り方は この一年半期で「おやつのおとNo. 1」のレシピなのです。
どんなふうに 私がこのパンに出会ったのか…
私は2019年の9月から 「Bible Study for Women to Women」女性の聖書勉強会に参加し始めました。 ある日、同じグループにいたママ(同じく4人の子育て中に加え、ピアノを教える多忙ママ)が 聖書勉強会のためにパンを焼いてくれました。 白くて大きな布をハラリ開くと出てきた 柔らかそうで素朴な田舎パンのような雰囲気のパン。 プレーンにバター、レーズンにクリームチーズ、オリーブにキューブチーズ…と週替わりでバリエーション豊かに焼いてくれるそのパンの虜になった私は ぜひ作り方を教えて欲しいと頼んだのです。
すると 彼女は笑いながら、「Oh my goodness, this is super easy! I never actually knead, but mix all the ingredients and leave it in the bowl for overnight ! In the morning, I just throw it in the oven and done!」
。。。オーケーイ。 捏ねない？ 私の人生の中で「捏ねない」に近かったのは カルディの食材でレシピを展開されていた 「ヤミーさん」のオーブントースターパン くらい…でも少しは捏ねた記憶が…
今回は「 never 」決して 捏ねない というのですから 私の心はもうバクバクに興奮していました。
早速、教えてもらった配合で 「捏ねずに」生地を作り、 「ストウブ」で焼いてみると、焼ける焼ける〜彼女のパンより外側がカリッと硬いのですが味はもう最高！ 材料を見ていただくとわかるのですが この上なくシンプル。 まさに、毎日食べたい (食べても 気負いしない) デイリーパンレシピだと自負しています。
京都で 「暮らし屋」を営むパン通の妹に依頼して 日本の強力粉やダッチオーブン、電気オーブンでも試作してもらい レシピ化しました。
我が家のパパはグルテン不耐性。 彼のためのグルテンフリーのデイリーパンもやっと成功に近くなってきました。こうして夜の間に発酵させておいたボウルの蓋を朝開いてみると ぷくぷく発酵しているのです。 あとは温めたオーブンで焼くだけ。 忙しくても、コネコネする筋力がなくても、ホームベーカリーがなくても オーブンとオーブン加熱が可能な蓋付鍋が有れば 誰にだって焼ける！
何が特別かって、それは「全く」捏ねないことと、成形無しで焼けること。
子育て中は何かと忙しいもので、 捏ねたり成形と言った作業がパン作りの敷居を上げてしまい私のパン作りは 大抵「特別なおやつ」としてのパン作りでした。
でも この作り方なら 美味しくて添加物ゼロのパンを家族の為に焼き続ける事が出来る。家族の人数に合わせて 週1回、2回とまとめて焼いておけば１週間の朝ごはんが回る、そんなレシピです。
聖書にこんな言葉があります。
“それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。”
マタイによる福音書 6:25 口語訳
https://www.bible.com/1820/mat.6.25.口語訳
だから、シンプルに生きよう。 必要なものは神様が与えてくださっているから。 この捏ねないパンの様に。
一緒に捏ねないデイリーパンを焼いてみませんか？
我が家では少し柔らかいパンが好みの子ども達に、少しレシピを改正しました。柔らかいパンがお好みの方はこちらをどうぞ。↓