ニコンZ6Ⅲは【価格】が最大のポイント?
こんにちはAliceです♪
ニコンZマウントのシェア拡大をサポートしている者の一員として、私は今激しく動揺しています。
その理由を記したいと思います。
1.新型Z6Ⅲは6月17日21:00発表
既にニコン公式からティザー広告動画がリリースされており、発表日時は確定しています。
今年2月末に開催されたCP+2024で発表されるという噂があったのですが、その後も月1くらいで『間もなく発表?』と噂が出ては消え、出ては消え…。
漸く公式から発表日のリリースがありました。
2.Z6シリーズはどういうカメラ?
ニコンZマウントのミラーレスカメラは、上位から
Z9
Z8
Z7Ⅱ
Z6Ⅱ
Zf
Z5
と数字の大きい方が上位機種というネーミングになっています。
上記フルサイズ機以外に、APS-C機が
Zfc
Z50
Z30
と3機種ラインナップされています。
Z6シリーズはいわゆるミドルクラスで、他社機で言うとSONY α7Ⅳ辺りと競合する位置づけです。
(実際のところ競合できているかは別として)
新品実売価格で25万円以上しますので、決してエントリークラスとは言えませんが、約2,400万画素のフルサイズセンサーを持ち、ISO高感度耐性があり、連写も効くし、4k動画も撮れますよ、というベーシックな部分を一通り押さえた存在です。
ただし、初代Z6との違いは?と言われると途端に風当たりが強くなります。
①メディアが不評だったXQDカード(CF-express typeBにも後に対応)シングルスロットから、CF-express typeBとSDカードのダブルスロットに改良
②画像処理エンジンEXPEED6を1機→2機搭載に改良
初代Z6からの進化は、概ね上記2つと言って良いと考えます。
②に関してはユーザーが体感出来る部分というと、シャッターを切った後にモニターにプレビューが表示されるまでのタイムラグが短縮された点くらいでしょうか。
それでいて、Z6Ⅱは初代Z6より新品実売価格で5〜6万円は高い25万円超となり、格下であるZ5の新品実売価格15〜16万円との10万円もの価格差が目立ってしまい、正直に言ってお勧めしにくいカメラでした。
むしろ初代Z6の中古が、オールドレンズの母艦として人気が出てしまい、相場が高騰する事態になりました。
3.では新型Z6Ⅲはどうなる?
ネット上には色々な噂がありましたが、無難にZfの性能をZ6シリーズにコンバートしたスペックに落ち着きそうです。
元々ニコンユーザーが求めていたものも、そこだと思いますので、エポックメイキングな部分は無くても失望感は無いものと予想されます。
・液晶モニターはバリアングル
・画像処理エンジンはEXPEED7
・約2,400万画素センサー
・6kオーバーサンプリング4k動画
・CF-express typeBとSDのダブルスロット
主要なスペックはこんなところでしょうか。
4k120pが録れるかどうかと、RAW動画を内部記録出来るかどうかで、動画の評価は変わりそうですね。
4.Z6Ⅲの評価は価格で左右される?
今回noteを執筆しようと思った理由がこれです。
欧州での販売価格が【3,000ユーロ】である、というリーク情報があったという噂が広がっています。
3,000ユーロは、円換算すると50万円を超えてしまいます!!
国内量販店価格が、そこから1割引き程度の45万円になるのではないか、という情報が囁かれています。
昨今の物価高騰で、カメラの価格も各社軒並み値上げ・値上げ・値上げの状況ではあります。
先日発表されたFUJIFILM X-T50も何と25万円との事…APS-Cのエントリー寄りの機種が25万円とは、もはや2倍の価格になっていると言っても過言ではありません。
Z6Ⅱの価格が2倍になれば、確かに約50万円になりますが、それだと現行のZ8の価格とほぼ一緒になってしまいます!
ざっくりと、下記が現行機種の量販店価格です。
Z9→70万円弱
Z8→52万円強
Z7Ⅱ→35万円
Z6Ⅱ→25万円強
Zf→27万円
Z5→15万円
噂される45万円となると、兄貴分であるZ7シリーズの価格帯すら追い越して、一気の価格上昇はあり得るのでしょうか?
現在予想されているスペック(概ねZfと同じ)であれば、実売30万円が妥当ではないかと、私は考えます。
他社競合機種であるSONY α7Ⅳが実売30万円、CANON EOS R6 MarkⅡも実売32万円程度まで新品価格が小慣れて来ている事を考えると、ライバルより後出しの分上乗せしても33〜34万円が限界ではないでしょうか。
噂される45万円などもってのほかで、その価格を出すならSONY α7RⅤを購入した方が確実に幸せになれるでしょう。
本当に、価格の発表まで期待より不安が多い状況です。
5.結論!
新型Z6Ⅲは価格によって
『安いのに凄いカメラ』
と言われるか、
『まぁ凄いけど高いから買わないカメラ』
と斬り捨てられるか、
天国かそれとも地獄か、どちらへ向かうかが決まるのではないかと個人的に予想しています。
もちろんニコンのサポーターとしては、Z6Ⅲが『これを待っていたんだ!!』と歓迎して受け入れられる事を願うばかりです。
ZfやNIKKOR Z180-600mm f/5.6-6.3 VRを驚きのお値打ち価格で発売したニコンですから、期待しています。
今回も最後まで読んで下さり、ありがとうございました♪
また次の記事でお会い出来ますように。
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