ようやく入った片付けスイッチ!!だけど。何もかもが多すぎる・・・
お待たせしました。相変わらず高温傾向にある気温はともかく。暦の上では立冬も過ぎ、秋も深まってきた今日この頃。やる気を腰痛(単なる言い訳かも^^;)に阻まれていた私のプチ断捨離スイッチもようやくONになりました。
きっかけは、近くの教会のバザーのご案内。バザーに向けて、衣類から食器、本やCDなどなど。家にある不用品を幅広く引き取ってくださるということで。この機会を逃したら、いつ片付けを始めることやら、と自分でもわかっていたので。急に片付けを始めました。
人間、どれだけ先延ばしにしていることでも、〆切があると行動できるものなのです。
「さあ、がんばろう」「まずは、衣類から」と数年ぶりのプチ断捨離を始めたのはいいけれど。
なぜに、こんなにモノが多い(悲)前回までのプチ断捨離はなんだったんだ?と思うほど。それぞれのモノの数がハンパない。シンプルライフなんて程遠い、なんて次元じゃなくて。ムリじゃない?
結局、退職して生活スタイルが変わったために、それぞれの洋服を着る頻度が変わってきているし。去年までの引きこもり気味の生活と、今の「ZOO活命」の毎日とは、また必要な服は変わってきているわけで。その上、気分もコロコロ変わる。
私の場合、よく言う「1年着なかったから」という理由では服を処分できないんだよね。去年全く着なかった服を今年はヘビロテ、なんてことは私にはよくあること。となると。処分できる服は限られてくる。
ジャージ1つとっても「もしかしてジャージコレクターなのでは!?」と思われるほど季節に合わせて各種持っている。退職をした時点では、もうジャージを着る機会などないんだろうな、と思っていたというのに。現実は、家着としてこれ以上はないほどに重宝している。
なんなら、現役の頃よりさらにジャージ率は高い。「退職したら、たとえ家の中であっても、かわいい格好で気持ちよく過ごしたいな」などと考えていたお花畑脳の私は今いずこ。
ジャージ。夏は涼しく、冬は暖かい。何より丈夫だし、汚れてもOKだし、シワにもならず、洗濯ジャブジャブできるし。ズボラな私にとって最高のお家ウエアだったりする。数ある私のジャージコレクションは、運動もしないというのに完全に断捨離の対象外。
他にも、断捨離対象外となったのは、スーツ類。いわゆる高級ブランドには、興味がなかった私のスーツは、Mademoiselle NON NON。
スーツこそ今は着る機会も全くないものではあるが。万が一スーツ着用が必要になった場合、新調する余裕はないから捨てられない。それより何より、どれも流行に左右されず、いくつになっても着られる(着ます!)かわいいデザインでお気に入りだ。
洋服だけでなく、長年趣味で集め続けていたキャラクターグッズもそうだ。メルカリで売ってだいぶ減ったとはいえ、まだまだたくさん残っている。
数年前は「必要のないものは一刻も早く処分しなくては」と焦っていたが。今回は、必要とは言えないまでも、お気に入りのモノであれば、邪魔にならない限り、まだ手元に置いておいてもいいかな、と考えが変わった。
いつか、もっとコンパクトな住環境に移り住んだなら、これも一気に処分しなくてはいけないとわかってはいるが。幸い、というか、今の家には収納スペースが山ほどある。
これが、モノが増える元凶でもあったわけだが。とにかく例えば、トイレットペーパーや洗剤のような日用品なら、その気になれば無限に買い置きできるほど収納スペースにはことかかない。
だからと言って、モノを増やしたいわけではなく、もちろん減らしたい一択であることに変わりはない。ただ、持っているだけで心が潤うものであれば、今はまだムリに全てを減らさなくてもいいのかな、と。お気に入りのモノというものは、観ているだけで、そこにあるだけで嬉しくなってしまうものだ、ということに今さらながら気づいたのだった。
今回、クローゼットの奥にしまい込まれていた謎の衣装ケースにも手を付けた。これは、十年ほど前に行ったプチ断捨離の際にしまいこんだものだと思われる。いったい中には何が入っているのか、全く記憶になかった。記憶にない分恐ろしすぎて、長い間見て見ぬふりをしてきたけれど。今回意を決して取り出してみた。
往年の推しグッズ!!
ほぼほぼ、サッカー関係。よくこれだけ集めたなと、自分でも感心する。ユニフォーム、タオルマフラー、雑誌に大量の写真、サイン色紙、などなど。
皆さん、もう現役を引退されている懐かしい方々ばかり。「申し訳ない」「ごめんなさい」と心の中で謝りながら、処分を決意する。
最推しだった某有名選手の若き日のサイン入りユニフォーム他いくつかのグッズは「メルカリで高く売れるかも」という邪な気持ちも多少あり(多少?)手放すことができませんでした。
あと、今回見送ったのは、前回捨てずに残しておいた仕事関係のもの。これも、いざとなったら一気に捨てて構わないのだけれど。今そうしないのは、仕事への未練というわけではなく。「頑張っていた自分への執着」が、まだ少し残っているような感じなのです。そう。自分でも信じられないほど努力していたあの頃の証として。
今回片付けをしていて思ったのは、私はあまり「思い出」というやつには執着がないんだな、と言うこと。今回残した、例えば仕事関係のものも、いざとなったらあっさり手放すことができるだろうし。過去の写真や手紙なんかにも全く執着がない。なので、このあたりの処分で迷うことも躊躇することもない。
それでも、本当に「これでもか」というほどモノが多くて泣けてくる。定期的に処分しているとはいえ、何十年も同じ場所で生活してたらこうなるよね。
引き出しの奥から、買ったまま忘れ去られていた無印の靴下が出てきた。一足260円の値札付き。現在は同じモノが一足390円。そんなに昔の話ではないと思うのに。こんな安い時があったんだな。
こういうことがあるから、やはり定期的に片付けはしないといけない。靴下もハンドタオルもバッグ類も何もかも。毎回思い切って処分しているつもりなのに、まだまだ数が多すぎる。
今回も、ご近所の方々が「ザワザワ」まではいかなくとも「ザワッ」とするくらいの数のゴミは出した。そして、何より教会のバザーが本当にありがたかった。私には不要であっても、まだまだ使えるモノたちが、たとえお金にならなくても、誰かのお役に立つのだとしたら。こんな嬉しいことはない。
そんなこんなで。目に付く不要なものは全て処分できてスッキリしたおかげで。自分の部屋だけは、合格点をあげられるくらいには片付いた。服の数なんかは、まだまだ甘い気はするけれど。それなりにどの服も今は存在意義がある気がするので、また毎年少しずつ考えていこうと思う。
私の理想のコンパクトなシンプルライフなど夢のまた夢と思い知った今回のお片付け。それでも、「お気に入りのモノだけに囲まれてスッキリと暮らす」をコンセプトに、これからもできることはやっていきたいと思う。
ようやく入ったプチ断捨離スイッチ。この勢いのまま、年末の大掃除をパスできるように、少しずつ大掃除(らしきもの)もやっていきたい、とやる気だけはMAXになっている。