Algoageだからこそできる、挑戦と攻めの姿勢-新COO就任インタビュー-
こんにちは!Algoage採用広報チームです。
Algoageでは未来の当たり前を作るため、カンバセーショナルコマース領域におけるより良い意思決定を支援するサービスを開発・提供しております。
この度、AlgoageのCOOとして新たに就任された高木俊浩さんへ、Algoageにかける想いやこれからについてお話をお伺いしました。
プロダクトのビジョンと、カルチャーに惹かれAlgoageにジョイン
ーーまず、今までのキャリアを教えてください。
新卒からの6年間を、戦略コンサルティングファームで過ごしました。日系企業を対象に、中期の経営戦略の策定や新規事業の立案、伴走支援などを中心に担当していました。一番印象に残っている案件は、トヨタ自動車との共同プロジェクトですね。そのプロジェクトは、豊田市に向け自動車CO2排出を削減する実験の主幹事企業とコミュニケーションをとり、暮らしと技術の掛け合わせで取り組みを進めました。関わる企業規模の大きさや、さまざまなステークホルダーと連携しながらプロジェクトを進める楽しさを学びました。ただ、コンサル的な役割だとどうしても外部ポジションになってしまうんですよね。試合でいうレフェリー的な。もっとプレイヤーとして中に入り込み、仲間と一緒に何かを成し遂げたいと思いベンチャー企業への転職を考えました。
そこからAIベンチャーであるVISITS Technologiesで、新規事業開発に取り組みました。新卒採用市場にデザイン思考を掛け合わせ、VISITS formsというサービスを作りました。このサービスはAIを活用し、他者の評価に頼らず、アルゴリズムを活用して新規事業のアイデアを抽出できるものなんです。コンサルティングファームで学んだことを活かし、アイディアの火種を実行に向けて動いていけるのは楽しかったですね。
ーーAlgoageには最初副業として携わっていたとお伺いしましたが、関わることになったきっかけや当初の担当業務について教えてください。
Algoage代表の横山とは、1社目のコンサルティングファームで同じチームとして働いていて、転職してからも定期的にご飯に行く仲でした。同じ職場だったので、横山のクオリティに正しくこだわる部分や、努力を惜しまない部分をよく知っており、互いに認められる間柄でもあります。久しぶりに会った時に、良い事業の種が見つかってAlgoageを急拡大しているが、このままだと本来大切なメンバーの成長サポートを一対一の関係だけではサポートしきれないという悩みを彼が抱えていたんです。そうなると、ある程度仕組みで解決していかないといけない。その仕組み化の部分に取り組んでいこうということで副業としてジョインし、作ったものが「Biz力虎の巻」です。
Biz力虎の巻はチェックリストに近い形式で、ビジネスパーソンとして必要な基本的なスキルと行動を共通化 / 言語化し、ステップごとに分けています。Algoageで大切にしたい価値観をリストアップし、それらを具体的なアイディアに落とし込んでいきました。具体的に導入を進める中で、部門長だけでなくマネージャーレベルでも実施したいとのことで、マネージャーへの導入も進めることに。当時マネージャーの持つ課題感がバラバラで、認識や目指す先の統一が難しかったことが導入に向けた背景ですね。現在はBiz力虎の巻を元に、組織全体での認識を合わせ、それぞれの成長スピードに合わせて個人の指針として活用してくれている状態です。
ーー副業の時から大きなプロジェクトに携わっていらっしゃったんですね!そこからAlgoageに入社しようと思った背景を教えていただけますか?
まずは、このAlgoageの人の環境は非常に大きかったと思います。事業判断のブラックボックスがなく、メンバー全員が透明性高く建設的にコミュニケーションをとって意思決定できるという部分は、本来組織としてあるべき姿を正しく実行できているという点で、魅力的な環境でした。
Algoageはさまざまな意思決定のプロセスをオープンにしているんです。当初参画した時に驚いたのですが、経営会議の議事録がオープンだったり、常にメンバー全員が建設的な意見を出し合い、ディスカッションをして、意思決定に積極的に関与する。それが一部のメンバーだけでなく、皆がそうアクションをして、最速で事業を大きくさせていきたいと思っている、そんな建設的で透明性の高いカルチャーの中で、自分自身も成長していきたいと思いました。
そして何より、Algoageの展開しているDMMチャットブーストCVが、これまでの広告業界に革命を起こすものだと感じたことが大きいです。広告って普通は嫌がられる、避けたいものだという印象がありますよね。そこをDMMチャットブーストCVは、ユーザーの興味のあるサイトに対し、良いタイミングで正しく必要な手を差し伸べることができるので、ユーザーが好意的に受け入れやすいんです。広告ではあるが、違和感なくニーズに寄り添う形で商品を提案する。それって、ユーザーにとっても広告主側にとってもフレンドリーな優しい世界であり、Algoageのビジョンの通り「誰もが簡単に、最良の意思決定ができる世界」を実現できるど真ん中だと感じました。
今後Algoageがさらに拡大、成長していくと、さらにユーザーの深い意図を汲み取り提案の質も上がっていきます。DMMチャットブーストCVは、現在発展している生成AIやLLMとの相性もかなり良いプロダクトです。現状は人的リソースで質の高い価値を提供していますが、将来的には技術に頼りながら、誰にとっても正しい意思決定を促進できるAIコンシェルジュのようなサービスに発展させていくのも想定していますし、さらにメンバーと共にサービスのクオリティを上げていきたいです。
新COOが考える、Algoageの現在と未来
ーー現在高木さんの担当している領域を教えてください。
AlgoageのCOOでありつつも、DMMチャットブーストCVの事業責任者も兼任し、現在と未来に焦点を当てて動いています。現在という部分では、DMMチャットブーストCVを構成している部門全体の状況把握し、必要な意思決定を行うこと。未来の話でいうと、競合の情報を見ながら、Algoageの未来に必要な開発や事業検証の計画や実行を進めている状況です。
COOに就任して、取り組んでいきたいことは大きく3つあり、1つ目は各々の部門の最適という視点に閉じず、部門を横断して「広がり」をつくることです。
Algoageでは、各部門で優秀なメンバーが集まっています。そんな優秀なメンバーと共に最大限の成果を発揮するために、前提として「Algoageが目指す姿」の目線合わせをし、あらゆる可能性を攻めていく必要があります。そのためには部門を超えて繋がりと連携を強化し、Algoageのバリューである「全体最適」をより意識していくべきです。個人のスキルという部分でも、この仕事が実行できていれば評価されるという内向きな満足だけでは勿体無いし、それぞれが主人公として役割に捉われず自分が見えていない領域まで視野を広げ、新しいチャレンジをして、可能性を広げて欲しいです。今様々な新規事業も進めている状況ですが、世の中にとって会社にとってより可能性を広げるためにはの視点を持ち「全員、リーダー。」として、連帯感を持ち実現していきたいと考えています。
2つ目は、時間軸的な先の3億円とその後を含めた「未来」を考えることです。Algoageは現在DMMチャットブーストCVというメイン事業で急拡大しています。しかし、この急拡大だけでは1000億円級のビジネスを作るという将来に向けた目標到達はすぐには難しい。
逆にいうと、絶好調なチャットブーストCV事業単体は、より会社を大きくしていくための一つの重要な大きな柱になっています。このDMMチャットブーストCVという事業をベースに、今後会社を拡大させるために様々な事業展開のアプローチをかけていくべきだし、同じ夢を持ち色々な着想を持って、Algoage全員がリーダーとして、当たり前に事業の未来を思考する視点を持ち、チャレンジができる。そんな新規事業を作っていける会社でありたいと思っています。
3つ目は、メンバーの成長における「深さ」方向によりストレッチを掛けていくことです。大きな事業の姿を考えるのに、高い視座が必要であるとよく言われますよね。しかし、何もないところから高い視座を得るのはとても難しいことだと考えています。じゃあどうすれば良いかというと、リアルな事実や肌感覚を持つことによって大きな姿が描きやすい。そして自分だけでなく他のメンバーのリアルと関わるからこそ、高い視座の獲得につながると思います。
方針を決めるには、現場から得られる肌感ってとても重要ですよね。例えば、営業方針を決める際、顧客の要望や課題に触れていないとどんな方針や手法が有効か判断できません。現場ならではの肌感を持ち、商談に臨むことで顧客に対し深い理解を得られます。そして、自分の感じている肌感覚だけでなく、部門を超えて他メンバーの視点を取り込むこと。それが深さであり、そのレベルでの理解があって初めて意味のある方針が決められる視座の高さの獲得に繋がると考えています。
また、高い視座の獲得方法の一つに役職や立場というものもあると感じているからこそ、抜擢や挑戦を積極的に行っています。人を成長させる要素として「裁量」と「責任」は大きく影響を与えます。自分自身もCOOになって見える視野が広がったことも実感として持つからこそ、本気で挑戦できる打席数の多さと、圧倒的な学びの機会がある環境作りにしていきたいです。
Algoageは、こう決まっているから…トップがこう決めたから…という環境をアンチパターンだと考えており、むしろより良いリアルに触れているメンバーだからこそ、正しいアプローチを思いつくはずですよね。そんなメンバーだからこそ見えている景色を大切にしたいし、重要視すべきだと思うんです。だからこそ、リアルと経営の両軸の視点を持ってメンバーが良い意思決定をできるよう、必要な情報の透明化は積極的に行っていきたいですね。
優秀なメンバーたちと事業成長を成し遂げたい
ーー今後、個人として挑戦していきたいことを教えていただけますか?
Algoageのバリューで強く意識しているのは「まず、思いやり。」です。繰り返しになりますが、メンバー全員で会社・事業の目線で考える、顧客に価値を届けるという目線が揃っていることは大切です。ただ、当たり前にできることではないと思うんです。そうなるとチャレンジングな環境で1人でやりきることは難しいからこそ、仲間とどう動けるかが肝になる。まずは自分と自チームのメンバーへの思いやり、そして先には部門を超えて会社・組織全体でその意識を持てるように、さらに強く働きかけていきたいと思っています。
また、自身の仕事選びの軸として、「素敵な仲間と一緒に成し遂げることができる」というのを重視しています。会社のメンバーと楽しみ、時には興奮しながら目標に進んでいくことに喜びを感じるタイプなんです。そこをメンバーと一緒にやりきりたいですね。
また、Algoageの高い事業成長目標を掲げているところに面白みを感じています。それはDMMグループ傘下にいるからこそ挑戦できることでもあります。
市場環境において、攻めるべきタイミングは最も重要です。攻めるべきタイミングで拡大できないと、後から市場においてのトップを取りに行くのは難しい。DMMグループにあるAlgoageだからこそまず攻め、大きく出ながら、どうすればより効率的に動けるのかという選択がしやすいんです。攻めるチャンスを逃さず出れるというのは大きなメリットで、事業を拡大し、大きくしていくという前提では非常に有利な状況です。攻めと、効率的な経営を同時にしていく難しさに挑戦しながら、今後もDMMグループのアセットを活かしてAlgoageを成長させていきたいですね。
ーーAlgoageで今後取り組んでいきたいことを教えてください。
やはり目指すべきは、プロダクト・サービスの発展です。生成AIやLLMと親和性が高く、可能性があるからこそさらに質の高い、良いサービスを提供したいと考えています。そこは現在プロダクト部門が、より先のテクノロジーの部分を広げています。一方、セールスチームは足元を固めてゴリゴリ動く気概を持ち、CPP部門はユーザーインサイトを突く本質的なマーケティングを実行しています。その強みを掛け合わせ、Algoageの目指す先を見据えて、技術と優秀なメンバーたちの力でさらに発展していくことを目指していきたいです。
そのためには、メンバー全員の強みの掛け算が必要です。業界の動向を掴み、相手の求めていることを理解し、アグレッシブに行動していく。DMMチャットブーストCVを含め、みんなで前に進める環境を整えていくため、メンバー全員の成長をサポートしていきたいです。
人は誰しも絶対成長できます。至らない点が分かれば、確実に成長できるはずなんです。自分自身、会社がより良くなるために、さらに成長していきたいと考えています。だからこそ、優秀なメンバーが動きやすくなるためにどんな意思決定が必要か?と考えることを意識しているので、その辺りは違和感を覚えたらメンバーからも積極的にフィードバックして貰いたいと思っています。
今年の5月から業務委託から正社員として関わり方が変化し、事業拡大の急成長に伴うあらゆる課題に対し、メンバーの熱い想いとコミットメントで乗り越えていく姿を何度も見てきました。これからはさらにお互い助け合い、結果にこだわることを意識しAlgoageの目指すビジョンの実現に向けて事業成長を成し遂げていきます。
ーーありがとうございました!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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