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青森県|奥入瀬渓流ホテルにある岡本太郎作品

十和田湖から流れる奥入瀬渓流を訪れた時の思い出です

奥入瀬渓流ホテル

奥入瀬渓流は、青森県十和田市の十和田湖から流れる渓流です。
特別名勝および天然記念物に指定されています。

渓流沿いを歩いた時に撮影しました

渓流沿いには遊歩道が整備されており、四季折々の豊かな自然の美しい景色を楽しみながら散策することが魅力です。

奥入瀬渓流ホテルは、この美しい渓流沿いに佇むリゾートホテルです。
ホテル内にある岡本太郎作の大暖炉はこのホテルのイメージにもなっており、現在は星野リゾートが経営しています。

きれいな花が咲いていました

ホテル内にある岡本太郎作品

1.     《森の神話》

360度いろいろな角度から眺めました

ホテルの象徴でもありメインイメージにもなっています。ホテル東館のラウンジ名でもあります。高さ約3m、幅約5mのブロンズ製の大暖炉《森の神話》は、森の精霊や動物たちがモチーフとされ、今にも動き出しそうな躍動感にあふれています。

2.《河神》 

うねっています

ホテル西館のラウンジにある大きな暖炉です。奥入瀬渓流の水の流れをイメージした作品で、水神がモチーフになっています。円錐をねじったような独特の形が特徴的です。

3. 《カッパ》

森を背景に馴染んでいる?

ホテル敷地内の「渓流の小道」にひっそりと佇み、散歩するひとを驚かせようとするような悪戯者のようなカッパの像です。愛嬌のある表情が印象的で、出会う人たちを和ませています。

4.《渓流讃歌》

会場をお借りした時に撮影

大宴会場(だったかな?)ステージの刺繍緞帳です。会場が使用されていると見学することは出来ません。

奥入瀬渓流ホテルと岡本太郎

現在は星野リゾートの経営ですが、以前は十和田湖周辺を開発した実業家杉本行雄(渋沢栄一書生から渋沢家執事であった)により創業されたホテルでした。

岡本太郎(1911―1996)

岡本太郎記念館サイトより引用
https://taro-okamoto.or.jp/

岡本太郎は芸術活動と並行して、日本の風土や文化にも深い関心を持っていました。縄文土器を芸術として発見したことが知られています。

日本中の伝統的な祭りや聖地を取材し、東北地方にも多くの足跡を残しています。青森県にも恐山やイタコ、祭りの取材に訪れていました。
その時の出会いと交流から作品のためのロビーのようなホテルが誕生したのだと聞きました。

奥入瀬渓流ホテルの公式サイトはこちらです

渓流から十和田湖の散策

青葉や紅葉シーズンには混雑する奥入瀬渓流ですが、シーズンを外したタイミングに渓流沿いを歩くととても気持ちが良いです。
片道をバス利用しながら十和田湖まで歩くとほど良い運動になりました。(冬季以外)

十和田湖

雪解けしたら、また岡本太郎作品に会いに行き、散策して、心も身体もリフレッシュしたいなと思います。

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