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旅の記憶 聖地やアートや

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旅先の体験や景色の記憶を掘り起こして整理中です。一期一会の場所、再訪したい場所、まだ見ていないあの場所など。
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#熊野

聖地へ|熊野詣(2)

飛瀧神社(ひろう神社) 飛瀧神社の御神体は瀧そのものです。 そのため拝殿や本殿はありません。 熊野那智大社の別宮です。 那智瀧 神武天皇東征の時、那智の浜から上陸し困難にあうも、八咫烏(やたがらす)が先導してからは那智の滝を発見し、大己貴神(おおなむちのかみ)が顕れたとして祀り、その後無事大和へ至ります。 滝は御神体の大己貴神であり、飛瀧権現であり、本地仏としては千手観音であるとされています。 熊野信仰 神武東征神話、吉野や高野山につながる山岳霊場である熊野。 平安

聖地へ|熊野詣(1)

熊野詣 「熊野詣」が盛んになったのは、延喜7(907)年の宇多法皇の「熊野御幸」に始まるといわれています。 正暦3(992)年の花山上皇は、那智の滝の上流で千日修行を行い、その後西国三十三所霊場を旅しました。 現在の西国三十三所巡礼の始まりです。 花山上皇は、2024年大河ドラマ『光る君へ』で藤原伊周、隆家に矢を射掛けられたあの上皇様です。 熊野詣の盛衰 平安時代に浄土信仰が拡がると、那智は観世音菩薩の補陀落浄土、速玉大社のある新宮は薬師如来の東方浄瑠璃浄土、などとみな