記憶に残るお店とパン
こんばんは、アレクサンドリアです。
世の中に素敵すぎるお店や場所はたくさんあり、いずれにも足を踏み入れた瞬間、その雰囲気に自分も包まれます。
私は世界各国のさまざまな文化について知るのが好きで、とくにその中でもインテリアや雑貨には興味津々ですね。
気に入ったものを自分の生活に取り入れられて、その気分に浸れるからです。同じような方もたくさんいらっしゃると思います。
日本については国土が狭いので、そこまで地域による違いがないように感じ、そうすると今ここ(日本)に住んでいるので、日本的なものを当たり前のように感じていました。
ちょうど家族のことを、とても大切な人達なのに、居て当たり前というふうに思いがちな感じと似ているかも知れません。
しかし、先日連れて行ってもらったパン屋さんは、純和風のインテリアで、ノスタルジックな雰囲気に包まれ、懐かしさと温かさが混じり合って、とても居心地の良い、素敵な空間でした。
真ん中のスペースには、古い日本家屋の居間にあるようなテーブルと敷物が敷いてありました。
机とイスは、小学校の教室を思い出させてくれるような感じです。
昔の木造の校舎や図書館のような内装や家具に、暖色をベースにした和風の布でパッチワークされたタペストリーや座布団などが、古風なんだけれど現代的なアクセントにもなっています。
このバランス感覚が素晴らしい!
そして、こちらのお店のパンは、噛めば噛むほど味わいのあるパンで、ずっしりとしていて食べ応えがあります。
私はペーコンとチーズのパンと、ナッツや干し果物などが入ったシナモンパンと、野菜スープを頂きました。
野菜スープはかぼちゃが入っている、オレンジ色のとろりとした甘いスープで、上に生クリームと黒コショウがかかっていて、こちらも暖かくて美味しい。
普段は家の家庭料理で良いけれど、パンひとつでも、こうして記憶に残るような食事をするのって良いですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。