旅の思い出 フランス
こんばんは、アレクサンドリアです。
今日は旅について書いてみます。
私は占星術をはじめ、内的世界の探索が好きですが、その前は、まだ見ぬ世界をみたい、とのことで、若い時にはいろいろなところへ旅行しました。
その中で、忘れられない旅のひとつは、大学の卒業旅行でヨーロッパに女友達と2人で出かけた旅です。当時流行っていたバックパッカーをしてみたいというのもあり、また、それこそが旅だ!というような冒険心を持っていました。
その中のハプニングを含めたエピソードが、何十年経った今でも生き生きと鮮明に思い出されます。
まず、フランスのシャルルドゴール空港に着いたのが夜で、そこから初日の宿は、地球の歩き方を見て調べていたのですが、やはり夜は分かりにくく、ライトアップされたオペラ座の前あたりを、大きな荷物をかついで歩いて、小さな宿を探したのを覚えています。
その宿では、おばあさんが英語では対応してくれず、フランス語の会話集を片手に交渉し、何とか泊まらせてもらいました。そして、部屋に入ってまず、トイレに入ったら、15秒ほどして灯りが真っ暗に!
思わず大声で友人を呼んだか、用足しの途中で出ていったかは忘れましたが、本当に暗闇でどぎまぎしたのを覚えています。そのトイレの灯りはタイマー式でした。その宿には一泊だけして発ちました。
フランスには7日間ほど滞在し、パリを拠点に各地に出かけました。
パリでは、ルーブル美術館やオルセー美術館でたっぷり絵画を鑑賞し、キリスト教を知っていればもっと楽しめたのにと口惜しさを感じました。
モンマルトルの丘で白亜の殿堂のサクレ・クール寺院の美しさに圧倒され、カフェでランチしたり、街歩きを楽しんだり。
ノートルダム寺院で有名なシテ島、サンルイ島でパリジェンヌのようにセーヌ川を眺めたり。
パリ5区では、生活感のあるパリを満喫できました。
カルチェラタンでパンテシオンやリュクサンブール公園、サン・ジェルマン・デ・プレ教会などを訪れたり、ムフタール通りの朝市で雑貨をみたり。
ちょっと足を延ばしてベルサイユ宮殿も見に行きました。中は天井まで絵が描かれており豪華絢爛で、庭園は春夏秋冬の泉があり、左右対称のくっきりした美しさが印象的でした。
パリのメトロは、本に書いてあるほどは危険ではなく、駅のホームでミュージシャンが歌を歌っていたような覚えがあります。
フランスでは建物や歴史、街の趣きの他に、印象に残っているのは食べ物です。パリでは、現地のお店で手軽に買えるパンやチーズやワインが最高に美味しく、買って帰っては宿で舌鼓を打っていました。
シャルトルに着いた日は、しとしと雨の降る寒い日で、駅前のカフェで飲んだ温かいコーヒーが心を癒してくれました。もちろん、シャルトル大聖堂のステンドグラスはこの世のものとは思えないほどの美しさでした。
世界最速のTGVに乗って出かけたモンサンミッシェルでは、有名なスフレオムレツをワクワクして食べましたが、味はあまりしなかった記憶が。
お城もさることながら、ドーバー海峡の向こうにイギリスが見えるのが、ここはヨーロッパなんだとロマンを感じましたね。
干潮の干潟を、イギリス人の子供と追いかけっこして友人がはしゃいでいる横で、私はそんなことを思いながら海をぼおっと見ていました。
フランスでの充実した滞在を終え、次の国、ドイツに向かいます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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