真実を知ろうとすることの勇気
こんばんは、アレクサンドリアです。
とても面白いアニメに出逢ってしまいました。
このアニメは、15世紀のヨーロッパを舞台に、禁じられた地動説を命がけで研究する人間たちの生き様と信念を描いたフィクション作品とあります。
神学を学ぶよう暗に強要され、天文学を学ぶことを禁じられ、天文学を学ぶ者は異端児で罪人扱いされる世の中が、この物語の中ではありました。
その時代、真実を知りたいと目覚めた人々の中には、迫害を恐れ、情熱の炎を消さざるを得ず、生きながらにして死んだような日々を送っていた人もいたでしょう。
あるいは、危険を冒しても、知的好奇心の赴くままに研究に向かった人もいたでしょう。
この物語では地動説がテーマであり、その迫害は命がかかった残酷なものです。
過去の歴史においては、魔女狩りやキリシタンの迫害などが実際にあったようです。
また、ここまでの話はないにしても、現代においても大なり小なり、似たような話はあるのかも知れません。
例えば、家族という小集団において、あるいは学校や会社という大集団において、あるいは社会において、それぞれの集団にとって不都合な真実に目を向け、その真実を知ろうとしたり、知ってしまったり、あるいはその集団が望まない方向へ向かおうとしたときに、他の人々から非難を受けるということがあるかも知れません。
それでも人は、自分の情熱や信念が強ければ強いほど、それに従って、突き動かされるように行動していくのでしょう。
この物語の主人公は、生きるために常に物事を合理的に考え、わざわざ危ない目に遭うことはせず、賢く生きてきた少年でした。孤児だったため、そうしないと生きてこれなかったからです。
その少年が、地動説を探求する人物と出会ったことによって変わっていきます。危険を冒してでも、天文学の世界に魅了されていくのです。
真実を知りたいという思いや行動は、時に反発を受けたり、困難なこともあるかも知れないけれども、本当に知りたいのならば、勇気を出して、時には開拓者精神で切り開いていかなければならないこともあるということを、改めて感じました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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