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魂の傷と癒し キロンと退職

こんばんは、アレクサンドリアです。

今日は私にとって、わりと大きな節目の日でした。
正式には今月末退職なのですが、実際は今日が最後の出勤日でした。

新卒から40年勤めた会社を定年退職するわけでもなく、今までに何度か退職日は経験したことがあるので、ことさら感慨にふけるわけでもなく、忘れずに持ち帰るものリストなどをつくって、出勤しました。

とは言え、これまで勤めた会社の中では14年と最長でしたので、本来なら、今日一日は少しでも関わったことのある方々全員にご挨拶して、これまでの勤めに満足感を感じながら辞めていく、というのが相応しいのでしょう。

ただ、宇宙的大きな視点から見て、このタイミングが辞めるベストな時期ということは分かっていたので退職を決断したのですが、そのきっかけとなった出来事は、私にとってなかなかショッキングなものでした。

それは、私にしか分からない小さな傷となって残っていて、その傷に絆創膏も貼らないまま、野ざらしにすることは、私はしたくありませんでした。

この傷の原因は、すごくうやむやなまま放置されていて、多分、ほんの小さな傷と認識しているのは私一人です。他の人にとっては、きっと風化してしまったことでしょう。

そういったことは、世の中にはごまんとあると思います。
今回、この歳になってそうした経験をしたことは、とても意味があることと感じています。

ちょうど今の時期、私のチャートでは、ネイタルのMCに、トランジットのキロンがぴったり重なっています。

キロンは一般的に〝魂の傷と癒し〟と言われていますが、自分のケースに当てはめると、MC=天職との重なりは、次のような感じかな、とふと思いました。

〝どうしようもない痛みの体験をして、人の傷を癒す仕事をしていく。
キロンは9ハウスにあるので、たとえば占星術を通して人を癒していく。
それによって、完全には癒えることはないけれども、自分の傷もだんだんと癒えていくようになる〟

どうしようもない痛みというのは、自分の力では解決できない、社会や集団的な価値観からくる痛みであり、牡羊座のキロンなので、ありのままの自分やアイデンティティに関する傷や痛みであるように思いました。

こうして書いていると、一連の流れがとてもよく理解でき、納得もできました。元々、ネイタルの水星はネイタルのキロンに重なっているので、書くことが癒しにつながります。

またネイタル水星は、MCとも緩く重なっているので、今の時期はトランジットとネイタルどちらのキロンとも重なっていることになります。

やはり次のステージに進むための出来事だったのだなと分かり、すっきりしました。
そして、身近にいた人達や、とてもお世話になった方達などには、全員に対してご挨拶でき、また思いがけない方からお手紙や花束などいただいたので、温かい気持ちで満足して去ることができました。

さあ、これからの目標に向かって進んでいこう!と清々しい気持ちです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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アレクサンドリア/占星術
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