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旅の思い出 イタリア

こんばんは、アレクサンドリアです。

投稿企画を見て、何気なく書き始めた旅の思い出ですが、夢の中に、一緒に旅した女友達が出てきたり(なぜか彼女は妊娠していました)、起きているときでも夢見心地で(仕事が休みのため。もうすぐ長い休みに入りますが・・・)、不思議な感覚を味わっています。

ということで、昨日の続きを書いてみます。

ドイツから次の国、イタリアへは夜行列車で行きました。
ミュンヘンの駅を発ったのは真夜中。クシェットという寝台で、たしか4人が寝れるスペースに、私と友達、日本人の女の子、外人の男性だったと記憶します。

一応、パスポートやお金など貴重品は首から下げて、服の下に隠していたのと、日本人3人というシチュエーションに安心したのか、ぐっすり眠れました。

翌朝、明るい日差しに自然に目が覚め、車窓から外を見てみると、昨日までのグレーの空とはうって変わって、青い空とエメラルド色の海が目の前に広がっているではありませんか!

ベネチアに着いたのです。
まずはサンマルコ広場に行き、世界中からの観光客とハトの賑わいの中に身を置きました。至る所に運河があり、ぶらぶらと街歩きを楽しみます。カフェでカプチーノを飲んで、アメリカ人の軍人さんとおしゃべりをしたり、イタリア人の店員さんと会話を楽しんだりして、陽気な天気にふさわしい時間を過ごしました。

とはいえ、2日目のベネチアは曇っていて、イタリア北部ということもあり、寒かったのを覚えています。この日は町の雑貨屋さん巡りをして、素敵なピエロの鏡を買いました。

次に向かったのは花の都フィレンツェで、南下していくにつれ、どんどん天気が良くなっていき、私達の気持ちも明るくなっていきます。
まずはドゥオーモのてっぺんまで登り、街を一望すると、一面に赤茶屋根の建物が広がっていて、ルネサンスの時代に生きているような気分になりました。
ヴェッキオ宮殿、「ヴィーナス誕生」の絵画で有名なウフィツィ美術館など、見るべきところは隈なく見ていると、高校時代の同級生とばったり!ということもありました。

ローマに行く前に、トスカーナ地方のアッシジに立ち寄ることにしたのは、聖フランチェスコ教会をぜひ見ようということになったから。その天井画は、それまでの国で観たものにも増して美しかったです。

また、街歩きをしていて、偶然立ち寄ったサン・ダミアーノ修道院では、夜のミサが行われていて、人々が皆、泣いたりしている様子をみて、よく分からないけど、敬虔な人々なんだろうな、と感じました。
宿のオーナーもとても親切で、助けてもらう出来事もありました。

次はイタリア最後の町、ローマです。
まずバチカン市国に行き、サン・ピエトロ大聖堂のクーポラの頂上まで登り、ローマの壮大な景色を一望します。登るのは大変だけど、やはり高いところは好きですね。
その後、スペイン広場でジェラートを食べ、コロッセオやフォロ・ロマーノの遺跡を見て、真実の口に手を入れるなど、やってみたかったことはやり、見るべきところは隈なく見れて満足でした。

コロッセオの中に入ると、不思議と、はるか昔の古代に、この場所で競技が繰り広げられ、声援が響いていた雰囲気が感じられたのを思い出します。

噂で聞いていたジプシーの少女たちにも遭遇し、取り囲まれ、カバンのチャックなどに注意しつつお喋りもして、何とかさよならできました。

それにしても、どの町でもイタリア人は陽気でフレンドリーで、旅人をにっこり笑って「チャオ!」と迎え入れてくれ、本当にありがたかったです。

また、食べ物の美味しさにも脱帽でした。パン、ハム、チーズ、オレンジなど、これらは毎日、市場で買っては飽きることなく、美味しく食べ続けました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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