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【読書まとめLog-007】



こんにちは!『AlexLab』のAyatoです😁

今回は【課題解決】【専門性】【理解力】についての、3冊です。

※この記事は、リアル本、kindle、audibleからインプットした本の感想や学びの応用案などを共有していく試みです!
※必ずしも読書の要約ではなく自分のフィルターを通して共有しています。

「クリエイティブジャンプ」

この本はホテルプロデューサーの著者が、宿泊事業の立ち上げや展開においてさまざまな課題をクリエイティブに解決してきた事の方法を紹介してくれる📕

「クリエイティブジャンプ」とは、
一言で言うと課題解決の事で、
要素をただ順番に進めていくのではなく、その課題の状況にあったタイミングでサイクルのように回したりするもの🤓

【クリエイティブジャンプ5つの要素】

  1. 本質をディグる
    課題を既存の概念以外から見直してみること。

    そうする事で課題を再定義して新たな切り口が得られる。

    課題を多面的に見直す事で本質の形が浮き彫りになるイメージ🤔

    ※「ディグる」とは、英語の「dig(掘る)」に由来するもので、「情報を探す」「発見する」「深堀する」という意味で使われている。

  2. 空気感を言語化する
    その課題がどういう文脈なのかを理解する事でより課題に対する理解が深まるということ。

    そのためにまずは業界内のその課題や歴史を言語化してみる事で空気感を捉える必要がある。

    空気感を読み解く為には、対象の個性を別の対象との比較や相対化により発見しやすくなる。

  3. インサイトを深掘りする
    これは顧客心理の観察の事で、
    本人すら意識してない決定要素である深層心理を観察と仮説により探ること。

    表面的な意思決定ではなく、深層心理までイメージして深掘りをする。

  4. 異質なものとマッシュアップする
    異質なアイディアを掛け算のように組み合わせる。
    その際、アイデアが迷子にならない為に軸となる定数を決めて、そこに様々なモノ(変数)を掛け合わせてみる。

    定数×変数(ホテル×時計等)

  5. 誘い文句をデザインする
    UGCを産む仕掛けをデザインする。
    ※UGC(User Generated Content)とは、ユーザーが生成したコンテンツを意味するマーケティング用語。SNSの投稿や口コミサイトのレビュー

    つまり、顧客が自然と広めたくなるようなキーワードを盛り込んだ仕掛けを作る。
    キーワードは顧客にどういうイメージで広めてもらうかをブランドイメージに沿って考える。(カップル向けや婦人向け、綺麗なのか、落ち着くなのか等)


「替えが効かない人材になるための専門性の身につけ方」

技術の発展により良質なスキル(専門性)を持った人材ではないと、必要とされなくなる現代。

今後、尚更専門性を身につける事が重要で、ただ一つの専門性に固執するのではなく、新たに獲得していく必要がある。

そして専門性には【研究】がキーワードとのこと🤓※研究の定義は新しい技法を身につける手法のこと。

個性的な専門性が必要になり、専門性を持っていないと、替えの効く人材となり居場所がなくなってしまう。

故に自ら学ぶ事が大切で、簡単に学べる系の自己啓発本等では他者と差別化できないという主張😅

自分の専門性を進化させていく事が重要なので、専門性を身につける方法を学ぶのが重要🤔

著者の問題提起として、リスキリングがトレンド化した為詰め込み教育のような、実際に専門性が身につかない簡易的なスキル獲得方法が増えている。(例えば、「たった〇〇で身につく〇〇学習法」みたいな本)

その話の流れで、専門性が身につかない要因と対策として、以下を紹介してくれる。

  • すぐ身につくものはすぐ使えなくなる
    (これは非常に本質をついていると思う🤔)

  • お金など外発動機付けではなく、好きだからこその内発動機付けを活用する事の方が成長率が高い(好きこそものの上手なれ)

  • 過去の経験に価値を置いていると置いていかれる
    ※知の陳腐化が早い為専門知識をアップデートしつづけないといけない

  • 仕事に直結する専門性以外の領域に目を向ける必要がある
    ※自身の枠外の知識を獲得する為


新たな業界の誕生や、違う業界からの参入等でゲームチェンジが容易に起こりえる現代において、

ゲームチェンジ後は[旧]に属していると滅亡する。
日頃から[旧]ではなく[新]に目を向けておく事が今から実践できる対策方法。
(具体的には、業界内の新しいビジネスモデルやマネタイズ法、テクノロジーの活用とか🤔?)

専門性を生産していく為に専門性を身につける型を身につける事が重要となる。
まずは型を身につけて型を破る順番で進む必要がある。(型を身につけず適当にするのは型無し)

専門性を生産出来るようになる事は、
新たな価値を生み出せる人になるということ。

日本人は業務を遂行は出来ても新たな概念創造が出来ない(頭の中の考えを書き出してみるとA4 2〜3枚のみしかないと言う痛い指摘😓)

専門性とはどうしたら使えるかという消費の視点ではなく、専門性をどうしたら生産できるかと言う視点がポイント❗️

つまり、専門性とは専門知識を生み出す技法でありそれこそが『研究』のこと。
※研究とは知識を進化させる事

ほんの数十年前は知識は継承し保存するものという固定化されたものだったが、知識は研究し進化するものというふうになった。
(勿論両方の視点が大切だが考え方のレパートリーが増えたという事)

専門性は体系建てられた知識であり、必要な時に必要な部分だけ使える情報とは違う。

知識と知識の関連付けが出来て、知識の構造化が自身の中にされることが専門家になるということ。
※非専門家との違いとして、非専門家は断片的な情報をバラバラに持っているのみ


では専門性を身につける為の方法とは?

  • 自分ならではの視点で問いを持つ
    読書をする事が問いを産むのに役立つ。
    良質な問いを持つ事で専門性を深める事ができる。
    問いを持つ事が習慣になってくると、問い自体がドンドンシャープになっていく❗️

  • オリジナリティを発見する
    その為にもまずは、すでにわかっていることは何かを把握する必要がある。
    自分の専門性を差別化して、〇〇の領域ならアイツに聞けと言われるようにする。
    既存の専門性と比べて、どこが新しいか明確にする。

  • 多様な意見を尊重する
    一つだけの考えに固執していると新たな知識を得る事ができなくなる為。


「1%の本質を最速でつかむ理解力」


弁証法や帰納法という思考フレームを持っておくといい。
思考フレーム(問い)を持つ事が本質をスピーディーに掴む為に必要になる。
問いとは思考するための呼び水だと考えるといい。

様々な問題に出会った時、本質を素早く捉えて理解する為にも、
日々の問いにより得た知識が脳内ライブラリへ格納されて活性化されている事が重要❗️


理解力を高める為に読書は良い、
言語能力の向上、新たな知識や価値観を取得することにつながるから。
読書をして言語能力を伸ばす事で表現ができるようになり、インプットする時にも理解が増すという良いサイクルが生まれる。

※詳細な表現法という知識を持つ事で脳内ライブラリを豊かにして、理解の解像度が上がる。



読んでくれた方の新たな視点や疑問などに繋がればと思う次第です!
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最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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