わたしのなかに
こんにちは。
note毎日書こうと思っていたはずなのにいつの間にか少し経ってしまいました、
今日は最近思ったこと。を書きたいと思います。
先日、急に眉毛脱色をしたい!という思いに駆られて歩いてすぐのドラックストアに行きました。
私の住むマンションの1階には駐輪場があるのですが、さあ出かけようと思った時、強風で自転車が何台かドミノ倒しになっていました。
以前のわたし(彼と付き合う前のわたし)だったらまた倒れてしまうかもしれないし、
自分の自転車がその何台かのひとつな訳でもないし、まぁとにかくめんどくさい。と見て見ぬふりをしたと思います。
けれどその時の私は気づいたら手が動いていて、倒れた自転車を戻していました。
別に倒れた自転車を戻しただけですし、特段いいことをしたとも思いません。でも私の中でたしかに起こっている変化が私を驚かせていました。
その変化は間違いなく彼と付き合ってから起きている変化で、それは優しい変化でした。
彼は優しい人でした。
私のこの平凡な語彙では現せられない。こんな簡単な"優しい"だなんて言葉では片付けられない、そういう言葉にできない素敵さをいくつも持っている人でした。
彼と別れて私は悲しいことばかり考えていて
彼と私は運命じゃなかったんだとか、
彼は私の事本当は愛していなかったとか、
そういうことばかり考えていました。
それは別に本当のことを言えば、
運命なのか偶然なのかなんてどちらでもいいことなのかもしれません。
そんなものは自分が好きなように捉えばいいもののはずでした。
でもあの日、彼が自殺したと電話があったのを自殺未遂で病院に運ばれただけと信じる事で精神を保った私は現実は易しくないと知ってしまいました。
信じていたものが突然失われたことで、それまでに信じていたものを全て疑うようになってしまいました。
だから、彼とのつながりは無い。つながる方法もない。愛されてなんかいないし、最初からつながりなどはない。来世もなければあの世もない。と信じるようになりました。
でもその日。
私の中で、確かに私ではない彼の優しさがあったのを感じました。
そうやって自転車を戻し、ドラッグストアまでの道のりを星を眺めながら歩いているとやっぱり彼はいつまでたっていても私の光なのだと思いました。
彼を苦しい思い出にはどうしても出来なかったのです。
彼が進んだ道、それと同じ道はあゆむことは出来ません。でも、彼と似た優しい道を私が作ることは出来るのでは無いかと思いました。
どこまでいってもやはり彼を想ってしまう。
どこにいても彼を心の中で感じてしまう。
彼は心の中で生きているよ。
これは私が彼を亡くしてよくかけられた言葉のひとつですが、こんな事を本気で思う人なんてほんとうに彼に生きていて欲しいと思っている人の言葉じゃない。とずっと疎んでいました。
初めてこういうことなのだと実感しました。
でもここではわざと
彼が心の中で生きている。
のではなくて、
彼が心の中に居てくれる。
と表現したいと思います。
なんでこっちの方がいいのかは、
私も分かりません笑
これを見てくれる誰かの中にもきっといるんだと思います。
あなたの生きていて欲しかった誰かは、あなたの中にいてくれます。
いつか感じれる。
そんな日が訪れることを願ってます。
追記.
眉毛脱色は無事大成功して眉マスカラしなくてもいいくらいの本当にちょうどいい眉毛になりました笑笑
すっぴんでも垢抜け感出るし、近々行くライブのためにやったのですが案外よかったです。